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京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~
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和風カレー出店!

10月9日に平安神宮前・岡崎プロムナード一帯で開催された、第14回京都学生祭典本祭。
京都学生広報部も縁日企画にて「古都カレー」を販売しました。

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

古都カレーは、私たちがルーから手作りした自信作!
「京都の食材」にこだわった和風カレーで、伏見とうがらし・京人参を使用し、甘みを加えるために油揚げ、隠し味に白みそを加えました。

目標提供数は500食でしたが、好評につき途中でルーが売り切れに…
結果、一般の方には416食、中高生には25食を提供しました。
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました!!

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

 

制作の裏話…

今回のカレー制作にあたっては、京都女子大学の吉野世美子先生(家政学部食物栄養学科准教授)の全面協力の下、広報チームの2人が中心となって動いてくれました。

ここで、カレー制作について吉野先生にインタビュー!!

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

――古都カレー作りで一番苦労されたことはなんですか?

吉野先生:全工程で苦労しました!特に、ルーはあえて市販のものを使用していません。
じっくり小麦粉を炒めてブロンドルーを作り、それを昆布とかつおの混合だしでのばしたら、京都のカレー粉、ペースト状の炒め玉ねぎ、京都の白みそ、醤油を加えて煮込みます。サラサラとしたとろみで和風だしが効いた、京都のカレーうどんのようなイメージです。
試作を繰り返し、とろみ・辛さ・色合いを何度も調整しました。

――試作の段階で使用した京野菜はありますか?

吉野先生:ありますね~(笑) まず緑色の候補として九条ネギを使いました。衛生的には加熱調理が必要ですが、ネギは加熱後にきれいな形にならなかったため提供不可と判断。
次に万願寺とうがらしを使いましたが、大きくて容器に入らず採用しませんでした。

――では、なぜ伏見とうがらし・京人参・油揚げを使用されたのですか?

吉野先生:京都ブランドの緑の野菜で、提供時に形が崩れないものを探していました。万願寺とうがらしが大きすぎたから、もっと小さいものはないかなと。伏見とうがらしに決めたのは、単純に容器のサイズにピッタリ合ったからです(笑)
京人参は金時人参を使いたかったのですが、お正月の時期しか出回っていないことがわかり、断念。色合いで赤がほしかったので、秋の時期にふさわしいように西洋人参をもみじの形に型抜きしました。
あとは、和風のカレーなので肉を使わず、大豆たんぱく質のお揚げさんを入れることにしました。中高生から大人まで食べられることを意識して、いなり寿司に使うような甘く煮付けたものを入れ、カレーの辛さを甘さで調節しました。

 

このように、味以外にも細部にまでこだわって作ってくださるところが、さすが食物栄養学科の先生だなと思いました…

 

販売当日!

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

当日は、朝からおそろいのTシャツを着て下準備に奮闘。
販売は11時から18時までで、特にお昼の時間帯はよく売れました!
おいしいと2杯買ってくださった方もいてうれしかったです。

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

そして、他のメンバーも大きな声で古都カレーの宣伝を頑張りました!
久しぶりの学園祭気分を味わえて、私自身も楽しかったです。

一般の方(中高生以外)には300円で販売していましたが、実は中高生にはお得なサービスが!
➀TwitterやInstagramなどのSNSで拡散、➁学生証を提示、➂「コトカレ」で検索、いずれかの条件を満たせば、カレーを無料で提供しました!

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

来てくれた中高生に「コトカレ」を知っているか聞いたところ、まだまだ認知されていないことが判明…
これを機にたくさんの中高生に「コトカレ」の存在を知ってもらえたらうれしいです!!
私たち広報部員、これからも頑張っていきます!

 

最後に

京都学生祭典に初出店!~古都カレー販売までの道のり~

この場ではありますが、2か月かけてレシピを考え、販売当日は早朝から夜遅くまでお手伝いいただいた吉野先生に、京都学生広報部一同お礼申し上げます。

今回のカレー制作のように、これからも様々な活動を通して「京都の魅力」を伝えていきます!
また出店するのか、それともしないのか…?(笑)
来年の京都学生祭典をお楽しみに!!

 

(京都女子大学 現代社会学部 山岡美桜)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!