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【文系大学生向け】失敗しない!あなたに最適なノートパソコンの選び方ガイド

【文系大学生向け】失敗しない!あなたに最適なノートパソコンの選び方ガイド
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はじめに

こんにちは。京都学生広報部の片山です。
大学生になると、学内でパソコンを使った共同作業を行う場面が出てきます。すでにデスクトップパソコンを持っているという方もノートパソコンがあると持ち歩きできて便利です。
いざ購入すると決めたら、実際に家電量販店などに足を運んでノートパソコンを選ぶわけですが、そのとき皆さんはこう思うでしょう。「高い買い物だし失敗したくない……」と。高価なものを選ぶと十数万しますし、当然だと思います。しかし、安ければいいってもんじゃないのがノートパソコン購入の難しいところ。
そこで今回は、「文系大学生になる準備を進めている人」向けに最適なノートパソコン選びのポイントをご紹介します。もちろん現在文系大学生の人にも参考にしていただけると思います。
もうパソコン選びで迷わない!あなたの疑問や不安を徹底的に解消しましょう!

例:文系大学生の一週間


プレゼン授業

 

Wordでのレポート課題

 

 

全部ではありませんが、僕の時間割を例にノートパソコンを使う場面を表にしてみました。
実際の授業を例に挙げてどのようにPowerPoint、Wordを使うのかお教えします。

PowerPoint
PowerPointをどのように使うのかというと、主にチームでの発表で使用します。
授業内、または授業以外でもみんなでスライドを作成して、それを発表の際に使用します。
入学してすぐの時はパソコンを持っていない人もいます。しかし、その人はPowerPointを使う授業で何もできなくなる……なんてことにもなりかねないので、早めの準備が大切です。

Word
Wordは授業のレポート課題の執筆で使用します。
授業によっては、課題の提出を求められます。その際にWord形式で提出を求められることがほとんどです。
入学してすぐにはソフトを使いこなせない方が多いと思います。ですが、大学によっては1回生を対象にしてWord、PowerPointを使う練習をする授業を行っています。もし不安でしたら、ぜひ自分でオープンキャンパスなどに出向き、志望大学に確認してみてください。
いかがでしょうか?大学生にとって、ノートパソコンがいかに大活躍するかがお分かりいただけたかと思います。

文系大学生にパソコンは「必須」!?具体的な使い方とは

・Word
大学生になるとレポート課題が増え、論文を制作する機会も増えます。そうなると、必然的にWordを使うことが多くなります。
なかには、手書きによるものが認められる授業もありますが、パソコンを使うと効率が段違いに良いのです。逆に手書きレポートしか認めない授業が存在するそうですが、想像するだけで頭と指が痛くなります……。

・PowerPoint
大学の授業では、PowerPointを使ってプレゼンテーションを行うこともあります。ときには個人で発表資料を作ったり、グループで共同作業をしたりすることもあります。
その際にノートパソコンを持っていなかったら大変!「作業ができません!!」ということになるので、授業でプレゼンテーションを行うには、ノートパソコンが必須というわけです。

・オンライン授業
大学によってはオンライン授業が行われているところがあります。資料を投影することがあるので、画面が大きいパソコンがないと見にくかったり、情報が一度に把握しづらかったりと、受講しにくいと感じることがあるかもしれません。

・情報収集、データ分析
論文を作成する際に、「引用」という工程が必要になります。そんなときに論文検索サイトを使います。データ分析が必要になるときには、Excelを使うこともあります。

・就職活動
エントリーシート作成、Webテスト、オンライン面接など、パソコンなしでは始まりません。

「失敗したくない!」文系大学生がパソコン選びで押さえるべきポイント

ノートパソコンを選ぶときに出てくる疑問が、「Mac」か「Windows」どちらがいいの?という疑問です。
これら二つのパソコンは、似て非なるものです。みんなが選んでいるからと言って軽い気持ちで選択すると、少し後悔することになるかもしれません。
MacとWindowsの特徴を理解したい人のために、それぞれのメリットとデメリットを文系視点からお伝えします。

Macのメリット・デメリット

・メリット
デザイン性が高く、iPhoneと同じような直感的な操作ができます。
普段iPhoneを使っている人は、Macが使いやすいと思います。そして、「AirDrop」を使ってiPhoneと通信できるなど、他のApple社の製品と相性が良いです。
また、リセールバリューの高さもメリットの一つです。リセールバリューとは、購入したものを売却する際にいくらで売れるか、という価値のことです。Macは、このリセールバリューが高いことで知られています。数年使用した後でも、比較的良い条件で売ることができます。

