京都に来た理由

京都の存在が私の原動力に!

京都の存在が私の原動力に!
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「私は東京出身です」、こう言うとほとんどの人から「東京!?なんで京都に来たの?」と返されます。もしかしたらみなさんも同じような反応をするかもしれません。

今回はこの記事を通して、そんな私が京都に来た理由をお伝えしたいと思います。

京都に一目惚れ

私は「大学生になったら自分が住んだことのない土地で学生生活を送りたい」というのが高校生の頃の夢でした。

東京の大学に進学して、東京で就職。それも悪くはないけど、どうせなら大学生活は自分が知らない世界でたくさんのことを経験し、吸収して過ごしたい。

そんな思いが根底にあった私が初めて京都に来たのは、高校2年生になる前の春です。

歴史×自然×都会を同時に感じられる雰囲気に魅了され、一瞬で京都が大好きになりました。特に、高い建物がないため山を近くに感じられるところに心惹かれました。

至る所にある寺社仏閣、すぐそこに山が見えるのどかな鴨川、河原町や京都駅前にある多くの大型店……。

なんとなく居心地がよくて心が落ち着く場所、それが京都だったのです。

紆余曲折あった受験期

(秋草色にライトアップされた東京タワーです!)

京都に一目惚れし、「大学生活は京都で送りたい!」と思っていた私でしたが、当然のことながら両親には「東京に大学はたくさんあるし、東京の大学で十分でしょ」と言われており、受験生になる頃には未練はありつつも京都への進学は諦めていました。

しかし高校3年生の秋頃、父が関西に転勤になるかもしれないという話が出てきました。

それが受験の約半年前だったので迷いもありましたが、憧れの京都で大学生になれるチャンスは逃せないと思い、考えていた受験校も全て変えて東京の大学は一切受験しませんでした。

何校か受験をし、結果的に現在通っている大学から合格をいただけたので、夢だった京都での学生生活を送ることになりました。

京都での学生生活

大学に入学して数か月が経ち、京都での学生生活はとても充実しています。放課後にカフェに行く、鴨川でのんびりする、路地裏をサイクリングするなど京都の生活を楽しんでいます。

大学で耳に入ってくるのは、まだ聞き慣れない京都弁や大阪弁、駅や街中は観光客でいっぱいの毎日。私はまだまだ観光客気分が抜けそうにありません(笑)。

ちなみに京都に来て最初に驚いたことは、エスカレーターの立ち位置が混在していて、みなさん前の人に合わせて並んでいることでした。どちらかというと右よりも左に立つことの方が多い気もしますが……。

最後に

高校時代の私は何かをやりたくても勇気が出ずに諦めることが多くありました。

しかし京都に来てからは好奇心が強くなり、積極的になれている気がします。それは「貴重な京都での学生生活を無駄にしたくない」との思いがあるからだと思います。

高校生の時に「京都に来た理由」の記事を読んでコトカレの存在を知り、実際に京都の大学に入って京都学生広報部に入部する夢も叶えることができました。

みなさんもぜひ地元から出て京都で学生生活を送り、自分自身を成長させてみませんか?そして観光で訪れた時には気づかなかった京都の魅力を見つけに来ませんか?

(京都女子大学現代社会学部 竹原亜月)

この記事を書いた学生

竹原亜月

竹原亜月

京都女子大学 現代社会学部

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