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【下宿のすヽめ】京都で大学生活するならコレがいる!

「大学生になったら、一人暮らしを始めよう」
「通学に時間かかるし、下宿してみようかな」

と意気込んでいるそこの君。

ちょっと待ったーーー!!!

憧れの京都での一人暮らし。「下宿生」というなんだかかっこいい響き。
でも現実は、準備段階から前途多難。

わけも分からず一人暮らしに向けて荷物を準備していると、実際に一人暮らしが始まってから、「アレ買っとけばよかった!」「コレいらなかった!」と大変な思いをする羽目に。
住む土地によって必要なものもさまざまだから、なおさらわからないことだらけ。
京都での下宿も例外ではないですよね。

そこで今回は、京都で一人暮らしをしている大学生のリアルな声をもとに、
「京都」の下宿ならではの必要なもの、必要でないものをまとめました!

これを読んだら準備完了。そうだ、京都で下宿しよう。

「これは持つべし。」京都で役立つ最強アイテム。

① チャリを制するものは都を制す:自転車

大げさだろう、と思ったそこのあなた。
チャリを制するものは、都を制します。嘘ではありません。

その証拠にまずはこちらをご覧いただいましょう。

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ドン!

とある大学の駐輪場の様子。
端から端までぎっしり自転車が並んでいます。
通学時間帯の大学周辺はまるで異国の地で見られるバイク渋滞のごとく、多くの自転車が行き交います。

なぜ、ここまで京都の大学生が自転車をこよなく愛すのか。

答えは、簡単。京都の地理と、大学生と、自転車の相性が完璧だから!

主要な場所が自転車で行ける距離にある!

京都市は、とてもコンパクトに、多くの大学や、商業施設、公共施設に加え、世界遺産までもがぎっしりと詰まっている場所。
その多くが、自転車で移動できる距離に位置しています。

そして、「碁盤の目」のような通りでできている京都市内は、一度道を覚えれば自転車での移動もとても簡単。
小回りが利く自転車なら、空きコマにちょっと世界遺産巡りなんてこともできちゃいます。

交通費がかからない

日々の移動にかかる電車代は、移動が多いと案外お財布を苦しめるもの。でも、自転車を使えば、ほとんどゼロ円。
多少の駐輪場代も、往復の交通費に比べたら圧倒的に少ない!これぞ、天下無双!

健康促進、地球に優しい

高校生までは時間割に組み込まれていた体育の授業が大学では選択制になったりと、意外と運動不足になりがちなのが大学生。でも、そんな問題も自転車を使えば解決!運動不足解消にも役立ちます。

自転車とは、京都において、学校も、世界遺産も、「都」全てを満喫するための最強アイテムなのです!

② 盆地の味方:サーキュレーター・こたつ

京都は三方を山に囲まれているので、夏はとにかく暑く、冬は凍えるほど寒い!!
盆地で生活する中でサーキュレーター·こたつは重宝します。

え?エアコンだけで大丈夫って??

京都の気温を甘くみてはいけません。
外出するのも一苦労なレベルです。せめて部屋の中だけでも快適に過ごしましょう!!

ところでみなさんサーキュレーターってご存知ですか?

扇風機よりも小型で直接風を届けるものです。
京都の夏は湿度が高くじめっとしているのでエアコンと一緒に使うとより涼しくなります!!
コンパクトなものも多く、机で勉強するときや、寝るときに簡単に移動させることができます。

こたつはこたつ布団が取り外せて、夏場でもメインテーブルとして使えるものがオススメ。

この毛布、こたつの時期じゃなければ来客用の布団代わりとしても使えます。

盆地の暑さ、寒さには、入念な対策を。

I cannot speak English. で終わらせない:英語に怯えない「心」

外国人観光客からも根強い人気を誇る京都。
それに伴って、英語をはじめとする外国語で道を尋ねられる機会の多さもピカイチ。

通学途中の信号待ちや、バイト帰りのバスの中、京都に住んでいるといろんなシチュエーションで道を聞かれます。
言い換えればコレは絶好のスピーキングの練習機会でもあります!