・デメリット
Windowsと比べると、やはり高価です。MacBookを購入しようとすると、基本的に15万円を超えてきます(学割などのキャンペーンを使えば、少し安くなります)。
また、一部の統計ソフトなど、Windows専用のソフトが使えないことがあります。大学や学部によっては、授業でこれらのソフトを使用するため入学時にWindowsパソコンを推奨しているところもあります。

・こんな人におすすめ
Apple製品との相性の良さから、iPhoneユーザーにおすすめです。AirDropが使えるのは、Windowsユーザーの私から見るとスマートだなと思ってしまいます。そして、周りにMacユーザーが多い人は、連携がとりやすく便利でしょう。
他にも、動画編集や写真編集など、クリエイティブな作業に興味がある人にもおすすめです。初期費用はかかりますが、長期的な価値を見据えて選びたい人にとっては、長く快適に使えるMacがおすすめです。

Windowsのメリット・デメリット

・メリット
機種が豊富で、価格帯が広いです。つまり、選択肢が多く、購入しやすいということです。
そして一番のメリットは、Officeソフトとの互換性が高いことです。さらに様々なソフトウェアに対応しており、まさに仕事を選ばない何でも屋です。大学や学部がWindowsを推奨している場合は、システムを利用できなくて困るという場面がなくなります。

・デメリット
本体のデザインが似たような製品が多いので、見た目重視で選びたい人には少し満足できないかもしれません。価格帯が幅広いので、なかには動作が重いものや、逆にオーバースペックなものも存在します。

・こんな人におすすめ
まず、予算を抑えたい人におすすめできます。機種を選べば、10万円以下で購入することができます。製品のスペック表を見ることで価格と性能が釣り合っているかを確認できるので、しっかり調べておきましょう。そして、Officeソフトをメインで使う人におすすめです。大学ではWordなどのOfficeソフトを多くの場面で使うので、スムーズな作業が可能になります。Windowsは他のソフトウェアにも対応しているので、幅広い用途で利用できます。

Mac・Windows結局どっち?
結論から言うと、迷ったら「Windows」です。多くの大学で求められる環境に対応し、価格帯も幅広く選択肢が多いからです。ただ、Macのデザインや性能などのメリットに惹かれるなら、ご自身の用途をよく考えてMacを選ぶのもアリです。

持ち運びやすさ?重さ?予算?あなたの使い方に合わせた選び方

WindowsかMacを選べたら、次は何を基準に選べばいいのか?についてお話します。
ノートパソコンを選ぶときの大まかな基準として

1.持ち運びのしやすさ 2.画面サイズ 3.予算

を軸に考えてみましょう。
まずは持ち運びの頻度はどのくらいでしょうか?

・毎日持ち運ぶ
1.0㎏くらいまでの軽量モデルがおすすめ。
・たまに持ち運ぶ
1.5kg程度までなら許容範囲。
・基本的に家でしか使わない
重さは気にしなくてOK。

個人的には、軽いに越したことはないかなと思います。結局、大学に持っていきたくなるからです。
「軽いけど性能が……」となったときには、納得のいく性能で一番軽いものをおすすめします。

つぎは、画面サイズについて考えてみましょう。
・13インチ台
携帯性重視。A4ノートに近い感覚で持ち運べる。
・14~15インチ台
作業スペースと携帯性のバランスが良い。多くの大学生に人気の平均的なサイズ。
・16インチ以上
大画面で作業効率アップ。持ち運びには不向き。

大きすぎても運びづらいし、小さすぎても物足りなくなるかもしれません。個人的には、13インチ前後が無難でおすすめです。
ちなみに私は12.4インチのものを使っています。持ち運びは快適ですが、「もう少し大きかったらな……」と思うときもあります。やはり13インチ!これをおすすめします。
最後に、予算について考えてみましょう。
・10万円以下
基本的なレポート作成なら充分。型落ちモデルや中古品で検討してもOK。
・10万円~15万円
おすすめの価格帯。性能と機能のバランスが良く、長く快適に使えるモデルが多い。
・15万円
高性能モデルやMacBook Air/Proなど。動画編集やプログラミングなど、専門的な用途も視野に入れるならおすすめ。

基本的にノートパソコンのスペックが上がるにつれて、価格は高くなっていきます。安くて性能もいいものを探そうと思うと、10万円くらいが目安です。
ちなみに私が使っているノートパソコンは12万円くらいでした。高い。ただ、長く快適に使うためには必要経費だと思っています。

