インタビュー

【京都サンガF.C.公式戦に出演】「京炎 そでふれ!」パフォーマンスと、そのウラ側大公開!

【京都サンガF.C.公式戦に出演】「京炎 そでふれ!」パフォーマンスと、そのウラ側大公開!
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6月18日、サンガスタジアム by KYOCERAで「京炎 そでふれ!」のパフォーマンスが披露されました。

今回、私たちは、京都学生祭典副実行委員長の乾美桜子さん、京都学生祭典おどり普及部の金城はなさん、京都サンガF.C.の石井敬己さんにお話を聞いてきました。パフォーマンスの様子とあわせてご覧ください!

京都サンガF.C.の川崎選手にインタビューした記事はこちら

「京炎 そでふれ!」って?


(左:金城さん 右:乾さん)

――「京炎 そでふれ!」について教えてください。

金城:「京炎 そでふれ!」というのは踊りの名称で、私たちの母体である京都学生祭典の実行委員会が、学生の手で京都を盛り上げたいということで、学生が踊る振りを作ることにしたんです。
その後、音楽や振り付けなどでいろんな人の協力を得て完成したのがこの踊りです。

京都学生祭典実行委員会はいろんな大学の学生が集まっていて、所属する学生が力を合わせて作ったのがその始まりですね。
当時は踊り手がいなくて、もともと京都にあった立命館大学と佛教大学のよさこいチームに踊ってもらおうということになり、その後いろんな大学にどんどん広がったんです。

――今はどれくらいの規模なんですか?

金城:11の大学が参加していて、それぞれの大学に「京炎 そでふれ!」の名を冠したホストチームがあります。踊り手の総数は600人から800人くらいですね。今日は共通の振りを踊るので、本当にいろんな大学から来ています。

――今回の出演以外にも集まる機会はありますか?

:けっこう集まることは多いですね。4月には「京都さくらよさこい」というイベントでパフォーマンスをしたり、京都以外では神戸や名古屋のお祭りに参加したりと、いろんなところに行っています。

――名古屋にも!

:そうなんです。例年北海道にも行っていたんですけど、今はコロナ禍の影響で団体の力が少し弱まってしまっていて、今はなんとかそれを戻していこうとしています。

――京都では、京都学生祭典以外にどんな活動をしているんですか?

金城:京都では「出前披露」といって、地域の方に依頼していただいて踊ることが多いです。
例えば、小学生の出し物として一緒に踊ってほしいとか、鴨川のイベントに出演してほしいとか。今日のサンガスタジアムでの公演もそうですね。

あとは、京都府警察とコラボして、警察学校のPR動画を作ったこともありました。警察学校の生徒さんと一緒に踊って動画を作ったんです。私たちは踊りを教えただけでしたが、生徒さんは忙しい訓練の合間に練習して、結果的にとてもクオリティの高い動画が完成しました。

――京都学生祭典実行委員に入ってよかったと思える出来事はありますか?

金城:「京炎 そでふれ!」メンバーは踊りに対してもいろんな感情や接し方を持っていて、彼らと会ってコミュニケーション力がついたと思います。

私たちの「おどり普及部」は「京炎 そでふれ!」のホストチームを統括する部署なので、どうやったらもっと人を呼べるか考えながらイベントを組んだり、「京炎 そでふれ!」の活動が広まるようなイベントを考案したりしています。活動がうまくいって、お客さんが「楽しかった」「また来たい」と言ってくれたときにやりがいを感じますね。

:ここは規模の大きな団体なので、いろんな大学の人と交流できるのがとても楽しいです。大学や学部、回生を超えて、いろんな人と関わることができるのは、規模が大きいからこそだと思います。

「京炎 そでふれ!」の魅力は?

――「京炎 そでふれ!」メンバーの魅力について教えてください。

金城:チーム間で横のつながりがあることでしょうか。

「スペシャルバージョン」や今回踊る「ショートバージョン」など、11のホストチームが共通して踊れる振りがあるので、学年やチームの垣根を越えてつながれるんです。

そういう横のつながりがあるのは、ここだけだと思います。
私たち「京炎 そでふれ!」メンバーは全力で声を出して踊って、楽しいことにすごく前向きで、そういう人たちがよさこいを通して集まっているんです。

――踊りにはどんな魅力がありますか?

金城:先ほどのつながりのツールになるのが、「京炎 そでふれ!」という踊りなんです。
だから、その踊りをコミュニケーションの一環として使っています。私自身、1回生のときに違う学校のチームの人と、「京炎 そでふれ!」を踊るっていうだけで、「じゃあ一緒に練習する?」って誘って友達になった人がいます。次の名古屋でのイベントのパフォーマンス統括もその人とやるんですよ。

踊りそのものは、ジャズやコンテンポラリーダンスなど、いろんな要素が含まれた総合的なものなので、極めきれないという感じになっているんですよね。
普通に踊ろうと思えば一定のレベルでは踊れるんですけど、そこから超越しようとすると、どこまでも深く行けて終わりがないというのが楽しいなって。

:「京炎 そでふれ!」にはいろんなバージョンがあって、それぞれレベルが違うんですよ。実際に京都学生祭典で披露する「総おどり」は、老若男女、いろんな方々が踊れるように作っていて、子どもから大人、おじいちゃんおばあちゃんまで一緒に同じ踊りができるということが大きな魅力だと思います。

(次ページ:京都サンガF.C.の担当者さんにもインタビュー!)

この記事を書いた学生

足立隼太郎

足立隼太郎

同志社大学 法学部

好きなもの:唐揚げ、牡蠣
嫌いなもの:イントロに入るまでが長すぎるMV