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現役大学生が教える!大学生のうちにやっておきたいこと!【学業編】

これから大学生になる人、今何をすべきかわからない人!
せっかく大学に入ったからには充実した学生生活を過ごしたいものですよね。
そこで、今回は大学生のうちにしておくといいことを現役大学生のコメントを交えながら紹介していきます!

①専門を深める

まず挙げられるのが、専門科目の勉強です。

「応用化学を専攻しているが、有機化学が大の苦手だからって、疎かにしなければよかった。疎かにしてしまったせいで大学院の推薦入試に落ちてしまい、苦労しました。また、専門知識が必要な仕事に就く場合はその専門の知識の量や質は厳しく問われると思いますので、きちんと身に付けたほうがいいです。」(京都工芸繊維大学・工芸科学部 4回生)

「多文化について学ぶ授業を受け、自分の価値観が変わった。今まで、ニュースや物事を一方向でしか見ていなかったけど、その授業を受けて多角的に考えるようになった!専門科目をしっかり受けると、今まで自分では気づかなかったことに気づけると思います!」(同志社女子大学・現代社会学部 4回生)

「スポーツ経験はあまり多くなくてこの学部を選んで不安だったけど、専門的なことも含めてたくさんのことを学べて楽しいです!」(同志社大学・スポーツ健康科学部 2回生)

高校までは文部科学省の学習指導要領に沿って皆が同じ内容を勉強しますが、大学以降ではカリキュラムがある程度決まっているとはいえ、自分の好きなことを専門的に勉強することができます。つまり、その専門分野が自分の強みになります。ですので、専門科目はしっかり勉強し、自信をもってアピールできるようにしましょう!

②教養を身に付ける

次に挙げられるのが、教養を身に付けることです。

「専門じゃなくても興味のある分野の講義は受講するべし!自分の知識の幅が広げられるから。私の学科は1回生のころ、ほとんど一般教養しか取れなかったけど、そのお陰で自分の専門と繋がりのありそうな科目や、全く専門とは関係ないけれど興味のある科目を取ることができました。」(同志社大学・社会学部 3回生)

「学部のシステム上、一般教養を取らなくても単位は足りて卒業できるので2個くらいしか取りませんでしたが、おもしろそうな授業がいっぱいあったのに取らなかったことは後悔しています。毎学期1つくらい余裕があれば履修すれば良かったなと。」(同志社大学・政策学部 4回生)

学びたいことを好きなだけ学べることは大学生の特権です。せっかく大学に入ったからには、この特権を思う存分活用して、色々な知識を身に着けたいものですね!

③語学の勉強をする

現役大学生が教える!大学生のうちにやっておきたいこと!【学業編】

3つ目は、語学の勉強です。

「英語をやらなかったことを後悔している。高校時代は話せていたのに単語も怪しくなってきた。せっかく頑張っていた高校生の頃の自分に申し訳ないし、単純に使えなくなるのは勿体ないから、洋画でも見て耳慣れくらいはしといた方が良かったな、と思います。」(同志社大学・政策学部 4回生)

「TOEICはやっておこう。TOEICのスコアは就活や大学院入試などで絶対に必要になってくる。」(京都工芸繊維大学・工芸科学部 4回生)

「最近は外国人観光客も戻ってきているので、会話してみたいなぁと思っているけど英語が分からないので話しかけられない自分が悔しいです。」(同志社大学・政策学部 4回生)

といったように、英語の勉強はしておくべきだという意見が多く寄せられました。コメントでもあるように、英語力が求められるシーンは数多くあります。しかし、語学力は一朝一夕で上がるものではありません。普段から英語に触れる時間を確保しておくといいでしょう。

また、英語以外についても、
「第二外国語で中国語を履修したことがきっかけで、3年まで中国語を履修しました!そして、他校と合同のスピーチコンテストに出場したのですが、自分の新しい経験をするきっかけになったので選択して良かったです!」(同志社女子大学・現代社会学部 4回生)

というコメントがありました。英語と併せて第二外国語に力を入れるのも大学生だからできることではないでしょうか。

英語の勉強方法を紹介した記事はコチラ↓

大学生の第二外国語の実態を調査した記事はコチラ↓

④資格を取る

4つ目は、資格の取得です。

「就活でアピールできるので本当に取っておけば良かったと思いました。資格を取っておくと、資格の内容に加えて面接とかで客観的に「この人は努力する人だ」っていうのが伝わりやすいからです!サークルとかバイトは自分がどういう立場でどんなことをしたのか詳しい説明がいるけど、資格は取っただけで、どれくらい大変かが伝わる!」(同志社女子大学・現代社会学部 4回生)

資格を取る意義は役に立つことばかりにあるのではなく、「自分は努力することができる人だ」ということをアピールできるところにもある、という意見でした。就活に向けて何をしたらいいかわからない人は、資格の取得に力を入れてみてはいかがでしょうか。

おすすめの資格の紹介記事はコチラ↓

大学生の資格の取得方法を紹介した記事はコチラ↓

⑤留学をする

現役大学生が教える!大学生のうちにやっておきたいこと!【学業編】

5つ目は、留学です。
今回は、現役大学生にアンケートを取ったので、新型コロナウィルスの影響もあり、実際に留学をした大学生からの回答を得ることはできませんでした。しかし、

「過去にアメリカに住んでいた経験があります。行きたいなら絶対行ったほうがいい。語学だけじゃなくて、文化や人と実際触れることで学ぶことは沢山あるはず。」(同志社大学・社会学部 3回生)

「少しでも関心がある人はぜひ行ってみたらと思います、友達もみんないい経験していたので。」(同志社大学・政策学部 4回生)

といったように、留学に興味があるならば留学したほうがいいという意見が多く寄せられました。最近では日本のみならず、世界各国で水際対策が緩和されているので、2020年や2021年と比較すると留学へのハードルは下がっているかと思われます。さらに、それに応えるかのように留学に対する奨学金などの支援も拡充されています。例えば立命館大学では海外留学(オンライン留学を含む)の参加費用の一部を補助する奨学金制度があります。他の大学でも同様の奨学金・プログラムがあるかもしれませんので、一度調べてみてください。

また、大学コンソーシアム京都でもFacebookで留学情報を発信しています。
https://www.facebook.com/KyotoConsortiumStudyAbroad

最後に

いかがでしたか?学業と一口に言っても、様々なものがありますね。この記事がこれから大学生になる皆さんの道しるべになれば幸いです。是非、大学で沢山のことを学んでください!

(立命館大学 産業社会学部 井上日菜里)

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