映画好きの女子大生が紹介する、京都が舞台のおすすめ映画3選
世界でも有数の観光地として多くの人を魅了するまち、京都。
古くから都として栄えていたため、京都には観光のほかにも「映画の都」としての顔があります。
日本映画発祥の地ともいわれ、東映の他にもかつては大映や松竹といった配給会社が撮影所を構えていました。そんな京都を舞台とした映画は数知れず。
そこで今回は、DVDを月4本くらい鑑賞する、映画好きの私が是非見てもらいたい『京都』が舞台の映画おすすめ3選をご紹介したいと思います。
京都の雰囲気を映画で味わってみたい方は、是非チェックしてみてください。
もくじ
1.マザーウォ―ター(2010年)
【あらすじ】
とある町で暮らしている、男女7人の何気ない日常を描いている作品。
セツコはウイスキーバーを、タカコは珈琲店を、ハツミは豆腐屋の店員として働いていた。そこに、町に暮らす住人達が足を運び、7人の男女が交流を深めるようになる。
(MIHOシネマより https://mihocinema.com/mother-water-33871)
【おすすめコメント】
この映画は男女7人のなんでもない日常生活をゆるーーく写している映画。
時間の流れがとにかくゆっくり感じられます。特に何か起こるってわけでもないので、スリルが好きな人にとっては、ちょっと物足りないかもしれないです…。
でも、この映画は『かもめ食堂』、『めがね』と同じ雰囲気なので、なんせ食べ物が本当においしそうに見えます(笑)。
私はこの世界観が結構ハマったので、撮影場所となった「カフェしずく」さんに実際に食べに行きました。まったり京都の日常の雰囲気を感じたい人は見てみてください。
2.本能寺ホテル(2017年)
【あらすじ】
婚約者の親に会うため、京都を訪れた主人公の倉本繭子。ホテルの予約に不備があったために、空いているホテルを探すはめに。そんな折、何とか見つけたホテルが「本能寺ホテル」だった。繭子はそのホテルに泊まるが、なぜか天正の時代にタイムスリップしてしまう。
(MIHOシネマより https://mihocinema.com/honnouji-hotel-41305)
【おすすめコメント】
まず綾瀬はるかさんと堤真一さんのコンビって最強すぎませんか(笑)。
タイムスリップ系の映画って実際ファンタジー要素強くて現実味がないんですけど、この映画はホテルが舞台なので実際に起こりそうなリアルさを感じます。
主演の綾瀬はるかさんのコメディエンヌさが笑えるところも勿論あるけど、それだけではなく後半にかけて「自分」を見つめなおす形が、ちょっと共感する部分でもあるのでそこもポイントです!
3.ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2017年)
【あらすじ】
美術大学に通う20歳、南山高寿は通学途中の電車で出逢った女性に一目惚れをしてしまう。彼女の名前は福寿愛美。高寿と同い年で美容専門学校に通う学生だった。高寿が思いを伝えるとなぜか涙を流す愛美だったが、その後二人は恋人同士となり、甘い時間を過ごす。幸せな時間が続いていくものと思われたのに、愛美には重大な秘密があり…。
(ciatr紹介記事より https://ciatr.jp/topics/232270)
【おすすめコメント】
正直私、実写かつ恋愛映画って突っ込みどころありすぎてあまり好きな方ではないんです。
でもこの映画、大好きな小松菜奈さんが、私と同じ名前の役で出演されていたので思わず見ました。
鴨川や三条大橋、伏見稲荷大社と京都の有名な観光地での情景も、美男美女が映るせいか思わずいつもと違ったように見えます(笑)。
全ての意味が分かった時の切なさにじーんとします。ただ時間軸を理解するのがちょっと難しいので、そこは注意が必要かもです。是非大切な人と見てみてださい。
番外編(テレビアニメ) 四畳半神話大系(2010年)
【あらすじ】
京都の大学の3回生である、主人公「私」。入学当初はサークルに参加し「薔薇色のキャンパスライフ」を送ることを目論んでいたものの、プライドが高く人付き合いが苦手な性格が災いし、サークルでは孤立。捻くれ者の悪友、小津と不毛なキャンパスライフを送ることになってしまう。
(双葉のQOL向上.com紹介記事内の「あらすじ」よりhttps://futaba05.com/archives/2587)
【おすすめコメント】
映画ではないですが、「大学生×京都」といえば、森見登美彦さんの作品なしには語れません!
京都大学出身の森見さんは、京都を舞台にした作品を数多く発表されています。
京都学生広報部でも、森見さんのインタビュー記事があるので、是非ご覧ください。↓↓↓
森見登美彦さんインタビュー(前編)https://kotocollege.jp/archives/4547
森見登美彦さんインタビュー(後編)https://kotocollege.jp/archives/4561
京都大学に通う主人公の”私”の饒舌さと言い回しのくどさがとても面白い‼
表現映像も実際に写真とアニメーションが融合されていて、配色もこの作品ならでは。
メッセージ性も高く何度でも見返したくなる作品です。
また「夜は短し歩けよ乙女」の方も、同じく京都の大学生を題材とした作品なので、そちらもよかったら見てみてください!
昨年公開された「夜は短し歩けよ乙女」の試写会にも参加させていただきました!
その時の記事はこちら↓
まとめ
いかがでしたか?
他にも沢山あるのですが、今回は現代の京都が舞台であり、日常的な生活のものや、学生が主人公のものを中心に集めました。どの映画もおすすめのおもしろい映画なので、少しでも面白そうと思った方はぜひ見てみてください。大学生活は余暇にかけられる時間も多いので、その活用方法のひとつに「映画」というのも良いのではないでしょうか。
(京都女子大学 現代社会学科 濵本恵見)