1日の利用者2500人!現役生が立命館の食堂を紹介!
みなさんは「大学ならでは」と言われたときにどんなことをイメージするでしょうか。
キャンパスの外観や自由に選択できる授業などを考える方もいるでしょう。
私は今回「大学食堂」に注目し、私自身が通っている立命館大学の生協食堂を取材してきました。お届けする内容が中高生のみなさんの大学選びの参考になったり、新しく立命館大学に通うことになった新入生のキャンパスライフにさらなる彩りを加えるものとなったら幸いです。
立命館大学に現在通っているけれどコロナ禍で足を運ぶ機会のなくなっていた方も、この記事を読めばきっと食堂に行きたくなるはず!
もくじ
衣笠キャンパス 基本の3食堂
立命館大学の衣笠キャンパスには食に関する施設は食堂以外にもカフェやレストランがあるのですが、今回は3つの食堂『存(ぞん)心館(しんかん)』『以学館(いがくかん)』『諒(りょう)友館(ゆうかん)』に注目してご紹介します!
それぞれの食堂は営業時間が異なり、最も長いのは存心館地下食堂の19時半まで。昼は自分の好きな組み合わせで注文しますが、17時以降はいくつかの定食から選ぶ形となります。食堂はキャンパス内にほぼ等間隔で配置されているので、利用する学生の所属学部は偏ります。例えば以学館は産業社会学部(以下、「産社」という)の学部棟でもあるので、当然産社の学部生が多くなります。
共通する特徴はなんといっても、メニューの豊富さ!
期間限定メニューも多く、毎週のように新しいメニューを見かけます。
これらの期間限定メニューは、立命館大学の食堂でしか食べられないものも多いです!
2021年6月には、コロナ禍のために学生が食堂を利用する機会が減ってしまったことを受けて、各キャンパスで新メニューが考案されました。
衣笠キャンパスではヤンニョムチキン、BKC(びわこ・くさつキャンパス)では豚かつチリ玉丼(Buta Katsu ChillitamaでBKC笑)、OIC(大阪いばらきキャンパス)では二郎系ラーメン、といった独創的なメニューを食べることができました。
最近では、学生団体とコラボした上に低価格であることでも話題となったヴィーガン料理や、クリスマスなどの行事を捉えたスペシャルメニューなどもありました。
各地方の特産品を使ったフェアなども行われているので、京都にいながら全国の料理を食べることもできちゃいます!
迷ったらここ!存心館食堂
席数が多い!広い!多くの立命館学生が利用するのがこの存心館食堂。学生からは「ぞんち」という愛称で親しまれています。
この食堂の特徴はなんといっても営業時間!他の食堂と異なり、夜の19時(コロナ禍以前は21時半)まで営業していて、5・6限の講義が終わった人や1人暮らしで晩ご飯を食べに来る人も多くいます。2017年にリニューアルされたばかりなのでとても綺麗ですよ。
存心館は正門から最も近く、キャンパスの中心に位置す建物なので、法学部の学部棟でありながら、学部を問わず“授業後に小腹が空いたらとりあえず『ぞんち』に寄ろう!”という人も多いです。
コロナ禍でも1日の利用者数は2200人近く!(2021年時点)
例年であれば3000人を超えるそうです!営業時間が長いというのもありますが、これは3食堂の中で最も多いです。それだけ多くの人に親しまれている食堂ということですね。
広々としたカウンターで休憩!諒友館食堂
キャンパスの西の方に位置しており、文学部や国際関係学部の人を中心に利用されているのがこの諒友館食堂。
この食堂の特徴としては、窓際に並ぶカウンター!天気のいい日は食堂全体が明るい雰囲気
になり、気持ちがいいです。
実は諒友館食堂の地下には「ROSSO」というパン屋さんと、いくつかの座席が用意されています。2人がけのソファ席もあるので、私もグループワークなどを行う際はここを活用していました(笑)。このソファは近くに充電器もあり、作業がしやすく座り心地もとても良いのでぜひ体感していただきたいです。
産業社会学部の憩いの場!以学館食堂
東門から入ってすぐ左に見えるのが産業社会学部の学部棟である以学館。その地下にあるのがこの以学館食堂。3食堂の中では最も営業時間が短いうえに、東門の近くには他の学部棟がないので、産社生を中心に利用されています。
かくいう私も産社生。以学館食堂に一番お世話になってます(笑)。
この以学館食堂はちょっとした穴場。存心館や諒友館はお昼時になるとどうしても並ばないといけないですが、ここは比較的空いているので、友達と一緒に行くなら最も席を取りやすい食堂です。
不思議な現象として、「おかず」「麺」「丼・カレー」の3つの列があってそれぞれ食べたい列に並ぶのですが、なぜかみんな真ん中のおかずの列に並ぶという傾向が見られるので、麺と丼・カレーであればすぐに食べられます。
立命館大学の衣笠食堂総店長である石角さんから高校生の方へのメッセージ!
立命館大学の食堂の記事を書くことにあたり、期間限定・人気のメニュー、利用者数など様々なことを教えていただいた衣笠食堂総店長である石角さんから、これからどの大学を志望するかで悩んでいる受験生や、立命館大学への進学が決まった新入生へのメッセージをいただきました。
「私の通っていた大学には生協がなくて、学食はラーメンやカレーだけでした。生協がある大学って普通の学食に比べて色んなものが充実しています。全国各地の料理が1つのお店で食べられるのは、大学の生協食堂ならではだと思います。私達は大学生活を彩ると同時に、授業の合間に一息付けるような場所にしたいと考えているので、高校生の皆さんも明るい気持ちで立命館大学に来て、食堂でご飯を食べていただけたらと思います。」
おわりに
いかがでしたか?
私は1回生の間、週に4・5回のペースで食堂を利用していましたが、どの食堂もとても魅力的で毎週のように変わるメニューを楽しみにしていました。
中高生の方はオープンキャンパスなどで立命館大学に来られた際にはぜひ食堂にも立ち寄ってみてください!新入生の方はぜひお昼には食堂を利用して好きなメニューを探してみてくださいね!
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(立命館大学 産業社会学部 細田大和)