インタビュー

【高学歴芸人ネイビーズアフロ】京都での学生生活からネタ作り秘話まで!

【高学歴芸人ネイビーズアフロ】京都での学生生活からネタ作り秘話まで!
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ネタは手書きで

―どちらがネタを作られてるんですか。

皆川:うちの母親が。

はじり:そんなわけないやろ!そんなネタおもんないやろ!

(一同爆笑)

ネイビーズアフロ 皆川さん

皆川:ごめんなさいね。ネタは2人で作ってますね。今ここ来るまでもそこのスタバでやってましたね。コンビ組んだ当初からやることはずっと一緒です。机挟んで僕がノート開いて「こんなんどう?」って提案しながら話し合っていって、最終的に台本に書いて。

・・・あ、ネタ帳見せましょうか!

―え!良いんですか!?貴重!

皆川:あ、間違えた。これは相方への悪口いっぱい書いてるノート。

はじり:ちっちゃいのう。

皆川:こっちです。これがネタ合わせするときに使うノート。

ネイビーズアフロ 皆川さん(左)はじりさん(右)

皆川:二人でしゃべって、最終的にこっちの台本のノートに書きます。僕パソコン嫌いなんです。自分が書いた文字じゃないと覚えられなくて。
受験のときもそう。ノートで色分けして書いてたら、映像で覚えてたり。左下にあれ、右上にこれ書いてたから歴史やったら時代はこっちが先、とか。やから今もこうやって色を付けて。

―本当だ。それぞれの名前に色がついていますね!

 

高学歴コンビ「ネイビーズアフロ」流のネタ

―お2人の「賢い女」というネタ、女性役に難しい古典用語を使っておられたり、チョイスもさすがですね。

皆川:あれ名作なんですよー。

はじり:自分で言わんでええ!

皆川:あと「天使と悪魔」という作品はね。

はじり:作品っていうな!

皆川:「あ、こんな機関なんや」とか、いろいろ法律を調べて、それを文字に起こします。

―そのネタで、長いセリフを早口でペラペラ―って言えるのが、本当にすごいですよね。

皆川:実はね、長い言葉をかまずに言える人ってサイコパスらしいんですよ。

―え、急に怖く見えてきました(笑)。

皆川:・・・こんにちは(真顔)。

はじり:怖いわ!・・・まあ、難しいネタの話としては、”花言葉”のネタもありまして。その度に覚えるので、どんどん賢くなってますね。

皆川:ちなみに僕は黄色のマリーゴールドが好きです。

はじり:なんですか?花言葉は。

皆川:「絶望」。

はじり:いやだから怖いわ!

皆川:・・・こんにちは(真顔)。

 

”漫才師として賞レースで優勝したい”

―最後に、今後の目標をお聞かせください!

はじり:来年3月のytv漫才新人賞の決勝に進出しているので、当面の目標はそこでの優勝ですね。

皆川:僕ら7年やってて、一回も賞レースで優勝したことないんですよ。関西で漫才やってたら、テレビ各局のレースの賞を意識するんですよ。僕らもめちゃくちゃほしい。漫才師として。でも今まで出たのは全部2位。だからまず優勝したい。そしてM-1ですね。そのためによしもと漫才劇場での毎月の単独ライブを来年も引き続き頑張ります!

はじり:M-1は霜降り明星が優勝しましたから。彼らとは同期で、年も一緒なんです。1年目から知ってて。「おめでとう」と「悔しいな」という気持ちと、あとは僕らも頑張りたいなって思います。

ネイビーズアフロ はじりさん

―お笑いをやっていく上で大事にしたいことはありますか?

皆川:高校ではサッカー部やったけど、めちゃくちゃ下手だったんです。背高いからキーパーやらされて。でも辞めるのも嫌で、先輩後輩に怒られながら毎日嫌な気持ちでした。

でも、今やっと漫才っていう好きなことやれてて、毎日楽しくて、青春来てるなっていう感覚。その感覚は大事にしたいです。高校時代は休みに1人で大阪行ってお笑いの劇場行くくらい元々それが趣味で。今は劇場にタダで入れて好きな先輩のネタも好きに見れるから、毎日休みみたいな感覚です。仕事って感じがしないですね。

皆さんにはそういう仕事についてほしい。ストレスフリーですよ。

―好きなことを仕事にできるっていいですね。

はじり:楽しむ努力もしようと。それこそ自分にご褒美でテレビやゲームでもいいし、それ自体を楽しむのもありですし。楽しくやりたい。楽しくない仕事も何かを足して、どうにか楽しくしたいですね。

皆川:そんなんあります?例えば?

はじり:この取材とか。

皆川:ほんまに?俺も思ってた。嘘です!ほんまに嘘です。楽しくなかったらこんな変なこと言わないんで!

はじり:(笑)。

皆川:急にボケるからびっくりしました。

はじり:例えば?って言うからや!

ネイビーズアフロ はじりさん

人権のイベントについて

―最後になりますが、ヒューマンステージ・イン・キョウトへ来られる方にメッセージをお願いします!

はじり:ちょっと難しめのテーマですけども、お笑いとコラボという形でやらせていただいてるんで。お客さんには気軽に来ていただきたいです!このイベントを通じて人権などにも目を向けていただけるようにできればな。

皆川:絶対、大切なイベントだと思うんですよ。やからお堅いテーマですけど、できるだけ柔らかくして。あと、普段ふざけたことを仕事にしてる人が、人権についてどう喋るのかも興味あると思うんです!

皆川:漫才見れますし、是非!Ⅿ-1王者来るんですよ。

はじり:そうですね、難しく考えずに。

 

そして最後に・・・!

 

ネイビーズアフロから記事を読んでくれた中高生の皆さんにメッセージ!

 

取材を終えて

ネイビーズアフロ 皆川さん
(ネタ「陳謝!」のポーズ)

取材中ずっと笑わせてくれたお2人でした!

取材後にお2人の衣装について聞くと…
ネイビーのスーツは、コンビ名の「ネイビーズアフロ」のネイビーから。

そしてネクタイの色は、お互いのラッキーカラーだそう。素敵!

ますますのご活躍を期待しています!

ネイビーズアフロのお2人が出演する「ヒューマンステージ・イン・キョウト2019」。
参加費は無料。京都学生広報部もブースを出展します。是非お越しください!

最新のネイビーズアフロのインタビュー記事はこちらから!

(文:同志社大学 経済学部 田川鈴華)
(取材協力:同志社大学 政策学部 池田あかね)
(写真:立命館大学 産業社会学部 山本菜摘)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!