まるごと味わう、京都のお菓子な芸術の秋
もくじ
読書の秋だけれど……
こんにちは、同志社大学2回生の石井です。
ようやく秋の訪れを感じる気候になってきましたが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。
「○○の秋」、いろんな言葉がありますね。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、などなど。
僕はというと「読書の秋」をめいっぱい満喫しています。学生なので。
でも政治や宗教・哲学……難しい本を読んでいると、だんだん眠く、なってきて…………
…………
「睡眠の秋」をしていたら、気付けば冬になっていました……。
なんてことにならないように、脳みその栄養補給をしなくちゃいけません。
今回は秋にぴったりな、おいしくてかわいいお菓子の記事をご紹介します!おなかを空かせてご覧ください~。
秋の夜長のお菓子作り
皆様、「グレーテルのかまど」観ていますか? NHKで放送中の、俳優の瀬戸康史さんがお菓子を作る番組です(瀬戸くん結婚おめでとうございます!!!)
ぼくはあの番組の雰囲気に憧れて一時期お菓子作りをしていましたが、三日坊主で終わっちゃいました。今もお菓子をとりあげた番組はつい観てしまいます。なかでもアニメ「カードキャプターさくら」のホットケーキの回は特に好きです。
普段からお菓子作りをする人は、なかなかいないですよね。
のんびり過ごせる「秋の夜長」にこそ、じっくり時間をかけてお菓子を作るのも良い過ごし方ではないでしょうか。
こちらの記事はホワイトデーの際のもので、少し季節はハズれてしまいますが、記事掲載のレシピにの通り作れば、初心者でもちゃんとしたガトーショコラを作ることができます。
なんと材料は卵2個と板チョコ2枚だけ!しかも炊飯器で出来ちゃう……驚愕……。
「混ぜたりする時点でめんどくさい」「洗い物したくない」と思ったズボラなあなた。
ご安心ください。もっとお手軽に「手作りおやつ」を楽しめます。
ハードルは低いほうが良いのです。様式としての“手作り”を楽しめたら“勝ち”なので……。
こちらの記事ではいろんな食べ物を凍らせて遊んでいます。
クリームチーズやバナナといった定番の食材から、阿闍梨餅や生八ツ橋といった京都特有のものまでサンプルはさまざま。
冷凍庫に入れるだけで、おいしいおやつが量産できますね。
ちなみにぼくは冷凍カントリーマアムを常備しています。
あと日本酒やワインも製氷皿で凍らせると、シャーベットみたいでおいしいですよ。
20歳以上の紳士淑女の皆様はぜひお試しください。
一味違う古都のハロウィン
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、京都の秋を彩る様々なイベントが中止になってしまいました……。でもやっぱり、秋のイベントといえばハロウィンパレードですね。
思い思いの仮装で街を歩くハロウィンの日は、普段出せない自分らしさを思いっきり発揮できる日なのかもしれません。コスプレではなくて「ハロウィン」なんだと考えると、なんだか敷居を低く感じますよね。
今年はきっとおうちハロウィンになるんでしょうね。
おうちハロウィンって、なんでしょう。かぼちゃを食べるのはマストだと思いますが、煮付けにしたら冬至になってしまうので、シチューといったところでしょうか。
皆様、実りに感謝しながら頂きましょう。美味し糧を。
ちなみに、過去にはこんなイベントもありました……。
四条通では例年、京都外国語大学の学生が運営するハロウィンパレードが行われています。
大学の吹奏楽団による生演奏も楽しめる本格的なパレードで、京都外大から西院小学校まで約1kmの道のりを仮装した学生や地域の人々が練り歩きます。
ところ変わって京都市北部の北山通でも毎年「北山ハロウィン」が開催されています。
こちらでは手作りのかわいい焼き菓子やシフォンケーキが販売され、夜になればジャック・オ・ランタンが北山通を優しく照らします。
北山ハロウィンのお菓子は本当にかわいいですね。キャラクターを模してお菓子を作る工程に、既にスピリチュアルなパワーを感じませんか?
ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家に魅せられたように、お菓子とはそれ自体が人々を夢中にさせる魔法なのです……。
学生や地域の人々の影響を受けながらつくり上げられた京都のハロウィンイベントには、手作りの良さを感じますね。
怖い!というより、どこか温かく感じる古都のハロウィンが待ち遠しいです。
お気に入りのカフェでのんびり
カフェ巡りが好きな人は、好きな街に京都を挙げることも多いかと思います。京都にはトレンドをおさえたカフェから昔ながらの喫茶店まで、あらゆるお店が揃っています。
エリア別に見ても特色を感じることができます。叡電沿いはのんびりした雰囲気の店が多いほか、御所南はブックカフェが集まっているなど、ほんとうに京都はカフェの聖地だなあと思います。
河原町の「喫茶 ソワレ」は界隈でも有数の老舗喫茶店のひとつで、誰もが居心地の良さを感じられるお店ではないでしょうか。ゼリーポンチがとっても有名ですけれど、個人的にはお店の内装と、そこに込められたメッセージを知って更に好きになりました。
ほの暗いお店に光る青い照明には「女性を美しく見せる」という意図があるようです。こうした思いがお店のそこかしこに見られるのが、ぼくがソワレを好きな本当の理由です。
こちらで紹介されているのはぼくの大学の学食です。同志社の学食こと「アマーク・ド・パラディ」はランチもディナーも手軽でおいしいのですが、何よりパフェが大人気です。
頑張ったテスト後でも、なんでもない日でも、自分へのご褒美が待っています。
最高のパフェを気軽にいただけるのは同志社生の特権ですね!(他大生もいただけますし、ご近所の方もよくいらっしゃいます)
お菓子とは芸術品である
いかがでしたか?
お菓子はある種の芸術品ではないかと思います。
「ソワレ」のゼリーポンチや北山ハロウィンのお菓子のように見た目の美しいものは分かりやすいですが、ぼくたちが手作りするお菓子も(たとえ形がいびつであっても)れっきとした芸術品なのです。なにせ気持ちがこもっていますから。
それでは、きれいなお菓子をおいしくいただきながら、それぞれの秋をお楽しみください!
(同志社大学 法学部 石井魁人)