嵐山でフォトコンテストをしてみた
7月初旬のとある日、京都の嵐山にて、私たち京都学生広報部員によるフォトコンテストを実施しました。
嵐山での様子を紹介するとともに、審査員である筆者が最優秀作品賞を選びます!
もくじ
はじめに
フォトコンテストは、4つのグループに分かれ、夕方から夜にかけて行われました。
なんと、今回は京福電鉄の嵐山本線「嵐電(らんでん)」の車両を貸切って、四条大宮駅からフォトコンテストの舞台である嵐山駅に移動!到着までの30分ほどの間、電車内でパーティーを行いました。電車内で、どこへ行くかを相談していると、あっという間に嵐山駅に到着!
カメラを持って、早速グループごとに行動していきます!
電車内でのパーティーについての記事はこちらから↓
審査基準
その1 嵐山でしか撮れない写真かどうか
その2 写真の構図は良いか
その3 美しさ
この基準をもとに選びます!
作品紹介
各グループがフォトコンテスト用に選んだ1枚を紹介します。
写真のタイトル、コメントもあわせてご覧ください。
――Aグループ【夜に輝く着物の小路】
嵐山駅内にある「キモノフォレスト」は日没後にライトアップされるようです。伝統的だけど新しい風景です。
綺麗ですね。嵐電の嵐山駅といえば、この美しい風景。
キモノフォレストがずらり。奥行きがあり、構図も良いと思います。夜に撮影すると映えますね。
――Bグループ【叶わぬ願い】
手を入れると願いが叶う泉を見つけました。
手を水につけてほしいとモデルにお願いしましたが、何も考えずに手を入れたそうなので願いが叶うことはありません(笑)。
見た感じはどこで撮影したのか分かりませんが、こちらの写真も嵐電の嵐山駅で撮ったそうです。
手の周りにつたわる泉の流れが引き立っていますね。また、キモノフォレストが泉に映っていて美しいです。
皆さんは、願い事を考えてから手をつけてくださいね。
――Cグループ【夕暮れに佇む屋形船】
渡月橋の先にある着船場での停留所での写真です。
夕日が川の水面に映っていて、この時間にしか撮れない写真だと思います。
桂川に映る夕日がとても綺麗ですね。斜めの角度から撮影すると、尾形船の影が川に映り、見事な構図だと思います。
尾形船は、平安時代に公家の遊びとして運行されており、歴史がある嵐山ならではの風景です。船からの景色も見てみたかったです。
――Dグループ【由緒正しい京都の街並みと豊かな自然のコラボレーション】
渡月橋が映える綺麗な写真です。
嵐山といえば渡月橋ですね。緑が映える構図で、自然の美しさが表現されていると思います。
奥に法輪寺が見えます。
渡月橋は法輪寺の門前橋であったことから、江戸時代まで法輪寺橋と呼ばれていたそうです。
法輪寺で開催されたイベント「ベース縁日」にも参加した際の記事はこちら。
審査発表!
それでは、審査結果を発表します!!
栄えある最優秀作品に選ばれた写真は……
こちら!!
Aグループの【夜に輝く着物の小路】です!
嵐山駅の象徴であるキモノフォレストが、夜空と相まって素敵な風景となっていることから、この写真を選びました。奥行きがあり、着物の模様が光り輝く様子を見事に表現していると思います。
このキモノフォレストは、京友禅の生地をアクリルで包んでポール状にしたもので、600本も立っているそうです。
<番外編>ホラー
ここからは番外編として、少しホラーな写真をご紹介します!
19時半を過ぎると辺りが暗くなり始め、ホラーな写真がたくさん撮れました。
路地裏でしょうか?静けさを感じます。
よく見ると、奥にキモノフォレストが見えますね。
竹林の小径に行きましたが、目の前は真っ暗……。
写真を撮るには、昼間の方がおすすめです。
奥に光が見えますが、何だが怖い。
怪しげな雰囲気で、木々が揺れる音が聞こえてきそうです。
おわりに
皆さんはどの写真が気に入りましたか?
最優秀作品を選ぶのに、とても迷いました。どの作品も、嵐山の自然な風景を表現していて素晴らしかったです。
嵐山には写真スポットがたくさんあります!ぜひ嵐山でシャッターをたくさん押して下さい!
(同志社大学 文学部 井本真悠子)