同志社大学拉麺研究会の試作会で、おいしいラーメンの秘密を探ってきた!
「拉麺研究会」
ってものすごく気になるワードじゃないですか?
毎年11月末に行われる同志社大学の同志社EVE祭では、長蛇の列を作る拉麺研究会。
そんな拉麺研究会の気になる実態に少しでも迫ろうと、今回は活動の一つである試作会に潜入してきました!
もくじ
こだわりの試作会
試作会が行われる調理室の中に入る前から、外まで美味しそうな匂いが漂っていました。
今回、拉麺研究会が試作するのは、鴨を使ったラーメンです!
皆さん試行錯誤しながら、ラーメン作りに熱を注いでおられました。
スープも麺もチャーシューも全て1から作ります。
試作会の様子は、非常に和やか!皆さん仲が良く、楽しくラーメン作りをされていました。
スープは2種類で、チンタンとパイタンです。
2つのスープの材料は同じで、温度を変えて沸騰させることで乳化し、全く違うスープになるそうです。
これは驚きました!
こちらは、手作りの鴨のチャーシューです。
鴨のチャーシューなんて珍しいですよね。私は食べたことがないので、とても味が気になりました。
これぞ職人技!麺作りの様子
いよいよ麺作りです。腕の力と体力が必要で大変そうでした。
また熱いお湯を入れてこねるため、熱さも相まってラーメン作りで最も大変な過程のように感じました。
思わず「がんばれ!」と声をかけたくなりました。
こね終わったら製麺機で麺にしていきます。
この製麺機は代々先輩から受け継がれる大切な製麺機です。
ここに拉麺研究会の歴史を感じました。
機械や道具、そしておいしいラーメン作りの技術が脈々と後輩たちに受け継がれ、今の拉麺研究会があるのだと知りました。
完成した麺がこちら!
私は、製麺機の存在すら知らず、どのように麺ができるのか知りませんでした。
そのため、最初は粉だったものが立派な麺として製麺機から出てくる姿に感動しました。
京都学生広報部員による試食会
麺を茹で、いよいよ完成が近づいてきました!
鴨のチャーシューと玉ねぎをトッピングして出来上がりです。こちらが完成したラーメンです!
取材に行った部員も試食させて頂きました。完成度の高さに驚きました。
お店で出てくるラーメンに見劣りしません。とても美味しかったです!
という、私のレベルの低い食レポでは、せっかくの味が皆さんに伝わらないと思うので、同行した部員の感想をお伝えします。
唐澤:スープは、うま味があって鴨のふんわりとした軽い香りと、醤油の香りが調和していました!
大きめにカットした玉ねぎもスープと麺と絡んでいて、ほんとに美味しかったです!
笠原:スープを飲んで、まず、これはお店の味だと思いましたね(笑)。
鴨の旨味が引き出されていて感動しました。麺もコシがあってスープとマッチしていました。そして最後に何よりもチャーシュー!
食べやすさも味の染み具合も素晴らしい!正直お店よりも美味しかったです‼︎
川嵜:鴨のスープが優しい味でした。本当に全て手作りなのだという優しさが伝わって来ました。全部スープを飲み干したくなりました!
ラーメン研究会の作るラーメンのレベルの高さ、おいしさ、伝わりましたでしょうか?
拉麺研究会にとって試作会とは
拉麺研究会の試作会は2ヶ月に1回程度行われており、技術向上のためだそうです。
先輩から受け継いだノウハウと日々の試行錯誤で、技術を磨いているそうです。
時には失敗しながらも、おいしいラーメンを作るべく、意見を出し合いながらラーメン作りに奮闘されています。
美味しいラーメンの裏側には、拉麺研究会の努力がありました。
ちなみに、1,500食を売り上げるEVEのラーメン作りは、THE BLUE HEARTSの“終わらない歌”をBGMに終わらないラーメン作りと格闘しているそうです(笑)。
まとめ
今回の取材で、1番に感じたことは、拉麺研究会の皆さんのラーメンへの深い愛です。
その愛がこだわりを生み、おいしいラーメンへとつながっているのだと思います。
まだまだ成長を続ける拉麺研究会!今後の活躍を期待しています。
そして、同志社EVE祭で長い時間並んででも、拉麺研究会のラーメンを食べると私は心に誓いました。
コトカレ関連記事もぜひどうぞ!
・同志社大学の有名サークル「拉麺研究会」の新歓に潜入してきた!!
(同志社大学 社会学部 メディア学科 戸田朱音)