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【受験生必見】現役学生による同志社大学の合格体験記!

この記事は、同志社大学に合格した現役大学生による合格体験記です。同志社大学を志望している人、志望校を決めていなくても、大学入試とはどういうものなのか知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!

 

同志社大学の入試問題の特徴とは?

過去問題集とノート

私が受験した法学部の一般入試では、外国語、国語、地理歴史または公民または数学(日本史、世界史、政治・経済、文系数学の4教科から1つ選択)の試験があります。
配点はそれぞれ200点、150点、150点です。どの科目にも共通して言えることは、「基礎をしっかり詰めていれば十分に合格点に達する」ということです。
そして、それができる人から合格に近づいていきます。

さらに選択科目は、どの科目を解答するか、問題を見てから決めることができます。
具体的には、地歴公民と数学の問題が一つの冊子になっていて、解答用紙は4枚配られます。使わなかった解答用紙は試験開始30分後に回収されるので、4つの問題の中から自分が解けそうなものをその場で選ぶことができるのです。
特に国公立大学志望などで得意な科目が複数ある人には有利ですね。
私は政治・経済を選択していたので、今回は外国語、国語、政治・経済の対策をお伝えします。

外国語について

同志社大学の入試で出題される外国語(英語)はとにかく時間との勝負です。2題の長文と1題の会話文はどれも難解かつボリューミーで、速読と精読の両方を鍛える必要がありました。
そこで私が行った対策は、単語と熟語をとにかく完璧に頭に入れるということです。単語帳は2000語クラス、熟語帳は1000語クラスのものを派生語も含めて全て暗記しました。
私は高校2年生の夏ごろから暗記を始めましたが、これは始めるのが早いほど有利になれます。
もし、この記事を読んでいるあなたが大学受験を考えていて、単語や熟語の対策を始めていないなら、今すぐにでも始めることをおすすめします。なぜならこれらは全ての英語学習の基礎となるからです。
英語は苦手科目でしたが、この対策を行うことで英文を読むスピードが格段にアップし、意味もよく理解できるようになりました。

とはいえ、英単語などは簡単に覚えられるものではないでしょう。そこで私は、1日に200単語と、無理のない目標を決めて毎日1時間ずつ暗記するようにしました。
2000語の単語帳なら10日で一周できるので、繰り返すうちに頭に残りやすくなりました。
さらに会話文の問題ですが、選択問題はなるべく取りこぼさないように気をつけました。
集中力が十分にある序盤に解いておくのも有効な対策だと思います。

国語について

国語は例年現代文と古文が1題ずつ出題されます。現代文の文章はとても長いですが、その分問題の選択肢は重箱の隅をつつくようなことは聞かれないように感じられました。
私の場合、選択問題は全問正解を目指し、記述問題は3つあるポイントのうち1つは確実に正解できるようにしました。

古文では、古文単語と文法の暗記は必須です。また、私は和歌修辞にも力を入れるようにしました。
古文の選択問題もケアレスミスをしないように気をつけつつ、75分間のうちの時間配分は現代文が45分、古文が30分と決めて演習しました。

政治・経済(選択科目)について

選択科目には「得点調整」という制度があり、政治・経済は実際の点数より数点から十数点マイナスされることが多いため、それを考慮して目標を立てる必要があります。
私は150点満点中120点を目標にしていました。そしてこの科目は時間を気にするよりも、一問ずつ確実に得点できるように演習を重ねました。
対策としては、講義系の参考書を3周ほど読み、あとは“問題演習で間違えたポイント”と、“正解したけど理解が曖昧だったポイント”をその参考書の該当ページにすべて書き込みます。
すると自分の弱点をまとめた参考書が出来上がるので、それを何回も熟読して弱点を補強し、新たな問題に取り組みます。
加えて、用語集でわからない単語や概念を徹底的に潰しました。

そしてもう一つ、憲法の対策も忘れてはいけません。
私は、憲法の全文が書かれた本を購入しました。条文の穴埋め問題に出会うたび、その本の該当箇所にマーカーで線を引きます。何度か書き込むうちに、特定の条文にマーカーラインが集中していることに気づくはずです。こうして問題の傾向を把握していきました。
自分のオリジナル参考書と用語集と憲法の本、この3つでかなりの問題に対処できるようになりました。

さいごに

今回は、私の実体験に基づいて、同志社大学の入試問題についてお話ししました。
私の経験が、同志社大学を志望する中高生の一助になればうれしいです。
同志社大学は素晴らしい大学です。著名な教授やユニークな学生が多く、きっとあなたの人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。
受験を経て一回りも二回りも成長したあなたと会えることを心から楽しみにしています。

(同志社大学 法学部 足立隼太郎)

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