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よしもと祇園花月を語る会〜第3弾は学生編

よしもと祇園花月を語る会〜第3弾は学生編〜と題して、私たち京都学生広報部のお笑い好きメンバーが集まってオンライン対談を行い、学生が思うよしもと祇園花月の魅力やイメージについて、楽しく語り合いました♪コアなお笑いファンが語るよしもと祇園花月の魅力とは一体!?

お笑い好きメンバー紹介


まずは、対談するメンバーが好きなお笑い芸人を紹介します!

山本→もう中学生さん、パンサー向井さん
辻出→ネイビーズアフロさん
青山→和牛さん、かまいたちさん
今村→見取り図さん
山口→ネイビーズアフロさん

コロナ禍で劇場に行くことが難しい……。そんなお笑い好きの私たちは日々どのように過ごしているかというと、普段なかなか行けない東京の舞台を見ることができる、“オンラインチケット”を購入して自宅でお笑いを楽しむことが増えました。
京都学生広報部で1月に実施したミーティングでは、2020年12月20日に行われた「M-1グランプリ」の話をたくさんしました。特に、一昨年インタビューさせていただいたピン芸人のおいでやす小田さんとこがけんさんのユニット「おいでやすこが」が準優勝したことや、M-1の王者予想やその結果などで話が弾みました。

さて、そんなお笑い好きの私たちはよしもと祇園花月の魅力について何を語ったのか。
それでは、さっそくまいりましょう!

――劇場へは月何回くらいのペースで行きますか?

山本:2019年はよしもと祇園花月さんとコラボイベントの打ち合わせでよく行ってました(笑)。最近はいけてないなぁ。

辻出:月に1回いけたらいいな~って感じです。

青山:月に1、2回です。

山口:月によりますけど平均は月1、2回ですかね~、長期休みにお笑い好きの友達が東京から帰ってきたら月2、3回行きます。

今村:月2回くらいです。大学に入学してから行った公演チケットの半券が40枚くらいお財布に入ってます(笑)。

他劇場より距離が近い!?


――他の劇場と比べて祇園花月の魅力とは?

山本:座席がふかふか(笑)。

山口:あ〜!それめっちゃ分かります!!

山本:お尻痛くならへんし好き(笑)。

山口:もともと映画館やっただけあって、座り心地良い気がします。
あと祇園花月って、舞台との距離近くないですか?

青山:めっちゃ分かります!

辻出:他の劇場よりアットホームな感じがします。

山本:コロナで今はできないけど、前まであった新喜劇のズッコケ体験(新喜劇後にズッコケ体験コーナーがあり、応募で選ばれた人は舞台に上がって座員さんのギャグに合わせて一緒にズッコケる体験ができる。)とかある時に、舞台の前に小さな階段があって、そこからすぐ舞台に登ることができるもんな!

辻出:それ(ズッコケ体験)も祇園花月ならではですよね!

山本:確かに、他の劇場ではやっていないかも!

山口:あと「祇園花月ってこんな素敵な劇場なんや」って思ったのが、新喜劇が始まる前に舞台の奥から社員さんや座員さんの挨拶や掛け声が聞こえてくること!

山本:あ〜〜!

山口:結構大きな声で聞こえるので、お客さんやけど舞台裏を見れた気がしてテンションが上がりました。声が近いんかな?これって祇園花月だけなのかも!

山本:裏側が見えるっていいよね!

――他には?

山本:コンパクトさがちょうどいいなと思って、NGK(なんばグランド花月)に比べたら物販の数は少ないけど面白いものが凝縮されている気がする。例えば、祇園花月の劇場を縮小化した置物や、京都と芸人をコラボした手ぬぐい、昔からある建物がキーホルダーになっていたり……。他にも、よしもと祇園花月のオリジナルポーチで人気芸人と京都の街並みをモチーフにしたガチャガチャがあったり、たまたま通りかかった方でもワクワクすると思う!“笑いのいいとこどり”?みたいな場所が祇園花月かなと思った。

山口:京都らしさが詰まった商品が豊富で良いですよね!私も入口入ってすぐのお土産スペースお気に入りです!

山本:わかる!祇園やし観光客多いしね!ぷら〜っと入っている人をよく見かけるよ。

今村:舞台の花道に“せり”があって、そこから芸人さんが舞台に上がって登場するのも祇園花月ならではの演出かなと思いました。

山口:もともと祇園会館って、映画館になる前は舞台やお芝居をしていた建物だったからせり上がりが残っているらしいです。

山本:そうなんや〜!

山口:確かに、“花道”とか“せり”ってよしもと祇園花月にしかないから公演で使われていたら嬉しいですよね!

交通費230円で行けるってホント?


