京都でのお出かけにおすすめ!美術館の楽しみ方。
長い自粛期間。早くお出かけしたい気持ちも高まりますね。
新しくできた友達、久しぶりに会った友達と早速どこか出かける予定を立てたくなるこの季節。さてさて、どこへ行こうか。
そんな時私が提案したい場所は美術館です。
みなさんは友達と美術館に行ったことはありますか?私は美術館に行くことが好きで、よく友達を誘っています。この記事ではそんな美術館の楽しみ方を、紹介しようと思います。
数多くある京都の美術館の中で、今回行ってきたのは岡崎にある京都市京セラ美術館。ここには、和洋や新旧、多彩なジャンルの魅力がいっぱい詰め込まれていて、本当に素敵な場所でした!
なんとこの京都市京セラ美術館。京都市キャンパス文化パートナーズ制度を利用すれば年4回展示替えが行われるコレクションルームに100円で入ることができます!!京都市キャンパス文化パートナーズ制度についての記事はこちら。
なお,京都市キャンパス文化パートナーズ制度は,令和2年4月から京都の学生のためのアプリKYO-DENT(キョーデント)をダウンロードすることで使用できます。
詳細はこちらから。
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000111091.html
そして一緒に行ってくれたのは……。
PRチーム副リーダーの山本菜摘さん!!
それでは早速行ってみましょう!
もくじ
美術館へ行く準備
その前に美術館へ行く準備をします。
現在、新型コロナウイルス拡大防止のため、京都市京セラ美術館へ入るには、前日までの事前予約が必要です。
(6月18日までは、京都府民限定。6月19日(金)以降は、京都府民以外の方も来館が可能になる予定です。)
なお、カフェ・ミュージアムショップ等の無料エリアも、現在は展覧会を予約をした方のみ利用可能です。
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては、変更する場合あり
予約は、京都市京セラ美術館のホームページか予約専用電話からできます。
忘れずに前日までに予約しておきましょう!
【京都市京セラ美術館】https://kyotocity-kyocera.museum/
予約専用電話:075-761-0239
予約ができたら、展覧会の予習をおすすめします。1番簡単な方法は、ホームページを見ることです。
ホームページには、展覧会についての情報が載っています。どんな作家さんがどんな作品を作っているのか、またメイン作品はどれか(大体ポスターのメインビジュアルになっています。)など、簡単に基本の情報がわかります。
そしてさらにおすすめしたいことは、本で情報を得ておくこと。私の場合、気になる芸術家の展覧会を観に美術館へ行くことが多いですが、その芸術家について書かれた本や絵画をテーマにした話を読んで行くと、本物を見たときの感動が大きいです。
次におしゃれをして行くこと。普段とは少し違う空間である美術館。服装も少し考えて自ら個性を出して行くと自信が出ます!
ちなみに今回の我々の格好はこんな感じ。
まずは菜摘さん。ヒョウが描かれたシャツにレザースカート!!お友達が作ったというイヤリングがチラリと見え、個性大放出です!!とっても美術館にお似合いでした!
そして私はお気に入りのゴッホ作品が描かれたスカーフと靴下を身につけてアーティスト気分。暖かい日だったので春色を着てみました。
それでは、美術館へ入っていきます!!
建物を楽しむ
入ってすぐ広がる中央ホールは外からの光を感じる明るい空間。入館する私たちを出迎えてくれているようでした。2階へ続く螺旋階段も特徴的です。
現代の多くの美術館は、建築にもかなりこだわりや特徴があります。ふと立ち止まって空間を味わってみるのも美術館の楽しみ方の1つです。
奥に進み大きな窓ガラスから見えたのは広い日本庭園。和の美しさが感じられます。先ほどの洋風な中央ホールとのギャップもありうっとりです。外に出ればこの庭園を近くで味わうこともできます。
広い美術館の中で特に印象的な場所がこの屋上テラス。新しくなった美術館の外観や先ほどの日本庭園はもちろん、岡崎の様々な施設が一望できます。取材日のような天気のいい日には広がる青空が清々しく、とても気持ちの良い開放的な場所でした。美術館の中で一息付く場所にぴったりです!