これだけは確認!購入前に知っておきたい最終チェックポイント

大学のホームページやノートパソコンのメーカーのホームページなどを見て、以下のことを確認しましょう。

・Officeソフトは付属しているか?
大学によってはMicrosoft Officeを無料で提供している場合があります。事前に確認しましょう。

・保証とサポート体制はどうか?
初めてのパソコンだと、何かとトラブルが心配。メーカーの保証期間やサポート窓口の充実度も確認しましょう。

・大学生協で購入する場合
大学で販売しているパソコンは、大学推奨モデルであることが多く、学内サポートが受けやすい、保証が手厚いなどのメリットがあります。
しかし、一般の家電量販店などで購入するより価格が割高になっている場合もあるので、比較して検討することが必要です。

・周辺機器は何が必要?
マウス、PCケース、USBハブなど、どれが自分に必要か検討しましょう。

・「とりあえず」ではなく「長く使えるか」を基準に!
大学4年間、あるいはそれ以降も使うことを考えて、少しいいものを選ぶと後悔が少ないです。

実際に聞いてみた

Surfaceを使っている広報部員Aさん

1.パソコンを選んだ一番の決め手は何でしたか?
学割が使えたこと
新大学生に向けての広告品として、割引価格で販売されていた。またノートをデジタルで取りたかったので、surfaceを選びました。

2.大学の授業や課題、日常生活で、特に「これは便利!」と感じたパソコンの活用術や機能があれば教えてください。
タッチペンが着いていたこと。講義の内容をアナログノートと同じ感覚で記録できるのが便利です。

3.学業以外で、パソコンが役立っていることはありますか?
web開発の勉強に役立っています。

4.そのノートパソコンを買って想定外だったことはありますか?
CPU性能を考慮していなかったため、インストールの遅さや動作が素早くないなどの不具合が気になっています。

パナソニック製Windowsを使っている広報部員Bさん

1.パソコンを選んだ一番の決め手は何でしたか?
大学で既定のノートパソコンを支給されました。

2.大学の授業や課題、日常生活で、特に「これは便利!」と感じたパソコンの活用術や機能があれば教えてください。
付箋機能があり、デスクトップにTodoリストを作ることで課題の提出を忘れないようにしています。

3.学業以外で、パソコンが役立っていることはありますか?
動画配信サービスなどの作品をスマホより大きい画面で見れることです!

Macを使っている広報部員Cさん

1.パソコンを選んだ一番の決め手は何でしたか?
Apple製品同士の連携のしやすさと、洗練されたデザインに惹かれて購入しました。
ちょうど新年度の時期に学割キャンペーンをやっていて、2、3万円くらい安く買えました。

2.大学の授業や課題、日常生活で、特に「これは便利!」と感じたパソコンの活用術や機能があれば教えてください。
AirDropをよく活用しています。例えば、講義中に配布された資料をiPhoneで撮影して、その写真をすぐにパソコンに送ってノートアプリに貼り付ける、なんてこともできます。

3.学業以外で、パソコンが役立っていることはありますか?
ディスプレイがきれいなので、映像を見るのが楽しくなります。Youtubeや映画など、外出中でも高いクオリティの動画が見られるのでよく使っています。

Surfaceを使っている筆者

1.パソコンを選んだ一番の決め手は何でしたか?
シンプルな見た目と、綺麗な液晶に惹かれました。課題やグループワークをするときに綺麗な画面だと作業が楽しくなりそうだなと思ったからです。

2.大学の授業や課題、日常生活で、特に「これは便利!」と感じたパソコンの活用術や機能があれば教えてください。
軽くて持ち運ぶのに便利。外出するときでも邪魔にならない薄さもすごく良いです。

3.学業以外で、パソコンが役立っていることはありますか?
画面が大きいので、YouTubeなどの動画を見るときに快適。息抜きに容量が軽いPCゲームをプレイするのも楽しいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。文系学生にとって、パソコンは学業だけでなく、日常生活や就職活動においても欠かせない「相棒」です。「スペック」「Mac or Windows」「予算」の3つのポイントを押さえれば、あなたにピッタリの一台が必ず見つかります。
この記事が、あなたのパソコン選びの不安を解消し、充実した大学生活の一助となれば幸いです。後悔しないパソコン選びで、最高の大学生活をスタートさせましょう!

(平安女学院大学 国際観光学部 柴田幸音)
(同志社大学 法学部 足立隼太郎)
(京都橘大学 経営学部 片山治樹)

この記事を書いた学生

片山治樹

片山治樹

京都橘大学 経営学部

京都が好きな三重県民です