京都に来てよかった。そう思えた4つのこと

みなさんこんにちは!そして京都へようこそ。入学式も終わり、新生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。
京都での大学生活を夢見てきた人がいる一方で、不本意ながら京都で大学生活を送ることになった人もいるかもしれません。
この記事では、4年間の大学生活を京都で送ることになった皆さんが、卒業するまでに京都に来てよかったと少しでも思ってもらえるよう、私自身が京都に来てよかったと思ったことを紹介していきます。
もくじ
1 観光地がすぐそばにあること
これに関しては、王道の理由だと思われた人もいるかもしれません。ですが、京都の大学生活が4年目に入る今、観光地がすぐそばにあることはとてもラッキーなことだと感じています。
観光地がすぐそばにあるということは、好きな時に何回でも行けるということ。コロナ禍が明け、インバウンドが増加している今、京都の観光地はどこも大混雑です。しかし、京都で学生生活を過ごす私たちは、時間や時期で混雑を避けることができます。
また、京都旅行でまわれる観光地はほんのわずかです。京都にあるすべての観光地をまわろうとするなら、長い滞在時間が必要になります。それに対して、旅行時のようにたくさんのお金や時間をかけることなく、行きたい季節に何度でも行けること、それが京都で学生生活を送る大きなメリットだと思います。
個人的な春のおすすめ観光地は京都府立植物園です。
地下鉄烏丸線北山駅からすぐの場所にある植物園で、500円とリーズナブルな価格で入園することができます。ちなみに、私と同じ府立大生なら、学生証呈示で、無料で入ることができます!
春におすすめできる理由は、桜に囲まれてピクニックができるから。広い園内でゆったりとくつろぐことができます。
季節に合わせて気軽に好きな場所にでかけられる。これが京都に来てよかった1つめのことです。
2 歴史的な祭りがみられること
またまた王道の理由になってしまいましたが、これもかなり貴重なことです。日本三大祭に数えられる祇園祭に加え、歴史的に有名な葵祭や時代祭もみることができます。この3つは時期が違うため、全部見たい!となると別の季節に京都に来なければなりません。
また、観光客ではできない体験もすることが可能です。それはアルバイトとして祭りの行列に参加ができること。祭りによっては条件が変わってくるそうですが、広報部のメンバーは時代祭の行列に参加していました。その様子は下の記事に載っています。
“京都でしか経験できない!時代祭アルバイト体験記”
私も京都の三大祭すべてに行ってきました。普段は車が走っている道路に、馬が歩いている景色はとても面白かったです。また、祇園祭の鉾に登ったことは今でも印象に残っています。このように歴史的な祭りがすぐそばで行われており、参加できる機会が与えられていることは、京都ならではではないでしょうか。
コトカレでは、祇園祭の記事も掲載しています。興味を持ったら、ぜひ今年の祇園祭に行ってみてください!
“【絶景】祇園祭•山鉾巡行を京都市役所の屋上から観たら、驚きの景色が広がっていた”
3 多くの大学生と会えること
みなさんは、京都が学生の街と言われているのを知っていますか?京都市人口に対する学生の割合は、全国の政令市で最も高く、約1割を占めるとも言われています。その結果、色々な場面で別の大学の学生と交流することができます。
京都学生広報部のように京都市の学生団体に入るもよし、他大学のインカレサークルに入るもよし。自分の選択次第で、多くの学生と出会えるのは京都の大学生ならではです。
サークルだけでなく、アルバイト先にも様々な大学生が集まります。私も3年間続けているレストランのアルバイトで、様々な大学の同級生、先輩後輩と出会えました。サークル、アルバイト以外に京都市主催のイベントに参加することもあり、そこでも出会いが広がりました。
たくさんの大学生と出会える場所が京都市にあることも、うれしいポイントです。
多くの大学が京都市内にあるため、文化祭の時期に様々な大学のお祭りに行くのも楽しいですよ。広報部でもいくつかの大学の文化祭に取材に行っているので、よかったら記事を読んでみてください!
“【橘祭 2024】地域に根差した京都橘大学の学園祭へ”
“【京大NF 2018】京大の学園祭ってやっぱり変わってる?”
また、京都には大学生にとって便利なアプリ「KYODENT」というものがあります。
このアプリ内会員証と学生証の呈示で、二条城や京都市京セラ美術館、京都市動物園に100円で入場できるなど、さまざまな特典があります。出かける際にぜひ使ってみてください!
