和菓子づくり体験で京都の思い出つくりませんか
冷蔵庫が作られるより昔、和菓子が生まれました。
四季による季節ごとの和菓子は、見て美しく、食べて美味しい、職人により受け継がれた技術です。
京都では、そのような技術を気軽に体験することができます。
私は、愛媛から京都の大学に来たので、一度は京都らしい体験をしてみたい!
ということで和菓子づくり体験に行ってみることに!
和菓子づくり初心者の私でも作れるのか...。
さっそく行ってみましょう!
もくじ
京菓匠 甘春堂(かんしゅんどう)
今回、体験させていただいたのは、豊国神社のそばにある「甘春堂 東店」です。
甘春堂は、慶応元年(1865年)創業から現在の六代目まで、神社仏閣とのつながりが古い老舗です。
伝統ある技術や新しい感覚の和菓子が味わえます。
平成27年(2015年)2月には、京都府知事より、「京都府の現代の名工(和菓子製造)」を受賞されました。
東店の1階には実演スペースがあり、京菓子職人による和菓子作りの様子を見ることができます。
和菓子づくり体験スタート!
体験するのは、干菓子と上生菓子です。
1 干菓子「きざと」
2 上生菓子「ういろ」「練り切り」「きんとん」
「きざと」は「生砂糖」と書き、砂糖と寒梅粉に水を入れて作ります。
中国から伝わり当初は薬として用いられていた「ういろ」は、生地を蒸して、冷やしたものを加工し餡を包みます。
「練り切り」は上生菓子で最もポピュラーな生地です。
そして「きんとん」は、裏ごしでそぼろにしたものを餡に付けます。
完成した「銀杏」「黄昏の小路」「野菊」「白露」がこちら!
先生が丁寧に教えてくださるので、楽しい体験をすることができました♪
体験後は抹茶と作りたての和菓子を試食できます!
まとめ
京都には多くの観光地がありますよね。
和菓子は、京都らしさを味わうことができるものだと思います。
子どもも大人も楽しめる和菓子づくり体験。
ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
京菓匠 甘春堂 東店
京都市東山区大和路通正面下る茶屋町511-1
今回は和菓子づくりについてご紹介しましたが、「コトカレ」では、他にも京都ならではの体験をご紹介しています。ぜひご覧ください。
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(京都美術工芸大学 工芸学部 目見田光穂)