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日本の伝統を継承! 「KYOTO NIPPON  FESTIVA L2018」を訪れてみた!

日本の伝統を継承! 「KYOTO NIPPON  FESTIVA L2018」を訪れてみた!
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KYOTO NIPPON FESTIVAL 2018とは?

10月6日、北野天満宮で「KYOTO NIPPON FESTIVAL 2018」が開催されました。京都の北野天満宮を舞台に日本の伝統文化とアート、音楽、食を融合した新たなイベントです。3回目を迎えた今年のテーマは「POPと挑戦」。

京都は世界的にも観光都市として認められ、観光客も各国から訪れています。美というものを感じ取れる場所で、春夏秋冬で見せる風景は異なり人々の心を和ませてくれます。そんな魅力に溢れた場所で日本の文化の魅力を発信するイベントには初日から多くの来場者を集めました。

そこで今回は、オープニングセレモニーと、当日の様子をレポートしていきます。記事の後半では、乃木坂46若月佑美さんの作品に対する思いについて、ご紹介して行きます。

オープニングセレモニーの様子

(「神若会」による演舞披露)

最初に、「神若会」の方々の和太鼓の演舞披露。神若会とは、北野天満宮の氏子の若者達で結成された太鼓会です。氏子区域の和太鼓の指導などを行い、氏子地域の発展という思いを持ちながら、幅広く活躍しています。太鼓から奏でられる音、迫力のあるバチさばきは来場者を一気に魅了しました。

門川大作京都市長らの挨拶の後に、登場したのが現代美術家の3人の方が登壇され、作品についてお1人ずつ話されました。

(左から、川人綾さん・北林加奈子さん・島田清夏さん)

今回のイベントのメイン企画でもある、現代美術家と乃木坂46によるコラボギャラリー展は文道会館で開催しています。

(梅交軒にて展示されている乃木坂46メンバー・西野七瀬さん)

3名から今回制作された作品についてご説明いただきました。

川人綾さん:「文道会館で展示させていただいております。星欠けの三光門伝説をテーマに制作させていただきました」。

川人綾さんは、京都で日本の伝統的な染織を学び、最新の神経科学を背景にもち、グリッド状のペインティングを中心に制作されています。展示されている作品は色鮮やかで吸い込まれそうな感じがしました。

北林加奈子さん:「北野天満宮さんは、天のエネルギーが満ちる聖なる場所と伺っていて実際に訪れてそれを肌で感じたので、そこで感じた強いエネルギーなどをもとに制作しました」。

北林加奈子さんは、陶に糸や木などの誰も考えられない発想から、新しいアート作品を作り上げています。今回展示されている作品は、白を基に神からの授かりもののような作品でした。

島田清夏さん:「私の作品は、北野天満宮さんのもとの地の神様が雷ということで雷をテーマに制作しました。北野天満宮を中心に半径1000キロ以内に雷が落ちたら、そのデータをもとにそれを拾って作品にいろんなアクションがおこるという作品です。松の木が飾られているのですが、その松の木に水が与えられていたり光が与えられたりします。松の木が大きくなるのは神のみぞ知る」。

今回制作された作品からは、私たちの感性をはるかに超える幻想的な世界を作りあげているなと感じました。これからも作品がどんどん成長していくのが楽しみですね。

続いて、登場したのは乃木坂46のメンバー3人です。

(乃木坂46メンバー・秋元真夏さん・桜井玲香さん・若月佑美さん)

最初に秋元真夏さんが挨拶されました。今回秋元さんは、京都吉兆さんと共同開発したオリジナルメニュー『ちゃんぽん麺』を共同開発しました。

秋元さん:「すごく歴史のある吉兆さんとコラボさせていただけるということでドキドキしたんですが、お出汁のとり方だったり、食材の掛け合わせなどの基礎を教えてもらえて勉強になりました。若い人に日本の伝統文化を知ってもらえる上で食というものは入りやすいのかなと思います」。

会場では、ちゃんぽん麺を求めて長蛇の列ができていました。私自身も、ちゃんぽん麺を食べましたがゆずが効いていてとても美味しかったです。

続いては桜井玲香さん。

桜井さんは、いけばなに挑戦されました。作品は普段入ることのできない茶室・「松向軒」、「明月舎」に展示されています。そこでは、桜井玲香さんをはじめ乃木坂46の川後陽菜さん・山下美月さんが池坊華道を実際に学んでいる若手華道男子グループ「IKENOBOYS」さんとコラボレーションした作品を見ることができます。

