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京都で一人暮らしを始める学生必見!物件選び5つのポイント【後編】

京都で一人暮らしを始める学生必見!物件選び5つのポイント【後編】
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皆さんこんにちは!

物件マニアが教える物件探しのポイント、後編です!
前回は、“日当たり・物件の構造”について見るべきポイントを解説しましたが、今回は物件の“設備”について解説したいと思います!

前編の記事はコチラ→

 

物件の“設備”は、物件を絞る中で重要なポイントですよね。

しかし、条件を指定しても抜け落ちる点は意外とあるもので、実際に内見に行ったり住んでみたりして、「これは予想してなかった……!」となることも。私も住んでみて分かったことが沢山あったので、その経験を基に5つのポイントを解説していきます!

部屋の広さよりもクローゼットの広さ

皆さんは、物件探しの時に「クローゼットの広さ」を意識していますか?

部屋の広さは気にするけどクローゼットまでは……という人、多いのでは?

例えば「広い部屋+狭いクローゼット」と「普通サイズの部屋+広いクローゼット」の2択の場合、私のおススメは後者です!

実家にいたころのクローゼットと比較してはいけません。一人暮らしを始めると、それ以上に収納スペースは多く必要です。特に、衣替えで仕舞う服、体積の大きい冬用の布団、毛布、掃除道具、日用品のストックなど、収納スペースが必要なものは意外と沢山!クローゼットが狭いと、これらが全て入らず、クローゼットの外に収納家具を置くことになる可能性も。

チェストなどを買うと、その分費用がかさむうえ、広い部屋が収納家具を置くことによって結果狭くなる……なんてこともあるのです!

また、広いクローゼットがあれば、人が急に遊びに来た時に片づけたいものをとりあえず中に突っ込むことができるのもちょっと便利です(笑)。

私は広いクローゼットを活用して、中に+αで本棚を置いたりプリンターを置いたりと、部屋に見える状態にしたくないものを置いています。

クローゼットの活用方法は無限大なので、あって損はないと思います!
間取り図や写真を参考にチェックしてみてくださいね。

2口コンロ+作業台の広さが重要!

一人暮らしを始めたら自炊をしようと思っている人には2口コンロは必須です!

1口しかないと、パスタを茹でている間にソースが作れないなど、料理のレパートリーが減ってしまいます。料理をするのに無駄に手間がかかると、料理をしたくなくなる……という悪循環にもなるので、将来自炊をするかもしれない人も、見ておきたいポイント。

……と、ここまでは、一般的にも知られているのですが、皆さん、キッチンの「作業台の広さ」をチェックしていますか?

実家のような広い作業台が当然あるものだと思っている人は要注意。

学生の一人暮らしに多い1Kや1Rといった物件の多くは、キッチンスペースが狭いのです!
実際、私は物件探しをしていて「2口コンロあるし設備も最強!」と思っていた物件の内見に行って「まな板どこに置くの(笑)?」みたいな、シンクとコンロが隣り合わせのキッチンを見たことがあります。キッチンスペースが広ければ作業台を別で置くこともできますが、一般的な街中の物件ではなかなか厳しい……。

キッチンの写真はサイトの物件写真に載っていることがほとんどなので、作業台の広さをぜひチェックしてみてください!

脱衣スペースは人が泊まりに来たときに欲しい

物件探しをするとき、水回りで「バス・トイレ別」や「独立洗面台付き」という条件はよく見かけますが、この落とし穴が「脱衣スペース」です。

脱衣スペースなしの「バス・トイレ別」や「独立洗面台付き」の物件も多いのですが、人が来たり、特に泊まりに来たりすることが多い人には欲しい設備なので、要チェック。

また、脱衣所がない場合も、「廊下―浴室」と「部屋―浴室」の2パターンありますが、後者は私だったら絶対避けたいところ。湿気が直接部屋に流れ込むうえ、浴室のドアがある分、部屋に家具を置くスペースも減るので、デメリットが多いのです。

他にも、脱衣所とトイレが一緒の物件も時々ありますが、水回りがまとまっていて便利な反面、誰かがお風呂に入っている間はトイレに行きづらい、ということも起きやすいので、自分の生活スタイルと相談してみてくださいね。

オートロック+テレビドアホンはセールス対策

この2つの設備は、防犯面でほしいという人も多いですよね。

しかし、私は「防犯は大丈夫!」という人にもオススメしたいです。その理由は、ズバリ「セールス対策」
オートロックがあると、居留守を使いやすいというメリットがあります。営業っぽいな、というのはテレビドアホンの画面を見ればわかることも多いので、チェックして居留守を使うことができます。

ただし、油断は禁物。

かくいう私は一人暮らし始めたての頃、両方設備が備わっている物件に住んでいたのですが、「○○(契約した物件の管理会社)の件でお話があって来ました」という言葉にセールスだと気づかずに通してしまい、長々とウォーターサーバーの営業をされる、という経験をしたことがあります(笑)。

営業だったからいいものの、危ない人だったら大変です……!

その後、私は必ずテレビドアホンできちんとチェックするようにしていますが、こんな失敗をしないためにもセキュリティ設備は大事です!!

宅配ボックスは意外と便利

宅配ボックス、最近の物件では設置が増えていますが、昼間授業を受けている学生にとってはあると嬉しい設備。

学校に行っていて不在の間に役立つ宅配ボックスですが、オンライン授業で家にいる際にも欲しい時があります。

宅配ボックスがない場合、リアルタイム&顔出しのオンライン授業中に、いきなりピンポーン、と鳴って、「どうしよう?家にいるのに授業抜けられないし、受け取れない!」と困ります(実体験)。

家にいるのにわざわざ再配達してもらわないといけないなんて、面倒ですよね。

宅配ボックスがあればそんな心配もしなくていいので、“授業に集中しやすい”という面でも便利です!

さいごに

いかがでしたか?
物件選びのポイントについて、私の実体験を基に前編・後編に分けてお送りしてきましたが、皆さんの参考になったものはありましたか?

しかし、ここで注意してほしいのが、“すべての希望を叶えるのは難しい”ということ。予算やその時の物件の空き具合など、なかなか欲しい条件は揃うものではありません(ちなみに、私はいつも「共益費込みの家賃の上限」を設定してから条件を絞ります)。

どこかで妥協をしなくてはいけない部分があり、欲しい条件が「見つかった!」と思っても、実際に住み始めると、どこかで不満は出てくるもの。その中で重要なのは、一人暮らしを楽しむ工夫をすること。インテリアを工夫してみたり、賃貸でもできるDIYをしてみたり、と自分だけの快適な部屋にしていくのも一人暮らしの醍醐味です。

ぜひ、あなたにとって最高の下宿ライフを送ってくださいね!

 

また、「京都で住まいのトラブルに遭った……」というときは「京安心すまいセンター」に相談すると強い味方になってくれますよ!

(同志社大学 グローバル地域文化学部 西村彩恵)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

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