大学生活の中で取るべき「資格・検定」とは?
将来のために何か資格や検定をもっておいたほうが良いと思うけど、どんな資格や検定をとればいいかわからない……という人も多いのではないでしょうか。今回は、現役大学生に聞いた、持っていて損はない資格、検定を紹介します。取得までにかかった時間や、おすすめの勉強法なども紹介しているのでぜひ参考にして下さい!
もくじ
日々の努力で取得!語学検定
TOEIC、英検、漢検などの語学検定は、将来役立つ検定として一番に思い浮かぶのではないでしょうか。中でも、TOEICは全国各地で毎月試験が行われるので、思い立ったらすぐに受験することができます。お勧めの勉強法は過去問をとにかく解くことと自分の苦手な分野に特化した参考書を使うこと。これで高得点を狙えるかも!
一方で、英検や漢検は年に3回とTOEICに比べ受験回数が少ない分、級にもよりますが、目標を定めてじっくり勉強することができます。試験対策には英検・漢検どちらも公式の参考書がお勧めです。
語学以外にもいろいろある!就活お役立ち資格
語学検定以外にも、就活でアピールできる資格や検定はたくさんあります。ここでは、そのいくつかをご紹介します。
・ITパスポート
ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識を問う国家試験であり、IT技術が日常生活を支える現代において職種を問わず役立つ資格であるといえます。京都学生広報部員の中には、高校2年生でこの資格を取得している人もいるんですよ!お勧めの勉強法は「易しい参考書を二周して過去問を解く」だそうです。コトカレ読者で、現在高校生のみなさんも、大学進学の準備や自己アピールの材料作りに勉強してはいかがでしょうか?
・秘書検定
秘書検定は、社会での基本的な常識を身に付けることができる試験です。社会に出る前の大学生の間に取っておいて損はない資格です。当然のことながら級によって難易度が異なるため、今の自分にあった級を選んで勉強することが大切です。ある部員は、1か月の勉強で2級を取得したそうです。ご参考までに。
・MOS
MOSは、マイクロソフト社製のオフィスソフトであるWordやExcelなどのパソコンスキルの証明となる資格です。大学の授業でもこれらのソフトは使用するため、取得すればレポート課題などがはかどることまちがいなし!過去問を解くくらいで、比較的簡単に取得できるのでお勧めです。
趣味を資格に活かす!個性派資格
就職で一般的に役立つ資格や試験の他にも、自分が興味のあることに特化した資格を取って、趣味にとどまらず知識をつけたり、将来の糧としたりする人もいます。
・京都検定
京都検定とは、京都の歴史・文化・産業など様々な視点から京都についての知識を認定する検定です。京都検定は、1級から3級まであり、自分の京都愛に合わせて受験できます。2級と3級をとった部員も、自分の京都愛を確かめたくて受験したそうです。『新版京都・観光文化検定試験公式テキストブック』を読んだり公式サイトに掲載されている過去問をコピーしてとにかく解いたり、時間を見つけて京都散策をしたりするのがお勧めの勉強法ですよ(楽しそう!)。
・世界遺産検定
世界遺産検定とは、世界遺産について学び、幅広い知識と国際的な教養を身に付けることができる検定です。マイスターから4級まであり、部員は、世界遺産に興味があり現在3級を取得するため勉強しているそうです。公式検定本を1か月程度読み込めば取得できるため、世界遺産に興味がある人はチャレンジしてみる価値ありです!
最後に
いかがでしたか? 興味のある資格、検定はありましたか?
自由な時間が多い大学生活、何もせずに終えるのはもったいない!
皆さんも夏休みや空きコマの時間を使って面白い資格や、検定を見つけて勉強してみてはいかがでしょうか。
(同志社大学 文学部 井上侑紀)