平安神宮でのヒット祈願

取材当日は平安神宮にて『「嘘八百 京町ロワイヤル」大ヒット祈願イベント』も行われ、京都学生祭典実行委員会による＜京炎そでふれ！＞の圧巻パフォーマンスや舞妓さんの登場で会場を盛り上げました。

さいごに

インタビューは2020年3月21日リニューアルオープン予定の京都市京セラ美術館で行われましたが、取材前にも「素敵な場所ですね」と仲良く談笑されていたのが印象的でした。
お三方がそれぞれお持ちの核となる部分が、ご自身の人柄にも役にもあふれていてインタビュー中も映画に対する熱い思いに圧倒されました。
読んでいただいた方にもこの記事でお三方の熱量が伝わったら、嬉しく思います。

最後に、映画を見た感想です。
もう一度贋物づくりに手を出してしまっていいのかと悶々とする佐輔の葛藤、古美術商としての矜持を傷つけられた則夫の悔しさ、二人の感情をどう昇華させるのか。ドタバタ劇“お宝コメディ”の中に組み込まれた現実的な側面にも惹かれつつ、“奔放さ”さえも追いたいと思わせる魅力になる志野のキャラクターには麗しい！とドキドキしてしまいました。
渉成園でのお点前のシーンや着物、古田織部の茶碗、方言など映画の随所に“京都らしさ”がちりばめられており、改めて京都の文化・魅力を感じました。

映画『嘘八百 京町ロワイヤル」は１月３１日（金）よりTOHOシネマズ京都二条他
全国でロードショー中です。ぜひ劇場でご覧ください！
映画『嘘八百 京町ロワイヤル』 公式サイト
https://gaga.ne.jp/uso800-2/

現在京都市では、嘘八百公開記念デジタルスタンプラリーとキーワードラリーも
開催中です。ぜひたくさんのスポットを巡って、豪華なお宝を手に入れてください！
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000263108.html
（京都市主催デジタルスタンプラリー）
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000260714.html
（京都市交通局主催キーワードラリー）

インタビュー場所の京都市京セラ美術館のサイトはこちら
京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術250年の夢」では
佐々木蔵之介さんが音声ガイドにて、ナビゲーターを務められます。
https://kyotocity-kyocera.museum/

（文章：浅田奈和香 京都女子大学 文学部）
（写真：山﨑凜 同志社大学 グローバル地域文化学部）