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城と月の夜を堪能!「NAKED meets 二条城2025 観月」に行ってきました!

城と月の夜を堪能!「NAKED meets 二条城2025 観月」に行ってきました!
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寒さもぐっと増してきて、秋の終わりを感じますね!

今回は、2025年10月31日(金)〜2025年12月7日(日)にかけて、元離宮二条城にて開催中の「NAKED meets 二条城 2025 観月」の内覧会を取材してきました!

NAKED meets 二条城 2025 観月とは?

京都屈指の観光名所であり、世界遺産でもある元離宮二条城を舞台に開催されているイベントです。通常、昼間しか観覧できない二条城を夜間に巡ることができ、プロジェクションマッピングや光の演出といった最新のデジタルアートを堪能できます。

毎年、季節ごとにテーマを変え開催されており、今回は「月」がテーマになっています!

それでは、写真と共に見どころをチェックしましょう!

威厳のある唐門「観月への誘い」

昼間に観覧するのとは少し異なる雰囲気で入場し、少し歩くとまず見えるのは、重要文化財にも指定された唐門。ここでは、唐門に刻み込まれている彫刻がプロジェクションマッピングによって、外の世界へ出てきます!

「観月への誘い」という作品名の通り、まるで門に引き込まれるかのような映像や、時折地面に現れる、大きな満月の壮大なプロジェクションマッピングは、特に見どころです!

能楽の舞と最新テクノロジーの融合した本丸御殿「幽玄の月 −融−」

続いて、本丸エリアへ。本丸御殿では、月を題材とした能楽「融」の舞をプロジェクションマッピングで再構成し演出しています。

本丸御殿という特別な場所で、伝統文化である能楽と最新のプロジェクションマッピングの融合による幻想的な舞台を体感できるので注目です!

香雲亭

本丸御殿から香雲亭へ進むと、ライトアップされた景色が広がります。香雲亭では、秋を思わせる黄金の光で、水面には金箔のように輝く建物が映り込んでいます。

明るい時間とは少し違った雰囲気の庭園を楽しみながら、水面に映る月を探すのもオススメです!

台所前庭エリア

台所前庭エリアでは 二条城に息づく歴史と観月の文化、そして最新のデジタル技術との融合で成り立つ特別な体験ができます。
見どころは二つ、まず一つは「月響の水盤」です。

設置された水盤に触れると、映し出されているプロジェクションマッピングが変化します。


もう一つは「月影に出逢うやまとうた」です。
画像のカルタに模したカードを指定位置に置くと、カルタに書かれているテーマの和歌が映像と音声で流れます。
どのカルタがどの和歌になるのか、ぜひ現地に行って体験してみてください!

また庭園内にはバーラウンジがあり、今回のイベントのコラボ商品の他、京都の名産品のドリンクやおつまみを楽しむことができます。

おわりに

どのエリアも演出が圧巻で、昼間の雰囲気とは一変した、光と音による幻想的な空間が広がっていました。実際にこの目で見ると思わずうっとりする美しさでした。みなさんも秋夜の二条城で、伝統と歴史の現代アートを体験してみませんか。

NAKED meets 二条城 2025 観月」の詳細は公式ホームページをご覧ください↓

春にNAKED meets 二条城を取材した記事はこちら!

二条城の本丸御殿を取材した記事も併せてチェック!

(取材・文 京都工芸繊維大学 工芸科学部 佐藤浩一)
(取材・撮影 龍谷大学 社会学部 永田藍梨 )

この記事を書いた学生

佐藤浩一

佐藤浩一

京都工芸繊維大 工芸科学部

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