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いつからかずっと、ぼんやり憧れていた街

 “非日常”の空間のままにはしておけない

私の京都への魅力が膨らんだのは、中学生になりたてくらいの家族旅行でした。宇治の平等院や伏見稲荷、東寺などたくさんの寺社仏閣をまわったことを今でも覚えています。

中学生となれば感性が豊かになる時期で、1年に一度旅行へ行く先々で、“知らない街”に足を踏み入れるワクワク感と空気の新鮮さを楽しんでいました。京都を歩いていて感じたのは、他の街にはない独特の雰囲気です。

寺社仏閣が歴史を映し出しているかと思えば、京都駅や四条は観光客や学生で溢れる現代的な町並み。独特の雰囲気はその2 つの融合が生み出していて、どこを歩いていても「素敵だなあ」と感動しっぱなしでした。

それから修学旅行やオープンキャンパスの際、再三京都へ来るうちに、いつしか抱いた憧れ

「大学生で一人暮らしするならここがいい!」

そう思うようになりました。夢が叶い、今、京都で3年目の大学生活を過ごしています。

新たな地、すぐに慣れたわけではない

いつからか、ずっと憧れていた街
(パンケーキを食べに行ったときの写真)

「一人暮らしは自由で楽しそう」

そう心躍らせて広島を離れた私ですが、いざ一人暮らしが始まるとすぐさまホームシックに陥りました。

大学の人の多さ、聞こえてくるのは関西弁ばかり 、自分でやらないとどうしようもない家事…。

大きな環境の変化に戸惑い、「広島に帰りたい」と常に思っていました。そこで気づいたのが“家族のありがたみ”です。これに気づけただけでも親元を離れた意味がありました。今はこちらの生活も存分に楽しんでいます(笑)。

また、大学ではいろんなところで人とつながれて、高校までよりはるかに多い交流関係が築けます。入学当初の自分に言ってやりたい、そしてこれから大学生になる高校生の皆さんに私からアドバイスできることがあるならそれは

「フットワークを軽くして、何でも積極的にやってみよう」です。

楽しまないともったいない

いつからか、ずっと憧れていた街
(日の光が差し込む竹林)

やはり京都といえば歴史の街、寺社仏閣のイメージが強いですよね。

でも実は京都の人は観光地が身近すぎてなかなか行かないみたい…。

私は歴史が好きなので、友達を誘ったり、時には一人でふら~とお寺に行ったりします。

「数百年前まさにここであんなことが起こったんだ~」と想像を膨らますと、とても不思議な気分になります。桜や紅葉とのマッチングはもちろん、新緑や静まった景色もとても綺麗で、何度でも足を運んで四季折々の情景を見たくなります。

個人的ナンバーワンは、永観堂の紅葉×ライトアップ!

皆さんも京都に来たらぜひお寺をまわって、それぞれの歴史を感じてみてください。その中でMy Bestを決めてみては??

京都を知り尽くしたい

いつからか、ずっと憧れていた街
(嵐山にあるカフェで一息)

大学生活も折り返し、あと1年ちょっとになってしまいました。本当にあっという間でした。

もっと大学生だからこそできること、京都だからこそできることをたくさんやりたい。

あとは、おしゃれなカフェ・ご飯屋さん・雑貨屋さんをまわったり、まだ行けていないところに行ってみたり、着物を着て歩いたり…

京都で過ごす貴重な時間を思いっきり楽しみ、充実させたいです。

 

(同志社大学 政策学部 高橋沙季)

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