私も初めは緊張しましたが、あまりに道を尋ねられることが多く、いくつかの道案内英語を練習し、答えられるようになりました!

道を聞かれたら、怯えない、焦らない、逃げない。

英語に怯えない心は、京都で暮らす上では欠かせないアイテムなのです。

「これいらなかった…」実家に置いてくるべきもの

①電気の壁は超えられない。:ヘルツの違う家電

意外な落とし穴なのが、コレ。
特に関東方面から京都にくる人は要注意です。

日本では、新潟県の糸魚川と、静岡県の富士川を結ぶ線を境にして、西側では60Hz、東側では50Hzの電気を使うことが決められています。(参照:関西電力 https://www.kepco.co.jp/brand/for_kids/teach/2016_03/detail1.html
周波数の異なる地域に引っ越す場合、「今までどおり使えるもの」「今までどおりには使えないもの」「性能が変わるもの」に分かれます。50/60Hzと表示されているものであれば、全国どこでも使用できます。

50Hz地区の実家から、家電を持ってくる場合は、あらかじめそれぞれの家電について調べてから持ってきましょう。

②名残惜しいけど…:高校時代に読んだ漫画・本・教科書

高校時代に何回も繰り返し読んだお気に入りの漫画。
破れるほど勉強した教科書。
思い出の詰まった本の数々、寂しくならないように一人暮らしに持って行こう。

……と、思っている方!
持ってくるものは、厳選された本当に大切な本に絞ることをお勧めします。

というのも、一人暮らしの部屋にくると、こうなってしまうからです。

はい、こちらもドン。

小さな一人暮らしの城には、思い出は収まりきらない。

「そうは言っても、やっぱり何回も読みたいし……。」
という人でも大丈夫。

なぜなら、京都には京都国際マンガミュージアムという最強の文化施設があるから!!!

なぜなら、大学の図書館は充実しているから!!!

なぜなら、まだまだこれから京都で読むべき面白い本があるから!!!

そうです。京都は、本や漫画の宝庫なのです。
安い価格で本が買える古本屋さんが多いのも、京都の街の特徴。

高校時代のお気に入りの漫画を一日マンガミュージアムで読むもよし。
大学の図書館で本や資料を探すもよし。
古本屋で新しい本に出会うもよし。

せっかく京都に住むのだから、京都を最大限に活用すべし!!!

③みんながいるから大丈夫。:下宿への不安

ここ一番大事!!
テストに出ます!きちんとメモしておきましょう。(出ません)

ワクワクの詰まった一人暮らしの裏側には、実家や馴染みある土地を離れる不安があるのは当たり前。
でも、京都に住むのなら、そんな不安はお荷物です!丸ごと置いて来ちゃいましょう。

「学生のまち」と言われるほど、大学生の多い京都。学生数が人口の一割に相当する
京都市はとっても学生に優しい場所です。
私自身、家族は近くにいなくても、その代わりに学校の先生、先輩、友人、バイト先の社員さん、近くの商店街のおじちゃんおばちゃん、みんなが見守ってくれているようなあたたかさを感じます。

心強い仲間も、場所も全て揃っているのが京都。だから絶対大丈夫!
寂しくなったら、誰かに頼れる場所が、京都にはきっとあると思います。

そんな場所のひとつに京都学生広報部をオススメします!

(京都学生広報部の部員)

全国の中高生に「京都で学生生活を送りたいな、京都がもっと好きになった!」と思ってもらえるよう、京都の大学生がウェブサイト「コトカレ」に記事を執筆し、様々なイベントを開催しています。
京都の大学に通いながら、他大学の学生との交流、新しいことを始めるきっかけとしてピッタリの場所です。

この記事を読んで大学生の暮らしに興味を持った方がいれば、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
京都で大学生活を送る魅力がたくさん詰まっています!

京都で素敵な一人暮らしを。

以上、京都学生広報部下宿生による「下宿のすヽめ」参考になったでしょうか?
この記事を読んでくれた皆さんが、京都での素敵な一人暮らしを送れますように。

(文:同志社女子大学 表象文化学部 西山萌花・京都女子大学 文学部 浅田奈和香)

 

 

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