桜井さん:「学生の頃から、何年かぶりにいけばなに触れる機会をいただけて楽しかったです。個人的には、納得のいく作品ができたかな。ぜひたくさんの人に見てもらいたいなと思います。ゆりを使いたいと思っていたのでそれをベースに池坊の方々にたくさん手助けしてもらいました」。

最後は若月佑美さん。

文道会館には、若月さんのアート作品や現代美術家の方々の作品が展示されています。

若月さん:「今回は、プロの方々と同じルームで展示させていただくということで、ゼロから作っていいよと言っていただき、これまでとは違いアプローチの方向を変えさせていただきました。POPというワードがあったのでわかりやすく楽しむということも大事かな」。

続いては、IKENOBOYSさんとUwe walterさんがパフォーマンス。

(尺八を吹く Uwe walterさん)

ざわざわしていた会場が、尺八の音色で静まりました。とにかく吹くのが難しいとされる尺八。息を吹き込む角度によって音を上げ下げしなければなりません。

その音色と共に登場したのがIKENOBOYS の皆様です。日本の伝統文化として知られている「華道」。しかし、若者で華道をしている割合はそんなに高くはありません。そこで、「華道」の素晴らしさなどをもっと伝えていこうと「IKENOBOYS」が誕生しました。「池坊」を学ぶ男子=池坊男子=IKENOBOYS。つまり“イケメン”です。

イケメンならず、メンバーの方々も“生ケてるメンズ”=イケメンですよね。詳しく、IKENOBOYSについて知りたい方は下のURLにアクセスしてみてください。

https://www.ikenobo.jp/

(IKENOBOYSの方々が作り上げた、いけばな)

Uweさんが吹く尺八の音色と共に完成したいけばな。どこか、秋を感じさせられるようないけばなですね。日本という素晴らしい伝統文化を肌で感じることのできる作品です。

乃木坂46若月佑美さんのアート作品と今後の活動は

(乃木坂46メンバー・若月佑美さん)

今回、乃木坂46・若月佑美さんがアート作品など今後についての囲み取材に答えました。

これまで、若月さんは「第97回二科展」のデザインA部門で芸能人として初入選されました。アイドルとプロ並みの腕前を持つ美術家という二つの顔を持っています。しかし、2018年10月1日に自身の公式ブログで乃木坂46を卒業することを発表しました。若月さんのブログは、ファンの間でも名言集が作られるほど言葉に影響力があります。私も乃木坂46さんの大ファンで、よくブログを朝から晩まで読んでいます。

こちらの下の作品は、文道会館に展示されている作品です。若月さん自身を被写体にして、後からご自身で手書きで描かれたデザインと合成して作り上げたそうです。

 

—アイデアはどこからうまれてくるのですか?

若月さん:家とかではなく、移動の時やお仕事の合間などで書くことが多いです。飛行機などすることが限られている場所で気を研ぎ澄まして集中して書いています。

—またこれからどのような作品を制作していきたいですか?

若月さん:これまではアイドル「乃木坂46」という名前で、仕事をいただけることが多かったのですが、アートの分野では、プロの方の中に入れば実力もまだまだです。しかし幼稚園の頃から絵が好きなので、、、何かしら誰かの力になれるような存在になれればと思っています。

—今後卒業してどのような活動をしていきたいですか?また、卒業の決め手などは?

若月さん:私はお芝居が好きなので、具体的には女優さんとして活躍していきたいと思いますが、アートなどでも自分ができることがあればやりたいです。発表自体は、遅くなってしまって11月いっぱいなので、急だよって思った方も多かったと思います。卒業の決め手は、色々とアイドルとしてマルチに活動させていただいて、自分がこれだというものに出会ったからですかね。

これから乃木坂を卒業されても、様々な活動を行なっていく若月さんを応援していきたいですね。

文道会館にて、これまでの歴代の乃木坂の衣装や歴史をみることができるので是非ご覧ください。乃木坂46さんのファンをはじめ、まだそんな乃木坂46を知らないという方でも絶対楽しめるはず!!

KYOTOから日本文化を発信するために

KYOTO NIPPON FESTIVAL2018」は12月2日まで開催されています。アート作品やいけばなをはじめ、PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボレーションした企画なども行われています。今後も「KYOTO NIPPON FESTIVAL2018」は、京都から日本ならではの新たな魅力を発信していくに違いありません。

もしみなさんが京都という素晴らしい町に訪れることがあれば、自分の興味あるイベントに積極的に参加してみてはどうでしょうか?

▽KYOTO NIPPON FESTIVAL

http://www.kyotonippon.com/

(京都女子大学 現代社会学部 辨野真美)

 

 

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!