現役大学生に聞いてみた!第二言語の実態調査!
大学に入学して時間割を決める時、必ず選択しなければならない第二言語。多くの場合は中国語、フランス語、韓国語、ドイツ語から選択しますが、何を選択したらいいのか分からない ……なんて思った事はありませんか?単位の取りやすい言語って何?みんなは何を選択するんだろう、と色々考えちゃいますよね。今回は、実際に大学生は自分の選択した言語についてどう感じているのか見ていきましょう。これから大学に進学するみなさんは、自分が第二言語を選択するときの参考にしてみてください。
もくじ
中国語
中国語は発音が難しい!同じアルファベットの羅列でも声のトーンが4 種類に変化することが大きな特徴です!声のトーンによって、それぞれ意味が変わってくるので聞き取りが難しいようです。一方、文法をみてみると動詞の進行形や複数形がなく、文字もほとんど日本語と変わらないので、単語の意味さえ分かれば他の言語に比べて訳しやすいという声が。
そして、肝心な単位ですが、ある大学のクラスでは前期に単位を落とした人が3割だったとか……後期は7割の人が単位を落とすという噂も。これは怖すぎる!私の周りでも第二言語で単位を落としたと聞く人は必ず中国語選択者のような気がします(笑)。
しかし、京都は中国人観光客が多いため、薬局の店内放送が中国語で流れたり、バイトの接客中に中国語が役に立つなど、普段の生活をしていて一番触れ合いやすい言語かもしれません。
フランス語
一回生の頃は難しく感じる所はなく理解しやすい言語だと感じた人が多数!しかし、英語の読み方との違いに慣れず、時々英語読みをしてしまうことがあるほか、アルファベットと共に発音記号なども表記しなければならず、そこに難しさを感じる人が多いようです。中には英語が苦手なため、そのままフランス語も苦手意識が芽生えてしまったという声も。英語が苦手な人は避けた方がいいのかも……。
普段の小テストも成績に反映されるので、普段からコツコツ頑張っていれば単位は簡単に取れると感じた人が多いみたいです。なんにせよ、普段の小テストをさぼらないことが一番大切!
韓国語
韓国のドラマやアイドルに興味を持って選択する人多数 !
ハングル文字ってなんか暗号みたいじゃない?と思っている人!安心してください!
実は、ハングルの文字数はたったの24文字で、決まった文字の組み合わせで単語が完成します。なので対応する文字さえ覚えてしまえば分かりやすいようです。
前期のテストで100点のSS評価を貰ったという素晴らしい人も!発音は濁音化や鼻音化などに苦労するようですが、テストの点数が取りやすく選択して良かったと感じる人が多いようです 。
ドイツ語
ドイツ語は文法を覚えるのが大変!男性名詞、女性名詞、中性名詞に加え、定冠詞というものが16個あるためとにかく暗記!!やはり普段からの積み重ねが大切なようです。
こう書いてしまうと、ドイツ語はものすごく難しいイメージがありますが、読み方はローマ字のままなので案外読みやすいそうです。ただ、中国語やフランス語のように選択者が多いわけではないため、テスト前の情報交換や友達同士で分からないところを教えあうことが難しいという声も。
ドイツ語 を選択するときは、あらかじめ友達と相談して一緒に履修することが最善の策かも?
まとめ
今回調査した結果、筆者の周りでは中国語とフランス語を選択している人が多い結果となりました。 テストの情報交換がしやすいそうです!!しかし、第二言語は大学生から始める人がほとんどなので、この機会に興味のある言語を勉強してみてください!
また、大学には「シラバス」という授業の内容や評価方法について記されたものがあります。普段の小テストと最終テストで成績評価の比率が変わらない場合もあるのでしっかりチェックしてみてください。
(京都女子大学 文学部 村上莉菜)