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【検証】大学生はノートを使う?!〜優秀完璧理系大学生突撃編〜

皆さんは文系ですか??理系ですか??

私は根っからの文系です。
文章を書いたり読んだりすることが好きで、プレゼンをすることに興味があったので文系に進みました。

と言いたいところですが、正直「リケジョ」という言葉に憧れを持ちつつも、理科と数学の成績が衝撃的に悪かったので文系に進まざるをえませんでした。

私には2つ上の兄がいるのですが、兄は私と真逆で根っからの理系です。
兄弟でこれほど違うのかというくらい得意科目が違います。
同じ大学生活をしていても学部のキャンパスが家から遠いために早起きする兄と、家から近いキャンパスに通っているのでギリギリに起きる私。
定期試験の期間も毎日夜遅くまで勉強する兄と、レポート課題で済む科目が多いためほぼ勉強せず早く寝る私。
「レポート」ひとつとっても、実験をして、数式を書いてグラフを作ってと、何時間もかけて作る兄に対して、書きたいことを思うままに書いて数時間で終わらせる私。

昨年は、こうした兄の様子を見て、文系と理系の違いを身をもって知る1年になりました。
もちろんどちらにもいいところがたくさんありますが、今回は「理系大学生はどのようにノートを使うのか」を調査しました!
恥ずかしながら全くノートを取らない私からは想像もつかないような素晴らしいノートばかりなのでぜひご覧ください~!

様々なノートの取り方はこちら!

文系のノート検証はこちら!

見やすさ満点な薬学部生ノート


(部員S:京都薬科大学 薬学部所属 1回生)
まずは京都薬科大学に通う女子大生のノートを調査。
しかし言われた言葉は「ノートとってないんやけど!」。
理系の学生は必ずノートを取っているという考えだった私、まさかの1人目にして企画終了か……?

詳しく聞いてみると、講義中は他の紙に書いてしまうと、どこに関連しているのかわかりにくいので、あえてノートを取らないのだとか。
レジュメか教科書にメモや大事なところを書いておいて、講義が終わってからテスト勉強のためにノートをまとめているんですって!。

「生理学」という科目のレジュメと有機の教科書を見せていただきました。
ぎっしりとポイントや化学式が書かれています。

そしてまとめたノート!
彼女は宇宙が好きなので宇宙柄の付箋を使っています。
勉強の気分を上げるために好きなものを取り入れるのは必須ですね!

まとめたノートを見せてもらいながら、自分も聞いたことのある単語を見つけつつ、高校時代に自分は全く理解できなかったことを思い出しました(笑)。

普段の彼女はとてもお洒落でユーモアに溢れており、薬学部生ということを忘れていましたが、ノートやレジュメを見せてもらうと予想以上にしっかり薬学部生でした。
まとめノートを作る彼女のマメな一面を見るとともに、薬学部の勉強の難しさ、大変さも垣間見ました。

友達と協力して仕上げる理工学部生ノート


(部員Y:同志社大学 理工学部所属 2回生)
お次は同志社大学の京田辺キャンパスに通う先輩へ調査!
見せていただいた科目は「電気磁気学」。
先輩が通う電気工学科の必修授業です。
理科の中でも物理、特に電気系の科目が最も苦手だった私は名前を聞いただけで血の気が引きそうです。


これはガウスの定理について書かれたノート。
この超!字が綺麗なノートの中身についてコメントしたいのですが、内容が1ミリもわからないので何もできません……。自分の知識の浅さを思い知りました。
ということでノートの取り方について、先輩に詳しく教えてもらいました!

試験で持ち込み可能な授業があまりないというのと、テスト直前にまとめて理解していたら時間が足りないので、ノートは講義中に取っています。
この講義は板書をそのまま書き写していますが、板書に何が書いてあるのかわからなかった時は友達と相談して埋め合わせをします。

私もよくあります。座った席が後ろの方だったりすると黒板が遠すぎて見えなかったり、先生の声が聞き辛くて大切なところを聞き逃してしまったり。そんな時に持つべきものは教え合える友達です。
真面目だから前の席で講義を受けるというだけではなく、前の席は黒板も見えやすいし話も聞こえやすい。
そして何より先生に顔を覚えてもらいやすいです。
大学生になるみなさん、講義は前の席で受けるのがオススメですよ!

重要ポイントが一目でわかる工芸科学部生ノート


(部員I:京都工芸繊維大学 工芸科学部所属 1回生)
さいごは京都工芸繊維大学に通う部員へ調査!
ノート見せて!とお願いすると帰って来た第一声は「どの科目がいいですか?」。
どの科目もきちんとノートを取っている人の返事ですよね。すごい。
見せてもらった科目は「基礎解析(微分積分学)」と「分析化学」。
名前からして難しそう……。


ノートにぎっしり書かず、スペースをあけながら書いているので見やすいですね!(もちろん、私には内容はわかりません……。)
ノートを見るとどの部分が大切かわかりやすく、どのような講義が行われていたのかが想像がつきます。
「注意」や星マークをつけてまとめることで目を引かれますね!
私は小学生の頃は蛍光ペンでノートを可愛く書くことにこだわっていました。
しかし、そうするとどこが大切なのかがすごくわかり辛いんです。
結局中学生からは赤と黒しか使わなくなりました(笑)。

さいごに

みなさんいかがでしたか??

理系とひとくくりにしても大学、学部によって学ぶことが大きく変わる分、まとめ方にも部員それぞれに違いがありました。
今回の検証では、「講義で学んだことをそのまま要約してノートに書くこと」が多い文系の私に対し、理系の部員は、「テストで力が発揮できるように自分に合ったノートを作っている」ことがわかりました!
今回の調査で丁寧なノートを見て私も講義のノートを取ってみようを思いました。
理系に進もうと考えているみなさん、ぜひこの記事を参考にして自分にあったノート作りをして見てください!

 

(同志社大学 政策学部 嶋倉万由子)

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