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京のまち、その奥深さに魅せられて

関東と関西の真ん中、愛知。私はそこで生まれ育ちました。そのため、私には沢山の選択肢がありました。関東、関西の大学、もちろん、地元に残ることもできる。
その中で、なぜ京都を選んだのか。進路を決めるまでに悩んだことも含めて、ご紹介したいと思います!

京都に目覚める!

京都を初めて訪れたのは、小学校6年生の秋。修学旅行の時でした。
それまでの私は、「京都?お寺がいっぱいあって、日本っぽいところ?」くらいのぼんやりとしたイメージしかありませんでした。しかし、実際に神社仏閣や街並みを散策してみて、小学生の心ながら、京都の非日常的な光景に感動したのをよく覚えています。
そこには私の知らない世界が広がっていました。

京都が好きになるまでにかかった日数は、わずか2日。

京都愛、再燃

小6の修学旅行で京都好きになった私は、家族旅行でも京都に連れて行ってもらい、その後は京都への熱も一段落していました……。しかし、高1の時に私の中の京都愛が再燃することになったのです。

きっかけは、またもや修学旅行、そしてもう1つ、ある小説との出会いでした。

私が通っていた高校は、愛知の高校では珍しく、修学旅行の行き先は京都。
京都が好きなことに変わりなかった私ですが、もし同じ時期にあの小説に出会っていなかったら、今の私はいないと思います。
偶然にも、修学旅行の時期に私がハマって読んでいた小説は、京都が舞台。修学旅行前はまだシリーズの序盤しか読んでいなかった私は、修学旅行から帰ってきて続きを読みながら「あ!通りすがりに気になったカフェ!行けばよかった~!!」と小説に出てくる観光スポットやカフェがどんどん気になってくるように。聖地巡礼欲、といったところでしょうか。
その気持ちは時間が経っても抑えきれず、高2の時に6回も京都に通ったのは、我ながら凄かったな……と今では懐かしい思い出です。

京都愛はそのまま収まらず、高1の時に「東京の大学に行く!」と宣言していた私は、高2の時には当然のように京都の大学が志望校になっていました。

意外と悩んでいた!?受験生時代

ここまで来たら、もう京都まで一直線だと皆さん思いますよね。
でも、実はそんなことはありませんでした。自分でもびっくりするくらい迷っていました。東京の大学でもやりたいことがある、でも京都にも行きたい。そんな思考が頭の中でグルグル回り、受験終了間際まで悩んでいました。

さらに、私にはもう一つ悩みが。
実は私、一人暮らしに対して不安がありました。理由は……朝、起きられない。これは私の最大の弱点でした。
高校時代は1人で起きられず、毎朝親に起こしてもらう日々。私はバスと電車で1時間弱かかる高校に通っていたのですが、テスト前は毎回徹夜に寝坊で、そのたびに「お父さん、バス停まで送って!」とか、「また寝坊した!バスに間に合わない!!」とか、挙句の果てには「お母さん、ちょっと学校まで……?」と、両親に助けてもらってばかりだったのです(ちなみに、京都は公共交通機関が便利ですが、愛知は車での移動が圧倒的に早いです)。
こんな私が地元を離れて一人暮らしなどできるのか。不安しかありませんでした。

しかし、案ずるより産むが易し。
私は、大学生活4年間を「新しいことにチャレンジする期間」と捉えることにしました。就職後を考えれば、4年間は短いです!物事に挑戦するにはピッタリの期間だと思いませんか?そして、4年間その場所で生活することを考えた時、「京都で学生生活を送りたい、京都をもっと知りたい」と思いました。それが、『私が京都に来た理由』です。

日本らしく、インターナショナルな街、京都

京都で一人暮らしを始めて半年と少し。京都の奥深さに、私は日々驚かされています。
日本の古い歴史を現在まで多く残している京都には、多くの外国人観光客が訪れます。
そんな外国人観光客がいて当たり前の京都は、私にとって最も日本らしい街でありながら、同時に最もインターナショナルな街でもあり、不思議な魅力を持った街です。
祇園や河原町は多くの人で賑わっているけれど、一本路地に入るとそこには喧騒を忘れた静寂がある。昼と夜で雰囲気ががらりと変わるのも、京都の魅力の一つではないでしょうか。

相対するものが両立する、そんな京都に私は惹かれたのだと思います。
知っても知り尽くせない京都への探求心は、留まることを知りません!

(同志社大学 グローバル地域文化学部 西村彩恵)

 

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