2017年度 卒業生インタビュー 中須賀淳
友人の勧めです。2回生のときでした。
広報部について教えてもらって。京都に興味がありました。
鹿児島から出てきたばかりで京都のことを深く知れていなかったし、他の大学の人と関わる機会もなかったので、せっかくなのでいろいろな人と関わってみたいと思って入部しました。
一番の思い出はフリーペーパーですね。
もともと吉田さんに「フリーペーパーを作ってみたい」という思いがあって、自分もフリーペーパーを集めるのが好きで、いろんなフリーペーパーを見てきたんで、少しでも役に立てたらなという思いで参加しました。
フリーペーパーで雑学を吸収しています(笑)。
あと、洒落から始まった「古都カレー」というカレーを京都学生祭典で販売したことも面白かったです。
客引きとかはしたことがなかったのですが、やっぱり知らない人と話をするのは楽しいなと改めて感じることができたイベントでした。
当日のようす↓
――なぜこの記事が最も印象に残っている記事なんですか。
共感できることが多かったんです。そうそうこういう感じって。
僕も小学校の頃から歴史が好きで、京都には歴史を肌で感じに来たので。
京都では目の前に教科書の世界が広がるという言葉はまさにそうだなと思いました。
自分の1つの目標となる人との出会いと、その目標を達成するための環境です。
――目標となる人とはいったい誰ですか。
坂井さんです。彼女は広報部には同時期に入ったのですが、当時2回生だった僕に対して彼女は4回生だったので先輩です。僕たちは広報部ができたときの初期メンバーだったわけです。
――坂井さんといえば中須賀さんが印象に残っている記事のライターですね!具体的に坂井さんのどういったところを目標としているのでしょうか。
彼女の積極性と行動力です。詳しくは彼女の記事を見てください(笑)
――寺社拝観ボランティアや国際交流事業への参加などとても興味深いです!では、実際には広報部のどういった環境が中須賀さんの成長につながったのでしょう。
僕たち初期メンバーで動かし始めた広報部が本当に広報の機能を果たすためにはまず広報部の存在を世の中に認知してもらう必要があります。
そこで、京都を訪れる修学旅行生に広報部のフリーペーパーを配りたいという意見が出ました。
実際に京都で学ぶ現役大学生が、京都を訪れる中学校・高校の修学旅行生を京都の大学や観光地に案内する「京都B&Sプログラム」で活動している学生と連携し、配布を行いました。
他には、関西圏で放送されているラジオのパーソナリティの方と交渉して広報部の紹介を番組内でさせてもらったりしました。
こういった経験というのは広報部というバックグラウンドがあったからこそできたものだと思っています。
僕は言葉が少し足りず、表現がうまくできなくて誤解されることが多いんです。
その分ほかの人よりも摩擦を生むことも多かったです。
その度にまさに「伝える」事の難しさを感じていたけれど、広報部で人と人をつなげることを意識して活動してきたから少しずつでも自分の思いを正確に言葉にできることができるようになっていったと思います。まだまだなんですけどね(笑)
苦労は爆買いしろ!いくら買っても買い足りない。
それはきっと3年後5年後には笑って話せるから。
(京都大学 工学部 平岡寛星)