【実態不明】謎学部の正体に迫る!同志社大学グローバル地域文化学部とは?
近年、キラキラネームの学部が増えていること、皆さんご存知ですか?
名前だけじゃ、何を勉強しているのか分からない。
なんでそんな名前をつけたんだ?
そのような学部が大量発生しています。
私たちが通う同志社大学にも、あるんです!
「グローバル地域文化学部」!!
グローバルで地域と文化を学ぶ??分かるようでイマイチ分からない・・・
もくじ
同志社大学他学部生のグローバル地域文化学部のイメージ
①偏差値が高い
グローバル地域文化学部って、大学内で最も偏差値が高いんです。出会った相手がそうだと「おお!グロ地!」みたいなかんじになります。
グローバル地域文化学部のことを略してグロ地と呼ぶ人が多いです。グロ地の人にGRと略してくれと言われたことがあるのですが、グロ地呼び人口の方が圧倒的に多い気がします(笑)。
②留学に行くイメージ
留学するのが卒業するのに必須条件だとかなんとか・・・。
大学の仲良しグループが、留学で世界中に飛び散って、グループ電話をする時間がいつが最適か悩んでいる人に出くわしたことがあると話していました(笑)。
③キャンパスが僻地に追いやられている
学部があるのは、今出川キャンパスから5分 ほど歩いた烏丸キャンパスです。
今出川校地では、今出川キャンパスがメインで、多くの学生がここにいます。
そのため烏丸キャンパスは僻地ですかね・・・?(笑)。
さて、HPを見て解決しましょう!
他学部生の持つグローバル地域文化学部のイメージや情報を書き連ねていても、らちがあきませんね。
HPによると、グローバル地域文化学部の目的は、「人々の哀しみに感応しつつ世界の諸問題を研究し、希望ある共生社会を構想する」
ん?????哀しみ?????????
(学部目的が想像と違いすぎて、ましてや哀しみなんて筆者動揺しまくりです)
気を取り直して、詳しくみていきましょう。
①複数の外国語を運用する
②世界の惨状や人々の哀しみに感応する
③希望ある共生社会を構想する
この3つを通してグローバル社会にふさわしい教養、良心ある知性、自由な精神を備えた人物の育成をする学部らしいです!
うーん、なんとなく分かるような分からないような(笑)。
まだモヤモヤしますし、「哀しみ」とやらが引っかかってしょうがないので、もう少し深掘りしてみましょう!
実態はいかに?学部生インタビュー!
ということで、筆者の友達、先輩、友達の友達など、いるかぎりの現役グローバル地域文化学部の知り合いに話を聞いてきました!まとめてご紹介します。
写真は、快く協力してくださったグローバル地域文化学部の1回生の皆さんです。
―グローバル地域文化学部で勉強していることを簡単に言うと?
グローバルな問題を学ぶために、まず地域ごとの歴史や文化を学びます。それらを通じて、ミクロな視点からマクロな視点で見られる力を身につけます。
―グローバル地域文化学部のいいところは?
・様々な考えや文化を学ぶから多様性を受け入れられるようになること
・色々なタイプの人間と知り合えて面白い
・真面目な人が多いから集中して授業が受けられる
―グローバル地域文化学部あるあるといえば?
・学部人数が少ないから、烏丸キャンパスは知り合いだらけ(実際に、取材させていただいた方々が、次々と友達と遭遇していてアットホームなキャンパスだと感じました)
・行動力のある人が多い
・バックパッカーしがち
・日本語以外で挨拶しがち
・みんな留学に行く
―学部目的は、ご存知ですか?哀しみに感応してますか?
圧倒的に「知らなかった!!」の声(笑)。
中には、知っている強者もいたのですが、ほとんどの人に「何の話?」という顔をされてしまいました・・・(笑)。
そして、2回生の学部生に秋学期の時間割を見せてもらうことができました!
やはり他学部と比べると言語が多いですね。海外のことをたくさん学ぶグローバルな時間割です!
まとめ
謎学部であったグローバル地域文化学部!
その実態は、『世界の哀しみに共感するという目標のもと、世界中の歴史と文化と言語を学ぶ』という学部でした!
学部目的を知らなかったグローバル地域文化学部の方がいらしたら、ぜひ、哀しみに感応してください(笑)。
同じ同志社大学の学生でも、他学部のことは知らないことが多く、新しく知ることが多かったです。
グローバルを謳う不思議な学部という印象でしたが、哀しみという感情に寄り添ってその地域を学ぶ壮大な学部だということがわかりました!
グローバル地域文化学部についてもっと知りたい方はこちらをチェック↓
(同志社大学 社会学部メディア学科 戸田朱音)
(同志社大学 経済学部 田川鈴華)