あつーい夏の京都、涼しさを求める人が行くべき場所3選!
今回は、蒸し暑い夏の京都で訪れるべきスポットを、京都に住む大学生の視点で紹介したいと思います!
盆地の地形をしている京都は、夏は蒸し暑く、湿度が高いと酸欠レベルの暑さ。でも、せっかくの夏を楽しまないのはもったいない!
京都は夏ならではの楽しみ方が沢山あるんです!!
そこで、夏の京都で涼を感じられるスポットを3つ+番外編でお届けします!
もくじ
納涼床で涼みながらご飯を食べる
まずは夏の名物・納涼床から!
夏の京都を訪れたことがある人は、鴨川沿いの飲食店が店外に納涼床をずらーっと並べているのを見たことがあるのでは?
京都の蒸し暑い夏を涼しく過ごすために、夏限定で川の上に座敷を設けているんです。
ちなみに冬になると納涼床は跡形もなく消えているので、毎年組み立てているのだと思うと、すごいですよね。
訪れるなら、夜がおすすめ。昼間は日差しもあって暑いですが、日が暮れると川の冷たさが涼しい風を運んできます。提灯にも明かりが灯るので、風情もより一層感じられますよ。
また、より涼しさを感じたいときは貴船の川床に行くことをおススメします!貴船の川床は川に足が浸けられるほど川との距離が近いので、涼しさにおいてはダントツです!
私は以前、そこで足を浸けたのですが、水が冷たすぎてすぐに足を引っ込めてしまいました。
納涼床は値段が高くて敷居が高い……と思う方も、最近はカフェやコーヒーチェーン店も納涼床をやっているので、ふらっと訪れてみては?
涼を感じに神社仏閣へ
京都には、涼を感じられるスポットが沢山ありますが、神社やお寺もその1つ。
夏ならではのお祭りを開催している神社仏閣は多いんですよ。
中でも、御手洗祭(みたらしまつり)は冷たい水に足を浸ける「足つけ神事」があり、夏にぴったりです。
御手洗川が流れる下鴨神社で毎年開催されているのは有名ですが、いくつかの神社仏閣でも開催されているので、足元から涼みたい方にはぜひおススメです。
下鴨神社の御手洗祭を詳しく知りたい方はコチラから↓
他にも、平安神宮など風鈴まつりを開催しているところもあります。
風鈴の涼やかな音は、聞いているだけで暑くてじめじめした気分を和らげてくれるので、暑い夏にはぜひ訪れてほしい場所です。
また、夏は東寺や三室戸寺など蓮が咲いているお寺が多いので、蓮を見に行くのもおススメです。
蓮は朝が満開の時間なので、早起きをすることがポイントです。
(昼前に訪れた蓮池)
朝は昼ほど暑くもなく、静かにお寺を拝観できるので、ぜひ朝早くにお寺を訪れてみてください!
暑いときにはかき氷をザクザクと
暑さに耐えられないときは、やっぱりかき氷しかない!
京都には、美味しいかき氷のお店が沢山あります。抹茶も有名なので、宇治金時や抹茶のエスプーマのかき氷が食べられるお店も沢山あって、いつも迷っちゃいます。
(五山の送り火をモチーフにしたかき氷)
夏休みに行くとどこも混んでいるのですが、暑い時に食べるかき氷は至福ですよね。
……と思いながら食べているうちに、今度はどんどん寒くなってくるのがいつものパターンですが(笑)。
で、温かい飲み物と一緒に食べるんですけど、次は水分の取り過ぎでトイレに行きたくなるんです。(経験済み)
個人的には、かき氷専門店に行くよりもカフェでかき氷と別のスイーツを頼んで、友達とシェアするのがベストだと思っています。
お腹を壊さない程度に、夏のスイーツを楽しんでください!
番外編:オオサンショウウオを探す
皆さん、オオサンショウウオを知っていますか?
(子供の身長くらい大きいのも……)
国の特別天然記念物で、普段は京都水族館で見ることができますが……実は、京都の鴨川にもよく出没するんです。
夏の大雨の日の後に目撃情報が多く、上流から流れてくるんだとか。
(私はまだ見たことがありません)
なので、雨の日は友達と「今日はオオサンショウウオいるんじゃない(笑)?」という会話をしがちです。
雨上がりは川の水位も上がっているので、すぐに近づくことは危険ですが、鴨川を通る際は橋からちょっと覗いてみると、もしかしたら特別天然記念物に出会えるかも!?
さいごに
いかがでしたか?
基本的に、夏の京都を楽しむポイントは、“朝”か“夜”です!
夏に京都を訪れる方、京都で夏を過ごす方はぜひ参考にしてみてください!
(同志社大学 グローバル地域文化学部 西村彩恵)