【京大NF 2018】京大の学園祭ってやっぱり変わってる?
みなさんこんにちは!
今回は2018年11月22日(木)から25日(日)までの4日間にわたって行われた京都大学の学園祭、11月祭(通称NF = November Festival)を取材させていただきました!
京都大学には「変人」 が多いと言われがち。
実際に、公式で「京大変人講座」というものを開催したりもしています。
そんな京都大学の学園祭はいかなるものなのか・・・。
11月祭HPを見ると、脱出ゲーム、巨大UFOキャッチャー、映画上映から京大入試数学模試なんていうものまで、ユニークな企画がズラリ。
期待が膨らみます!
もくじ
11月祭に行く前に
とにかく内容盛りだくさんなこの11月祭。ステージ企画等では1日限りの企画もあります。
今回参加してみて便利だったのが公式パンフレット。しっかりとしたつくりでタイムスケジュールも非常に見やすいです。模擬店のクーポンもついてきます。
まれにみるクオリティの高さ。これも京都大学ならではなのかも。
それではさっそく潜入した模様をお伝えしていきます!
意外と流行には乗る
まずは模擬店がズラリと並ぶおまつり広場に到着!
おいしそうな匂いがしてきました!
とりあえず、巷で流行っているというヒーフハッハフヒ(チーズタッカルビ)をいただきました。
ご覧ください、このチーズの伸び!SNS映えする写真が撮れそうですね。
今回こういうのはあまり求めてないんですがね。
んー・・・思っていたより普通の学園祭っぽいかな?
・・・と思いきや、目に留まるものが!
医学生の占い
周りのテントとは明らかに違う雰囲気のカーテンで覆われたテントが。占いの館です。
雰囲気から作りこんでいて面白そう。もちろんおじゃまします!
聞いてみると、医学部水泳部の毎年恒例の企画で11月祭前に占いを特訓するんだそうです。
では早速占っていただきます!
手相占いもありますが、筆者の手相は最悪なのでいい結果を祈ってタロットを選択。
ジャンルは恋愛についてお願いしました・・・(笑)。
タロットカードが3枚引かれました。左から順に過去、現在、未来。
カードの意味と向き(正位置と逆位置)で占います。
例えば上の写真ではデビルの逆位置。
どういう意味なんだろう?明らかによくないカードな気がしますが・・・(笑)。
すると占い師さんがこう口にしました。
「誘惑に抗い、今までの恋愛観から脱却しようとしてはいませんでしたか?」
・・・え。ちょっと当たってるかも。
さらに現在についても悩みが見事に当たり、未来では今の悩んでいることが解決することなく救われないという結果でした。
救われない・・・。
過去と現在が当たっているということは良くない未来も当たるのでしょうか。
気にしていることも見透かされたようで少しだけ腹が立ってしまいます・・・(笑)。
11月祭名物!おから投げ
沈んだ気持ちのままグラウンドを後にしようとすると、謎のコーナーが出現。
おからを投げるコーナーらしいです・・・(笑)。
「ストレス発散にいいですよー!」と言われ、なるほどと思った筆者は、占いの憂さを晴らしに・・・。
ウリャア
枠から出している顔に当てて楽しめます。でもこれが意外と当たらなくて面白い!
夢中になって投げて、本当にストレス発散になりました。
クジャク握手会
イベント情報を見ていて筆者がどうしても行きたかったのがこちら。
クジャク握手会です。
なぜクジャク。すごい発想。
探すことになるだろうと思っていたのですが、このクジャクさん普通に通路にいました。
残念ながら握手はできないみたい。触れ合って終わりです。
理系の「さいえんす教室」が面白い
校舎内を歩いていると京都大学らしい面白そうなコーナーが。
『理系自主ゼミサークルS2S』が数学や物理に関する展示をしています。
「ソファ問題」「二重振り子」「石取りゲーム」など、有名なものを子供から大人まで楽しめる形で紹介。
すぐに参加でき、実感も沸いて面白かったのがこちらの「ビュフォンの針」コーナー。
平行線を引いた床に針をスピンさせて投げ、それらが交わる確率から円周率を測定するというものです。何もわからない筆者からすると、そんなことで円周率が出てきてしまうのが不思議でなんだか魅了されます。
消しゴム(針の代わり)の長さや平行線の間隔は、事前に計算してセットしてあります。
筆者も投げさせてもらいました。3回中1回だけ交わって、黒板の記録が書き換えられます。面白い!
この値は学園祭期間中、逐一Twitterで更新しているようです(笑)。
数式だらけの冊子(『S2S』発行)も販売されているのですが、こちらには解説が詳しく書いてあり、興味のある人はとことん楽しめますね。
まとめ
初めて11月祭に行きましたが、とにかく各企画のインパクトが強かったです。一日中満喫できましたし、もし全て回るとしたら一日では足りないかもしれません。
変という意味にとどまらず、京都大学らしい企画が多かったです。
いくつかをピックアップした形になってしまいましたが、雰囲気が伝われば幸いです。
興味を持たれた方は、来年ぜひ足を運んでみてください!
今年の11月祭の詳細はこちらからどうぞ!
(文:同志社大学 経済学部 田川鈴華)
(写真:同志社大学 社会学部 西野洋史)
(取材協力:立命館大学 産業社会学部 岡嶋望)