国際系学部を目指す人必見!英語ができなくても大学の勉強を楽しめる方法
みなさんこんにちは。山﨑です。早速ですが、このタイトルを見て、
「英語大好き!だから国際関係に進みたい!」
という人には少しつまらない内容になるかもしれないということを念頭において読んでいただけると幸いです。
まず、私の自己紹介をしましょう。
わたくし山﨑は、同志社大学のグローバル地域文化学部のアジア・太平洋コースに所属しています。
大学に入って一年間、私を知らない人にこのような自己紹介をすると
「え?グロ地?英語めっちゃできるんじゃないの?すごい!」
(注:「グロ地」はグローバル地域文化学部の略称)
と必ずと言っていいほど言われました。
違う……違うんです……
私は英語が好きで、英語が得意だからこの学部を選んだわけじゃないんです……。
むしろその逆でした。
もくじ
英語、嫌いです。
高校時代の英語の授業は当てられたらどうしよう、と手汗びっしょり。
それでも、「大学は国際関係の学部に入りたい」と言う私に、担任の先生をはじめとする学年団の先生方からは、「その英語の成績でどうしてグローバルにこだわるの?」と問いただされることもありました。
先生!当時はわがままを言いご迷惑をおかけしました。
下の「京都に来た理由」という記事にも書いたのですが、私は海外ドラマが大好きで(アジアに限る!)両親の影響から海外旅行も大好き、ただし……勉強が大嫌いな生徒でした。
(https://kotocollege.jp/archives/14433)
大学は国際関係の学部に入りたい!でも勉強勉強になる大学生活は避けたい!そして大好きな海外ドラマを見続けたい!親に怒られずに!笑
そんな私が選んだ大学が、同志社大学グローバル地域文化学部アジア・太平洋コースでした。
これは勉強なの......?
(2019―2020年の年越しはミャンマーでした。)
正直この学部を選んだ当時はどんなことを学ぶかなどは全く知らず、グローバルって多分学問じゃないはず……という淡い期待のもと入学しました。
私の勘は当たりました(少し)。
授業を受けて、テストしたり、レポート書いたり、これを勉強という人は勉強なのかもしれません。
ただ、私は今、「これを勉強と呼べるのか?」と疑問に思うほど楽しく学校に通えています。
「勉強=嫌」なイメージがあったからです。今の勉強は嫌ではないんです!
一体何をしてるんだ?
そう思いますよね、すこし前フリが長すぎました。
同志社大学グローバル地域文化学部にはヨーロッパコース、アジア・太平洋コース、アメリカコースと3つのコースがあり、コースによっては授業の進め方が違う場合もあるのですが、基本的に世界で起こっている物事を学べたり、世界中の課題や自分の興味のあるテーマを深く調べてレポートにまとめたり、パワーポイントで紹介するという感じです。
先日、「世界遺産には選ばれていないけど、世界遺産に選んでもいいのでは?と思う場所、もの」を発表するという授業を受けました。
発表の中には「タジキスタンのワハーン回廊」など秘境もありましたが、ラグビーの「ハカ」、「ラーメン」や「バオバブの木」などもありました。
どうです?面白くないですか?
そしてみなさんが気になるであろう授業……そう、言語についてです。
第二外国語(英語以外の外国語)は私の学部では「インテンシヴ」という週3で行われる会話重視の授業を選択必修科目として履修しなければなりません。
私にとってはラッキーでしかありませんでした。英語から離れられるチャンス!(英語の授業も週2であることはあるんですが泣)
私は中国語の授業を取っていて、いつも一番前の席で授業を受けるほど楽しく学んでいます。
そしてこの中国語が、台湾や先日旅行したタイ、ラオスでも少し使えたことがとても嬉しかったこともあり、向上心がどんどん大きくなりました。
(台湾の台中にある虹村。この絵は1人のお爺さんが全部書いたんです!)
結局何が言いたいかというと、「海外に興味はあるけど、私英語苦手だしな〜」と消極的になっている人を勇気づけてあげたいのです。
たしかに、英語の授業で、めちゃくちゃネイティブみたいに話す人は大勢いるし、毎回授業前に胃が痛くなり授業開始のギリギリまでトイレに籠ることもありました。そのせいで友達作りに苦労してしまったり……まぁ、時間の経過とともに忍耐力はつくものです。
しかし、それ以上に大学生活は楽しい!ということを伝えたいです。
私は受験では英語以外をとても頑張りました(笑)。
やっぱり苦手なことを伸ばすのは難しいと、諦めるとこは諦めて力の入れ方を変えたらちゃんと受かりました。
なのでぜひ国際関係の学部へ!自分の狭い視野をぐっと広げてくれる授業がたくさん待ってます。
(ニューヨークのタイムズスクエア。夜でもとっても明るいです。)
そしてこれを読んで「じゃ、英語の勉強しなくていいや」と思った方。
私も英語できなくてもいいんじゃない?と思っていた族です。
しかし、海外旅行に行くたびに毎回痛感するのは「あぁ、英語できたらなぁ」なんです、ほんとに。英語ができたらもっとスムーズにトラブルに対応できるし、聞きたいことも聞ける。
そして京都に来た海外からの観光客に道を聞かれた時。英語さえできれば困っている人をすぐ助けてあげることができる。いつもあやふやな英語で返してしまうことに申し訳なく思うこともなくなる。
だから私もずっと嫌いだから避けるのではなく、どうしたら好きになれるのかを考えて、最近では洋楽を聴くようにしたり、映画を見たりして、気軽にできるところからはじめています。
大学時代ほど言語に力を入れることができる時間はないと思うので、英語を含め第二言語、さらには第三言語にまで手を出してみては?
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(同志社大学 グローバル地域文化学部 山﨑凜