京都でしか経験できない!時代祭アルバイト体験記
こんにちは!
皆さんは、京都三大祭の一つである時代祭をご存知ですか?
私は、高校生の頃からずっと興味があった、時代祭の行列に参加するアルバイトをしました。この記事では、時代祭当日のアルバイトの様子を紹介します!
時代祭は、毎年10月22日に行われるお祭りです。時代ごとに、歴史上有名な人物の衣装を着た人々が、京都御所から平安神宮に向かって練り歩きます。明治時代から始まり平安時代まで、時代を遡る形で行列が進みました。
もくじ
時代祭が始まるまで
早朝、平安神宮に集合してからすぐに衣装を着ました。衣装といっても、豪華な着物ではありません。アルバイトの人は歴史上の人物の名前が書かれた旗を持つか、役の方が乗る台車を押す役割のため、全員が白い袴にわらじを身につけます。
袴は想像していたより重くなく、動きやすかったです。また、わらじを初めて履きましたが、紐でしっかりと固定したので歩きにくさは感じませんでした。
着付けが終わった後、徒歩で御所へ向かいました。朝の早い時間でしたが、既に観光客や地域の方などが道沿いで観ておられました。
御所に着くと、至る所に馬や装束を着た人が集まっていて、時代劇の撮影現場に来た気分になりました。
華やかな平安装束
私は、行列の後半に登場する、平安時代婦人列の台車を支える役割でした。平安装束の十二単は、時代祭の見どころの一つです。紫式部役や清少納言役の方が御所に到着されると、その場が華やかになりました。
時代祭が始まり、行列が出発すると多くの人に見られることから、身が引き締まる思いでした。後半にかけて少し疲れを感じましたが、見ている方から「頑張れ!」という声が聞こえ、励まされました。
経路図
おわりに
時代祭当日は天候に恵まれ、無事に平安神宮まで歩き切ることができました。京都の歴史あるお祭に参加でき、とても貴重な体験でした。時代祭のアルバイトは、男女ともに募集がありましたが、他のお祭りでは男子学生のみの募集が多く、女子学生が参加できるお祭は珍しいと思います。
皆さんも、京都ならではのアルバイトをしてみてはいかがですか?
平安神宮 時代祭の紹介ページはこちら
(同志社大学 文学部 井本真悠子)