【京都女子大学 藤花祭 第1弾】未知の世界!?女子大の学園祭に行ってみよう!
11月1日~3日に開催された、京都女子大学の学園祭『藤花祭』。
今年のテーマは「Change to Change」。
突然ですが、皆さん
「女子大の学園祭って…」
と、思ったことありませんか?
ということで、第1弾では、京女の学園祭ではどんな企画が行われているのかをご紹介します!
もくじ
会場に入ると…
会場には、女子大生だけでなく、家族連れや男子大学生もたくさん来ていました!
ゆるキャラを発見!
京都市の環境マスコット「エコちゃん」と一緒にいるのは、京都女子大学の「ふじのちゃん」です。
女子大の文化祭。ステージが華やか!
学生自らがデザインから衣装作りまで取り組むという、アパレル造形同好会「twinkle」のステージは、まさに本物のファッションショーさながら。照明や演出に工夫が凝らされており、見ごたえ十分です!
半年前から準備をはじめ、プロのモデルさんにウォーキングの指導も受けているとのこと。
目を見張るほどの本格的なランウェイを体感できました。
身も心も温まる。寮生こだわりの一杯。
ファッションショーのステージを見た後、体育館から出てすぐに目に入ったのが、赤いバンダナに
黄色いTシャツの学生たち。そこは、京都女子大学の学生寮の一つ「日吉寮」の学生が出しているお店でした!
話を聞いてみると、調理班が、にんにくやベーコンをしっかり炒めてから野菜を加え、
じっくり煮込んでいるとのこと。学生が作ったとは思えないほど、かなり凝った一品です!
「これは食べてみなければ!」と、注文してみました。こだわりがしっかり味にでています!
11月の初めとはいえ、随分と風が冷たい季節。寮生手作りの温かいミネストローネは身に染みるおいしさでした。
学祭では珍しい物産市を発見。
『藤花祭』実行委員会委員長自らが手掛けた、今年オリジナルの企画。
石川県、鳥取県、香川県、徳島県それぞれのイチオシの物産品がブースに並んでいました。
せっかくなので、各県の良さを一言お願いします!!
石川県
「食、温泉、風情、自然、なんでもあります。1回来るだけじゃ足りません!」
鳥取県
「豊かな自然、人とのつながり!」
香川県
「香川県のキャッチフレーズ『うどん県。それだけじゃない香川県』です!」
徳島県
「都会にはない自然!」
実は、物産品の販売のほかに、各県のおすすめスポットを紹介している「旅行」案内や、お役立ち「就職」案内まで行われていた、とても画期的なブース企画でした!
学内最大規模のクラブ 京炎 そでふれ!「京小町」
『藤花祭』3日間5ステージで「京炎 そでふれ!」(※1)を披露。
毎年、テーマを決めて演舞を考えているとのこと。そんな京小町の今年の演舞テーマは“都咲(みやこざき)”でした。
(※1「京炎 そでふれ!」…京都らしい曲・振り・衣装をもとに四竹(よつたけ)という竹の鳴物を手に持って踊る「おどり」です。)
藤花祭では、衣装も演舞も雰囲気もまったく異なる、過去4年分の京小町の「京炎 そでふれ!」を見ることができました。
元気な掛け声と、女子大のチームらしい可憐さや華やかさがとても印象的。
全員のまぶしい笑顔と、息の合った迫力のある演舞に圧倒されました!
ゼミでも参加!“かわいい”中に学びあり。
2011年に女子大初の「法学部」を設置した京都女子大学。
雑貨屋ブースの並びの中で、法学部4回生の「国際政治学・平和研究ゼミ(市川ゼミ)」の学生が
ファッション・雑貨のフェアトレード(※2)商品の委託販売を行っているブースを見つけました。
(※2「フェアトレード」…日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったりする事態が起こっています。フェアトレードとは、途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」です。)
ゼミ生たちは、ブースに立ち寄った来場者の質問に丁寧に答えていました。
「かわいいな、使いたいなという気持ちから生まれる、身近な海外協力です。」
「『藤花祭』のような機会を通じて,幅広い年代の方にフェアトレードについて興味を持ってもらいたいです。」
買い物のような日常的な生活行動が、“社会を変えるきっかけ”になることを改めて気づかされました。
みんなが笑顔に、京女の学祭!
「華やか」、「まじめ」、そして写真のように「おもしろい」京都女子大学の『藤花祭』
来年は、ぜひあなたも足を運んでみよう!
▽第2弾もオススメ
【京都女子大学 藤花祭 第2弾】たべてあそんで福引に挑戦!
[京都女子大学公式 Webサイト]http://www.kyoto-wu.ac.jp/
(文:京都女子大学 文学部 坂井華海)
(写真:京都女子大学 現代社会学部 濱本恵見)
(写真:京都女子大学 現代社会学部 三崎裕佳)