学生ライフ

謎に包まれた正体とは!同志社大学のヒーローショー同好会に潜入してきた

謎に包まれた正体とは!同志社大学のヒーローショー同好会に潜入してきた
この記事をシェアする

‎?

???

?!!

大事なレッドの椅子、腕相撲で決めてしまうんかい。

瞬殺で勝利した青木くんがレッドということに。
ヒーローにパワーは必要ですから、まあ理にはかなっています。

さて、役者は揃いました。

コトカレンジャーの完成です!(圧倒的に弱そう)

はい。たくさん遊ばせていただいたので(笑)、謎だらけのヒーローショー同好会について話を聞いていきましょう。

 

同志社ヒーローショー同好会の活動とは


みなさんは普段どういった活動をされているんですか?



「同志社戦隊タナレンジャー」という戦隊ヒーローに扮してヒーローショーを行っています。

ヒーローショーのご様子。かなり本格的なアクションです。


どういったストーリーなんでしょうか。



タナレンジャーの敵に、悪の秘密結社”同志社ダークサイトオーガナイゼーション”通称D.D.Oっていうのがいるんですよ。

↑D.D.O


彼らが「勉強しろ!勉強だけしてれば人生幸せだ!」って言うんですが、タナレンジャーは「勉強することだけが大切じゃない。他にも大切なことはあるだろう。」って伝えるんです。



他にもD.D.Oは「同志社大学の自由な校風が許せない!」とか「リア充が許せない!」とか‎……(笑)。



岡田くんはD.D.Oの役もやってます。



え?!!岡田さん今日はレッドでしたよね?



むしろD.D.Oばっかりで、レッドは一万年ぶりくらい(笑)


アっ‎…‎…担当カラーは固定ではなくて日によって変わるんですね。



シフト制です(笑)日によって背が高かったり低かったり‎‎…‎…



今日私がブルーを担当してたのもそうです(笑)。



それにメンバーは単位のために戦ってるっていう‎…‎…(笑)。



確か半年間レンジャー活動をしたら4単位もらえる。



えええ‎!!そんな待遇があるんですか!!



そういう設定で(笑)自分たちに言い聞かせてます(笑)。



設定‎…‎…!ユニークすぎる。

 

同志社ヒーローショー同好会の本性に迫る


皆さんはどうしてヒーローショー同好会に入られたんですか?



僕は元々スーパー戦隊や仮面ライダーなどのヒーロー物がすごく好きだったんです。ヒーローショー同好会っていうのがあるって知って友だちと見学に来て、気づいたら僕だけ入り浸ってました(笑)。憧れの存在であるヒーローとして活動できるのは本当に嬉しいことです。



私は高校生の頃に同志社大学の学園祭に行って、そこで偶然ヒーローショーを見たんです。「すごい!!入りたい!!!」って思いました。元々ヒーロー物が好きだったのもあったので入ることを決めました。



僕はサークル一覧のボランティアの欄を見ていてヒーローショー同好会を見つけたのがきっかけでした。最初は「なんやこのサークル!」って思ったんですけど、出身が千葉県で遠いところから進学したので、せっかくここまで来たんだったらちょっと変わった活動をしたいなと思いました。実際飛び込んでみたらどんどん楽しくなって、今ではどっぷりはまってます。



他じゃできないことがしたくて。こんなサークル絶対同志社にしかないし、今ここでしかできないことがやりたい!と思って入りました。入ってみたら良い感じに気持ち悪いサークルで(笑)。



居心地のいい気持ち悪さよな(笑)。



そうそう(笑)。



最初はやっぱり見た目が謎すぎるじゃないですか(笑)。
入らないでおこうと思ったんですけど(笑)、見学に行ってみたらボランティア活動をしていることがわかって。魅力的だなと感じて、友だちと一緒に入りました。



僕は合格してからサークル探しのためにツイッターで「同志社 サークル」で調べたら、1番にこのサークルが出てきて。
最初は「流石にこれはないやろ(笑)」って思ったんですけど、思い切って見学に行ってみたら良い雰囲気で、楽しいサークル活動ができそうやなと思って入りました。



みなさん第一印象が散々(笑)ヒーローショー同好会は実はボランティアサークルなんですね!



学園祭でのショーもあるのですが、地域のお祭りや福祉施設などにいってショーを行うことが多いです。



ショーじゃないこともしていて、私のレンジャーデビューは消防車に乗って行った火事の安全教育でした。



今日も午前中は赤い羽根共同募金に参加してたんですよ。

岡田さんの胸にも赤い羽根が‎…‎…!!


皆さんすごくあたたかい気持ちを持っておられるんですね。活動を通して感じるやりがいはどのようなものですか?



初めてレンジャーの姿でショーに出た時の光景は今でも忘れられません。当時は日本に来てそれほど経っていない8月頃でしたが、「頑張れー!」というコールがすごく力になりました。今でもコールを聞くと、マスクの中でしんどいと感じる時でもパワーが沸いてきます。
やはり1番のやりがいは、子ども達の喜ぶ姿を見ることです。キラキラした目で拍手する姿が、皆とてもかわいいです。この貴重な経験をこれから積み重ねて行きたいと思います!



やっぱり1番は子ども達の喜ぶ顔ですね。悪役が登場した時にとても不安そうな顔をする子供たちが、ヒーローが助けに来た途端にとても嬉しそうな顔をしてくれるんですよ。これはヒーローをやっていても悪役をやっていても嬉しくなっちゃう瞬間ですね。ヒーローがピンチになった時の子ども達の応援なんかはこっちが感動して泣きそうになる時もあります!
このサークルに入って3年、内1年は会長を務めましたが、子ども達の期待の眼差し、純粋な応援は良い意味で慣れません!

 

ハートフルなヒーローたち

いかがだったでしょうか。
謎に包まれたヒーローショー同好会の正体は、面白さとあたたかさを兼ね備えたハートフルなヒーローたちが地域のために活動する、ボランティアサークルでした!
今しかできない、ここでしかできない、そういう活動をされている皆さん。ヒーローショーでのタナレンジャーもかっこいいですが、部員の皆さんもとてもかっこよかったです。

タナレンジャーのPVもぜひご覧ください!(かっこいいです)
https://youtu.be/_zYJEhGav8A

 

文:京都女子大学 現代社会学部 米島こはる
写真:京都薬科大学 齋藤千寿
画像編集:京都女子大学 現代社会学部 渡邉結衣
取材協力:同志社大学 政策学部 青木悟
同志社大学 理工学部 山本詠明
同志社大学 グローバル地域文化学部 山崎凛
立命館大学 吉竹大輝

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!