2022年の全体リーダー! 細田大和さんにインタビュー!!
こんにちは。
今回は、京都学生広報部で2022年の全体リーダーを務められていた、立命館大学産業社会学部メディア学科3回生の細田大和さんにインタビューをしてみました!
京都学生広報部に関することはもちろん、取材や記事執筆の際のエピソードに加えて、学生生活でおもしろかった授業、京都のおすすめの場所についてもお聞きしてきました!
もくじ
京都学生広報部に入ったきっかけ
――まずは最初に、京都学生広報部に入った理由を教えてください。
1回生の6月に入ったんですけど、元々広告のデザインに興味があって、最初は立命館大学内の広告系のサークルに入ろうと思っていたんです。とある広告系のサークルの説明会があり、参加していいな、と思ったので「新歓LINEに入れてください」とLINEのQRコードと一緒に送ったのですが、返信がなくて……。1か月半ぐらい待っていても返事がなくて、さらに1か月半経った頃には、意外と普通に大学生活を送れているから、もういいかと思い始めました。
でも、やっぱり広告やメディア系には興味があったので調べようと思って……。その時くらいから、立命館大学以外にもインカレサークルっていういろんな大学から学生が集まるサークルがあることを知っていたので、立命館大学のサークル以外でもいいのかな、って思い始めました。
――いろいろと調べる範囲を広げられたんですね。
そうですね。それでインカレサークルがいっぱい載っている掲示板みたいなものを調べたんですけど、広告系で調べていたら出てきたのが「京都学生広報部」でした。僕はコトカレの記事を見た後に説明会に参加したんじゃなく、説明会に参加してから記事を読んだんですけど、その記事が結構おもしろくて、入ろうと決めました。だから、入部する決め手となったのは記事かな。
記事執筆の際には、出版社に直接取材交渉も!?
――学生広報部のおすすめの記事を教えてください!
これは、正直言って自分の記事をおすすめするしかないと思っていたので、自分の記事を紹介しようと思います。
1番のおすすめは、『甘神さんちの縁結び』という漫画のインタビュー記事です。この漫画は僕自身が連載開始時からおもしろいな、って思っていたんですけど、作者の方が京都出身ということでインタビューできないか、講談社さんに直接連絡したんです。そうしたら編集者の方に「こういう風に企画書を出したらいいよ」って教えていただけたんです。それで、メールで「京都学生広報部という団体で、中学生や高校生に京都の魅力を発信していて、京都が舞台の『甘神さんちの縁結び』の作品をいろいろな人に伝えたいので、よかったらインタビューを受けてくれませんか?」と送ったら「いいですよ」と担当編集者の方と作者の方がおっしゃってくださったんです。その後zoomで、1時間ぐらいインタビューをさせていただいて、記事を書きました。
その当時、漫画が3巻か4巻ぐらいまで出ていたんですけど、内藤マーシー先生のインタビュー記事自体もおそらく初めてで、すごくレアなインタビュー記事でした。それが2022年の7月の話だったんですけど、2023年の3月にアニメ化が発表されて、やっぱり人気だな、というのが嬉しかったです。それと、記事を公開した時に、Twitter(現・X)の引用リツイートでファンの方が「このインタビューよかった」みたいなことを言ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しくて、そういう楽しさがあったのでおすすめの記事です。自分でもいい経験だったと思います。
――他に「大学生10人、共通テストを解いてみる。」という記事がすごくおもしろいなと思いました。そこでのエピソードや、大学生になってから共通テストを解いて感じたことなどがあれば教えてください。
そもそもこの企画自体が超突発的なもので、本当に思いつきでやったので、そこまで深いなにかがあるわけじゃなくて……。唐突な思いつきでやろうって決まった日が、ちょうど「高校生企画」という別の企画で部員がたくさん来ている日だったんです。だから、「よかったら誰か解かない?」と言ったら、10人くらい集まってくれたので、解いてもらいました。
黙々と解いていたんですけど、厳しくやる必要もないからお菓子とか食べながらやっている人もいたり、めちゃくちゃ早い人もいたり。共通テストって80分くらいなんですけど、それを20分か30分くらいでぱっと終わらせている人もいて、すごいな、と思いながらやっていました。他の人も「記事になるんだったらいいじゃん」みたいなノリで協力的にやってくれました。
僕はその日、政治経済を解きました。大学入試の時も政治経済を解いていたんですけど、91点取れてめちゃくちゃ良かったんです。元々政治経済は得意で、知識は必要だけど丸暗記の知識っていうよりかは、生活に活かされる知識だから、7割ぐらいはいけるかなと思っていたんです。ですが、64点ぐらいであまり高くなくて……。
難しくなっていると思いました。すごく問題の量と文章が増えていて、読んでいる時に眠たくなりました。でも、もう少し点数を取りたかったです。
「高校生企画」で書いた記事はこちら
――なるほど。続いて、大学生活や学部の勉強についてはどうですか?
メディアに興味はあるんですけど、元々幅広くいろんなことに興味を持っています。それこそ高校の時は理系だったんですけど、文系に進路変更するぐらい、いろいろなものに興味を持っている人なので……。
大学の勉強も、産業社会学部という社会学系の学部に入っていながらも、メディア学部のゼミじゃなく統計分析のゼミに入っています。
授業も幅広くいろいろな授業を取っています。
――今までで「これはおもしろかったな」と思う授業はありますか?
メディアの授業で、Adobe Premiere Pro というソフトを使って4人くらいの班でCMの映像を作る授業がありました。それまではAdobeとは違う動画編集ソフトを使っていたので、Adobeの編集ソフトは初めてだったんです……。でも、無料で使えるからいい機会だと思って使ってみたら、すごく楽しかったし勉強になったなと思います。
他の人もやっぱり同じ授業を取るくらいなので、そういうのに興味があって話も合うし、創作意欲もある人たちだったので、すごく楽しかったし、ためになったと思いました。
学生ならではの京都のお気に入りスポット
――それでは最後に、京都のお気に入りスポットについて教えてください!
京都のスポットは、今、取材を受けているキャンパスプラザ京都の「学生Place+」が結構気に入っています。個人的に行動範囲がわりと狭いので、あまり他に出てこないし知らないのもあるんですけど、ここは居場所としてめちゃくちゃ便利です。
昨年、リーダーをやっていた時も、例えばリーダー会議の帰りに他のリーダーとここでずっと雑談をしたりしていました。 夜9時で閉まるんですけど、最後までずっとここにいたり。くだらない話をするのがすごく楽しくて……。なんか思い出深いというか思い出補正も含めて、気軽に入って好きに使えるからすごく使いやすくてお気に入りなんです。
――よく来る場所であり、お気に入りの場所でもあるんですね。
昨年は本当によく来ていました。ちょうどよくて、居心地がいいです。
――ありがとうございました!
※学生Place+は、京都のまちで主体的な活動を行う学生(大学及び短期大学に通う学生(大学院生を含む))の方であれば、利用できます。
インタビューを終えて
細田さん、ありがとうございました!
今回記事では紹介しきれませんでしたが、興味深いお話をたくさんしてくださいました。
私は、出版社に直接インタビューの交渉をされたというお話を聞いて、その行動力に驚かされました。また自分の好きなことに積極的に行動されるところが、すごいと感じましたし、私自身も見習いたいと思いました!
ぜひ、細田さん自ら取材交渉されたという『甘神さんちの縁結び』の作者さんへのインタビュー記事なども、読んでみてください!
(同志社大学 政策学部 深尾亮太)