4 お気に入りの商店街を見つけられること
京都の有名観光地をある程度制覇したら、次は商店街に行ってみましょう!京都市には多くの商店街があり、どこも少しずつ雰囲気が違います。観光メインの錦市場から、昭和レトロな出町桝形商店街など色々あります。
友人と喫茶店を巡ったり、一人でおいしいパン屋を探したり、商店街で通な楽しみ方をしてみるのはいかがですか?
私も全部制覇したわけではないので、あと1年で行けるところは全て行きたいと思っています。
商店街によっては、七夕などのお祭りをやっていることもあります。季節に合わせて巡ってみるのもいいですね。
番外編
ここまで、多くの学生にあてはまるものを紹介してきました。ここからは番外編として、私個人の生活の中の推しポイントを紹介してきます。
鴨川があること
私の中で京都に来て、京都に住んでよかったことナンバーワンといっても過言ではありません。私の大学の位置上、大学へは鴨川沿いを自転車で通学しています。これが私の一番好きな時間です。春夏秋冬、鴨川は様々に姿を変えていきます。春のゆったりとした空気も、暑い夏の夕方に吹く少し涼しい風も、全部お気に入りです。
鴨川では、同じ空間にいながらみんな別のことをしています。走っている人もいれば、ウサギと散歩している人がいて、寝転がって本を読んでいる人がいる。凧揚げしている人や、ラジコンを操縦している人もいます。同じ空間にいるのに、みんなが自分の好きなことをしていて、誰も人の目を気にしないあの空間が、私にとってはたまらなく好きなのです。
熱く語ってしまいましたが、鴨川沿いに住んでいなかったとしても、鴨川がおすすめスポットなのは変わりません。春や秋のピクニック日和の日には、観光客の人もピクニックをしています。私も新歓の時期にサークルでピクニックを行いました。
私のお気に入りは、好きなドーナツを食べながらぼーっとしたり、本を読んだりすることです。
みなさんも一度は、時間を忘れて鴨川でゆっくりしませんか?
電車一本で他府県に行けること
これは関西圏に住んでいる人からしたら当たり前かもしれません。ですが、静岡から京都に引っ越してきた私にとってはかなり衝撃的でした。
静岡県の中部に住んでいた私にとって、別の県に行くには在来線で長く時間をかけていくか、お金をかけて新幹線で行くかのどちらかしか方法がありませんでした。
しかし、京都に住んでいる今は、1000円もかからずに大阪や奈良、兵庫に出かけることができています。これを高校生の私に伝えたらびっくりするでしょう。
京都ももちろん好きですが、他の地域への観光も好きなため、簡単に遠出ができる関西圏の路線にとても感謝をしています。
また、就活中の今、大阪に行くことも多いため、その面でもありがたみを感じています。
京都学生広報部があったこと
宣伝になってしまう気がしますが、本当によかったと思っているため紹介します。
広報部に入って圧倒的によかったことは、普通に過ごしていたらできない経験ができること。
私はこれまでに、よしもと祇園花月とのコラボイベントで祇園花月のステージに立たせていただいたり、有名俳優の横浜流星さんの撮影現場や、京都市長との挨拶の場に立ち会わせていただいたりしました。
ミーハーな私にとって、この経験は一生もの。特に、天才ピアニストさんに取材できたことは、竹内さんが府立大のOGであったということもあり、とてもうれしかったです!
その時の様子はこちら。
“【祇園花月大学】天才ピアニスト直伝!学生時代にすべき4つのこと(前編)”
“【祇園花月大学】天才ピアニストに社会人時代の話やイベントの意気込みを聞いてきた!(後編)”
おわりに
ここまで私が京都に来てよかったと思えることを紹介してきました。私は京都に来ることを目指していたため、京都に来て4年目を迎える今も、新鮮な気持ちで京都での生活を楽しんでいます。人の感じ方にもよりますが、京都は本当によいところです。進学先として京都を選んだことを後悔したことは、1度もありません。
一方で、京都の大学生となることを最初から望んでいなかった人もいるだろうと思います。ですが、京都で大学生活を送ることになったのなら、これも何かのご縁だと思って楽しんでみませんか。あなたの選択次第で、楽しいことを山ほど経験することもできます。
この記事を読んでいる皆さんが大学生活の終わりに京都で学生生活を送れてよかったと思えるようになることを、心から望んでいます。どんな大学生活にするかは全部あなた次第です。
そしてもしよかったら、私たちと一緒に広報部の活動に参加するという選択をしてみるのはいかがですか?
【新入部員募集】私たちと一緒に京都の魅力を発信しませんか?
(京都府立大学 公共政策学部 遠藤彩花)