学生ライフ

受験は団体戦だ!現役大学生が受験を振り返って伝えたいこと。

受験は団体戦だ!現役大学生が受験を振り返って伝えたいこと。
この記事をシェアする

 

高校生の皆さんは部活も引退して本格的に受験勉強を始めるころ。この時期によく先生が言うのは「受験は団体戦です!」という言葉。皆さんも一度は言われたことがあるのではないでしょうか。今回はこのことについて私の受験体験と合わせて書きたいと思います。色々な不安を抱えているであろう受験生の皆さん。ぜひ気楽に読んでみてください!

みんながいる学校が最強!

 

勉強に適した場所は人によって違いますよね。塾や図書館、家など人それぞれだと思いますが、私は圧倒的に学校でした。平日に限らず、土日も学校に行って勉強していたので、気がつくと3か月ほど休みなく学校に行っていました。

なぜ私が学校で勉強していたか、

それは、一緒に頑張る友達やクラスメイトが必ずいたからです。

「学校に行くのだるいなあ」とか「今日は家で勉強しようかな」と思う日もありましたが、「○○ちゃんも学校に行っているなら」と思うと、学校に行って勉強しよう!という気持ちになれたのです。

(私自身負けず嫌いな性格なのもあったかもしれませんが…。)

受験が近づくと、学校のあらゆる場所が勉強スポットとなり早朝から机の争奪戦が始まったりもしていて、「私より頑張っている人もいる」「ひとりじゃないんだ」とより思えて心強かったです。

 

一緒に勉強するのももちろんですが私の楽しみはみんなで昼ご飯を食べることでした。短い時間でしたが、恋バナなどのくだらない話をするのが大好きでした。こういった息抜きがないと気持ちがもたないですよね?

それぞれ自分のお気に入りの勉強場所はあると思いますが、たまには学校で勉強してみてください。(あの教室で勉強できるのは残りわずかですよ!)

 

家族の存在

 

私には双子の妹がいて高校も同じ、文系も同じ、学力もほぼ同じ、勉強する部屋も同じ、もうすべてが同じでした。だからこそ一番身近な味方であり、ライバルでもありました。わからないことはすぐに聞いたり、悩み相談をしたり。たまにはバチバチになることもありましたが今でも双子でよかったなと心から思いますし、本当に感謝しています。(これはかなりのレアケースだと思いますが……。)

 

姉妹だけでなく両親の存在もとても大きかったです。送り迎えしてくれたこと、何も言わずにいてくれたこと、当時は勉強で常にピリピリしていて感謝する余裕もなく…。今、受験勉強真っただ中の皆さんもそうなっていませんか?自分のことでいっぱいになる気持ちはとてもわかりますが、頑張っているのは家族も一緒です。たまには感謝の言葉を伝えて、誕生日など、大切な日にはプレゼントを渡しましょう。

 

「勉強だけ」はつまらない

 

受験期間になると、どうしても勉強!勉強!と頭がいっぱいになりがちです。(実際に私もそうでした。)しかし高校生活を全力で楽しむことも必要です!

 

私の高校は、9月の文化祭に向けて8月後半の約2週間はほぼ勉強をせず演劇の準備をするのが恒例でした。正直、この大事な時期に勉強をしない不安と言ったら怖くて仕方なかったです……。でもこの2週間、クラス全員で一つの演劇を完成させるという達成感はとても大きく、これこそが青春!という感じでした。

 

受験モードに切り替えて頑張るためには学校行事も同じくらい頑張ることが大事だと私は思います。どちらもクラスメイトと団体戦ですよ!

 

終わりに

 

大学受験は今までの人生の中で一番自分を追い込んだ時期でした。きっと皆さんにとってもそうなると思います。しかし、皆さんにはその頑張りを支えてくれる人がたくさんいます。一人じゃないです!心から皆さんの合格を願っています、受験も高校生活もやり切ってください!

 

(京都府立大学 公共政策学部 森川綾子)

 

この記事を書いた学生

森川綾子

森川綾子

京都府立大学 公共政策学部

パン屋巡りと音楽聴くのが大好きです!