――学生ならではの視点から、祇園花月のいいところってなんだと思います?

山本:周りが観光地やから四条や河原町で遊んで帰れるところかな?食べ物屋さんも多いしね〜。

山口:確かに!

山本:今、いろんな芸人さんがYouTubeやってるやん?祇園花月の合間のランチルーティーンみたいなのをYouTubeで公開されていて、私もそのお店に行ってみたいと思った。YouTubeを見る学生は多いだろうから、祇園花月周辺のランチ情報集めにも役立ちそう!

山口:いいですね〜!祇園花月周辺には観光名所が集まっているから、やっぱり立地としての魅力は外せないですよね!他にありますか?

今村:私は大学から市バス1本、230円で劇場に行けるところが便利でいいなと思います。バスで大学に通っている学生は多いので、学校帰りに観に行く場合、交通の便が良いところはポイントが高いですよね。

山本:まさに学生ならではの視点!

山口:230円でいけるのは大きいなあ……。電車代って結構かかりますもんね。

秘密基地的な劇場!?


――祇園花月を一言で表すと?

山本:“攻め”の姿勢の劇場!

外観は歴史のあるレトロな建物だけど、公演の内容は攻めてたり、コアなことをやっていると思ったかなあ。というのも、祇園花月は夜公演で少しマニアックで個性的な笑いをとる芸人さんによるイベントが多い気がしていて、“え、このコンビとコンビが!?どんなイベントになるか想像つかへん!!”って思うねんな。奇想天外なイベントが多くて、お笑い好きのお客さんには特に興味を持つんじゃないかなあって。

山口:確かに!最近攻めた公演多いですよね〜。

青山:私は、さっきから何度も話題に出てたんですけど、“近い”!ありきたりですけど、やっぱり客席と舞台の距離が近いのが祇園花月の魅力かなと思います。

山口:これは祇園花月の戦略なんかな?出演者と近いから臨場感があってより舞台を楽しめるっていう部分はありますよね。

辻出:私は、祇園花月でしかできないことがあるから“新鮮”!例えば、「祇園笑者」や「祇園一会」など祇園花月でしか見ることができないライブが多いと思います。

山口:なるほど、新鮮かつ斬新みたいなね!

今村:ちょっとコアなライブとかがあるから、個人的には“秘密基地”っぽい感じ?

山本:“秘密基地”っていう表現、めっちゃ良い!!

今村:王道にお笑い好きな人が行くんじゃなくて、掘り出し物が多い?みたいな。ちょっと行きたくなる感じです。

山本:その例えめっちゃいい!でも劇場のスタッフさんからしたらいっぱい来てもらわな!(笑)

今村:秘密にしておいたらダメなんですけどね(笑)。

山口:私は、“斬新”。
それと……“趣(おもむき)”!!廊下のちょっと階段上がった所に「祇園会館」という映画館の時に使用していた映写機が置かれていたり、花道やせりがあったり……。昔ながらの趣を大事にして生かし、活用しているなと思いました。

祇園花月に行きたくなる理由


――最後に、関西だと他にもたくさんのお笑いの劇場や舞台があるけど、なんで「祇園花月」に行くんですか?

青山:人気の芸人さんを集めたライブがあったり、祇園花月ならではの企画や公演が多くて、それが面白いので祇園花月に行きます。

今村:劇場に直接所属している芸人さんがいないこともあり、東京や大阪の垣根を越えて、普段なかなか見ることが出来ない芸人さんを観ることができるからです。
あと個人的になんですけど、一番最初に行った劇場が祇園花月で、私にとってのお笑いの“始まりの場所”って感じで愛着があります。

山本:2019年に開催した京都学生広報部と祇園花月とのコラボイベントで、“学生に優しい劇場”っていう印象を受けたことがお笑いをより好きになったきっかけでもあるので、いっぱい行きたくなるかなあ。

山口:みんなそれぞれ祇園花月に思い入れがあるんですね~。

最後に

それぞれが思うよしもと祇園花月の魅力を聞いて、お笑いファンに愛されていることや、この劇場の良さを改めて知ることができました。
共感していただける部分も多くあるのではないでしょうか。みなさんにもよしもと祇園花月の魅力が伝わっていると嬉しいです。

現在、よしもと祇園花月の劇場内に“2021年は笑顔で過ごせますように”という願いを込めて、京都学生広報部が制作したアマビエのポスターを掲示していただいています。よしもと祇園花月に行った際には、どこに貼っているのか、どんなポスターになっているのか是非皆さん探してみてくださいね~!

※祇園・祇園花月の正式表記は、しめすへん「示」ではなく「ネ」です。

(花園大学 社会福祉学部 辻出七海)
(京都女子大学 発達教育学部 青山莉子)

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