「京都ならではの秋」を満喫しよう!
こんにちは。気持ちのいい秋風が吹きわたる、過ごしやすい季節になりましたね。秋は芸術・読書・行楽・食などを楽しむのにぴったりな季節です。秋だからこそ新しいことにチャレンジしようという人も多いのではないでしょうか。この記事では、京都で学生生活を送る大学生ならではの秋の過ごし方を紹介していきたいと思います。
もくじ
~芸術の秋~
1つ目は芸術の秋!
実は私、大の舞台好きで、必ず1か月に1本舞台を観に行きます。
そんな私が注目しているのは、南座をはじめとする各地の劇場で公演していた超歌舞伎2022」。この公演は通常の歌舞伎公演と大きく異なる点があります。それは通常の歌舞伎公演に最新デジタル技術を用いて、歌舞伎俳優とバーチャルアイドルの初音ミクが同じ舞台で共演しているようにみえるという点です。
フィナーレでは観客がペンライトを振ってライブ会場さながらの雰囲気とのこと。伝統文化と最新デジタル技術の融合…斬新ですがとても魅力的で興味がわいてきますね!この公演以降も、充実した公演ラインナップが予定されています。
南座といえば、毎年12月に行われる「吉例顔見世興行」も個人的に楽しみです。
また、学生のまち・京都では、毎年秋に京都学生演劇祭が開催されます。
この催しは2010年に「今、京都で最もおもしろい舞台をつくる学生劇団はどこか」という問いから始まり、2021年度からは野外に自らの場をつくって、「最もおもしろい演劇祭」を目指しているそうです。
記事を書いていて、京都で最もおもしろい舞台が気になってきました…!これを機に学生演劇にも触れてみたいです。
芸術に触れられる場所と言えば、美術館も外せません!京都市京セラ美術館では2022年9月17日から2023年2月まで、「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」を開催しています。
この展覧会では、ポップアートの旗手として知られるアンディ・ウォーホルの初期から晩年に渡る作品を楽しめるそうです。また、京都市キャンパス文化パートナーズ制度会員証を提示すると、京セラ美術館のコレクション展を100円で鑑賞できるのですよ。
この機会に美術作品に触れてみるのもいいですね!
部員が実際に京都市京セラ美術館に行ってみた記事はこちら
京都市キャンパス文化パートナーズ制度についての記事はこちら
出典:MKYOTO by Leaf「歌舞伎俳優・中村獅童とバーチャルシンガー・初音ミクが競演する『超歌舞伎2022』が南座にて上演!」(https://www.leafkyoto.net/20220914-kyoto-chokabuki2022/ )
京都学生演劇祭2022「京都学生演劇祭2022」(https://kstfes.wixsite.com/home)
京都市京セラ美術館「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」(https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220917-20230212)
~読書の秋~
2つ目は読書の秋!
こちらの記事では京都にまつわる物語や小説が紹介されています。
京都が舞台になっている小説を読んでみると、身近な地名やお店が登場するので京都に住んでいるからこその発見があると思います。
私のおすすめは川端康成の『古都』。京都の四季を季節ごとに行われる風物詩とともに体感できる、お気に入りの小説です。『古都』をオマージュした原田マハさんの『異邦人いりびと』と合わせて読んでみるのもおすすめです!
~行楽の秋~
3つ目は行楽の秋!
例年11月ごろになると木々が色づき、京都各地の神社仏閣でもライトアップが行われます。こちらの写真は、昨年紅葉を見に行ったときに撮ったものです。赤々とした紅葉と夜空のコントラストが美しいお気に入りの1枚です!
~食の秋~
最後にご紹介するのは食の秋!
秋は食べ物が美味しく、つい食欲旺盛になりがちですね。
こちらの記事ではマネしやすい食の楽しみ方が紹介されています。おうちカフェや自炊料理のアレンジレシピなど、どれも興味深いものばかりです。友人・知人と食を楽しんでみるのもアリですね!
最後に
いかがでしたか?古都京都は季節ごとに美しい姿をうつし、多くの人々を魅了します。
そんな特別な場所で秋を満喫できるのは貴重なことだと思います。皆さんも「京都ならではの秋」をお楽しみください!
(京都女子大学 現代社会学部 菅尾彩夏)