【検証】大学生はノートを使う?!~模範・堕落文系大学生突撃編~
もくじ
「ノートとってない(笑)」文房具女子大生
(部員K:京都女子大学現代社会学部所属 2回生)
この見出しと言い、写真と言い、少し筆者のノートと似た匂いを感じませんか?(笑)。
文房具が大好きで、筆箱もオシャレなものを持ち歩いている彼女は、さぞかしノートの女子力も高いのだろうと思いながら突撃したのですが……。
その返答は、まさかの「ノートとってない(笑)」。
意外に思いつつも話を聞くと、ほとんど全ての授業でレジュメが配られるんだとか。
そのレジュメも、授業で教授が使用するパワーポイントがそのままPDF化されて印刷されているものがほとんどらしく、ルーズリーフさえ持っていれば別途でノートを用意する必要はないそうです。
代わりに、レジュメやルーズリーフが入ったクリアファイルを見せてくれました。
学校で受け取ったプリントは、一度全てこのファイルに入れて、家に帰ってから整理をして分けるそうです。
ちなみに、このクリアファイルは母からのもらい物らしく、かわいいから使っているとのこと。「クリアファイルはもらい物を使うことが多くて、あまり買ったことがないかも」と文房具好きイメージを覆す意外な発言も飛び出しました(笑)。
さて、そのレジュメの気になる中身は??
筆者と同じではなかった……(笑)。ちゃんとメモを取っています。
こちらは、簿記の計算。
しっかり計算をする時などには、プリントではなくルーズリーフを使用するそう。
簡単な計算は、レジュメにそのまま書き込むそうです。
そして、著作権の都合で写真は掲載できませんが、穴埋め形式のレジュメも多くありました。
自分が疑問に思ったところは吹き出しでメモに残している部分に、この授業への関心の深さと彼女の秀才さを感じますね。
ちなみに、今期の最終考査はレポートが多いそうで、個人的にもたくさん考えて満足してから出せるレポートのほうがテストより好きとのこと。
たくさん考えを巡らせるためのメモかと思うと納得です。
ノートはなかったけれど、きちんととるべき必須事項のメモは残し、計算などの実践も交えながら授業を聞いている様子が目に浮かびますね。
さて、最後のターゲットは……。
大学は違うけれど、部員Kと似たような学部に通う男子大学生に突撃してみました!
そこらへんの女子大生よりマメな男子大学生
(部員H:同志社大学社会学部所属 2回生)
彼の通う同志社大学の社会学部社会福祉学科では、主に日常生活において困っている人を援助助したり、社会問題の解決に関することを学んでいるそう。
普段から真面目な彼ですが、どうか筆者と同じようなスタイルであってほしいと思いつつ聞いてみると……。
「ノートはレジュメが配られない授業は科目ごとに分けてます。今期は2冊かな」と、今までの中で最も模範的な回答が返ってきました。
ノートは学期始めに大学生協で売り出されている、1パック5冊で319円のものを使用しているそうです。大学内で購入できるうえに安いため、学期が変わるごとに購入する必需品なんだとか。
そして、そのノートの中身がこちらです。
ちなみに、この左側の写真は「選択科目」と呼ばれる授業のノート。
同志社大学では、所属が異なる学科が開講している同じ科目名の授業を履修することができる(例えば、彼は社会学部社会福祉学科ですが、社会学部メディア学科の授業を受けることが可能)んだとか。
右側は、「必修科目」といい自分の学科(彼の場合、社会学部社会福祉学科)の授業のノートだそうです。特に、ノートのとり方に違いがあるわけではなさそうですが、今学期は、最終考査がテストの科目 が多いらしく、ノートへのメモも一段と気合が入っていそうです。
レジュメやその他の配布物が配られる授業は、直接それに書き込んでいるそうで、それも見せてもらいました。
絵も交えてメモを取るとは、なんて分かりやすい……。
彼の配布物やプリントにはどれも多くのメモが残されていました。
ノートもそれぞれ分けているし、メモに適切な絵や図も交えているし、もしかして今回突撃した中で一番マメなのでは……(笑)。
それにしても、同じような学部でも、大学によって授業の形態は少なからず違うようですね!筆者にとっても新たな発見でした。
さいごに
さて皆さん。文系大学生へのノート突撃編はいかがだったでしょうか。
みんな、自分の大学、学部、学科の授業スタイルに合わせて効率の良い自分だけのノートのとり方を確立させていましたね。
やはり、ノートを買うか買わないかはあなたの自由ということでしょうか(笑)。
そして、タイトルにもある通り、「大学生はノートをとるのか?」という検証でしたが。
検証結果!
「模範文系大学生は、自分の授業形態に合わせて効率的にノートやメモを取っていた!!」でした。
ちょっとしたおまけ
みんなのノートやレジュメがあまりにも真面目で、びっくりしてしまい……。
汚名返上をかけて筆者にもどうにかメモを残しているレジュメがないかと必死に探してみましたが……。
頑張って見つけてこれでした。しかも、これ全部一枚のレジュメに書かれていたもの……。
きっとこの時「制限的視点」がとても重要だと思ったんでしょうね(笑)。今では何のことだか思い出せませんが……(笑)。そして、気持ちの悪い落書きに、先生の口癖を見つけて数えていたのであろう正の字……。
皆さんは、こんなマネしないでくださいね(笑)。
以上!!次は、理系大学生編でお会いしましょう~!
理系編はこちら!
(立命館大学 文学部 山下杏子)
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