※ 東山キューブテラスは事前予約なしで見学可能です。
作品を楽しむ
新しくなった京都市京セラ美術館ではコレクション展はもちろん、現代アート作品や京都市出身の作家の展示など、様々なジャンルの展示会場が用意されています。
1人で黙々と作品を観て行くのもいいですが、友達と一緒に観ると良いところは、2人で作品に対しての感想を共有できるところ。今回も菜摘さんと「これ何でできてるのかな?」、「これ素敵じゃない?」など、驚きや感動を一緒に感じることができた気がします。(※話し声は小さくしましょう!)
また、私がいつも意識していることはお気に入りの作品を見つけること。作品を観ている途中でこの作品好きかも、と思ったときはじっくりその作品を観ていきます。どんな状況なんだろう、どんな手法で描かれているんだろう、ここの色が綺麗などなど……色んなことを考えながらその作品を頭に焼き付けていきます。そうやって作品鑑賞を続けていくと、美術館での時間がとても濃密で大切な思い出となるのではないでしょうか。私はそうやって美術館を過ごすのがとても好きです。
こちら,「北西エントランス」では鬼頭健吾さんの「ghost flowers」という展示が行われていてカラフルな世界が広がっていました!美術館の外からもこのガラスが印象的でした。
こうやって写真を撮ってみても可愛いです!最近は撮影可能な展示品も増えているので、表示などを見ながら写真にも残してください!
ミュージアムショップ
作品を観終わってから立寄りたいのがミュージアムショップ!多くの美術館にはミュージアムショップがあり、展覧会のオリジナルグッズやアートに関するグッズ、本が売られています。
ここで私はいつも、お気に入りの作品のポストカードを買うようにしています。頭に焼き付けていた作品をポストカードという形で家に持って帰れば、何度でもその作品を観ることができます。家で簡単にアートを楽しむことができますよ!
今回私が買ったものはお気に入りの作品やプレゼント用のポストカードと、お土産のラングドシャ。このラングドシャは京都市京セラ美術館のコレクション展にある作品がパッケージになっています。美術館かつ京都のお土産にぴったりですね!
下にあるトートバッグは、現在数量限定でお買い物をされた方にノベルティでプレゼントされているものです。日常使いできるものは日頃からアートを身につけることができてとってもおすすめです。
余韻に浸る
さて、美術館を出てランチをしに来ました。美術館近くにあるAu Temps Perdu(オ・タン・ペルデュ)というフレンチカフェです。
美術館を美術館だけで終わらせない!これが私の楽しみ方です。
どういうことかというと、美術館で作品を観終わった後にランチやお茶に行ってゆっくり過ごすことで余韻に浸るのです。
美術館ではなるべく静かにしたいですし、思ったことを全ては話せないかもしれません。そこで、ランチやお茶をしながら自分の気に入った絵はどれだったかとか、ミュージアムショップで何を買っただとか、美術館の話をたくさんしましょう。誰かと同じものを観て語るという有意義な時間、プライベートであまり取れていないのではないでしょうか?友達と価値観や好みに違いがあることを知るなど、新しい発見ができるかもしれません。
今回は鳥居と京都市京セラ美術館が見える最高なビューで美味しいランチをいただきました。ランチセットは1800円!大学生でも手が出せる価格ではないでしょうか?
美術館帰りにちょっと贅沢をして優雅な気分になってみてください。
美術館の楽しみ方
私の提案する美術館での過ごし方、いかがでしたでしょうか。
これは何度か美術館に足を運んでいる私のルーティーンのようなものであって、美術館の楽しみ方は無限大です。
展覧会によって様々な顔を見せてくれる美術館。大学生のお出かけの定番となってくれればいいなと思います!
ぜひあなたに合った美術館の楽しみ方を見つけてくださいね。
(文・写真:京都薬科大学 薬学部 齋藤千寿)
(写真:立命館大学 産業社会学部 山本菜摘)