京都の大学生のリアルなライフスタイル紹介メディア



第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

リーダーとして

第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

池田:リーダーって、自分たちの団体に懸ける想いがあるやん。一部の子たちとのギャップに悩まされるのってあるあるよね。部員のモチベーションの上げ方を教えて欲しい。

稲垣:めっちゃ難しいよね。楽しい思いをいっぱいしてもらいたいけど、役職に就いたら、楽しくないところも感じると思う。でも繋ぎとめてくれるのは“人の縁”やと思ってるから。1回生には、先輩がしっかり繋ぎとめられるようにする。ある瞬間の言葉とか、楽しそうにしている姿が、思い入れとして少しでも1回生の心に刻み込まれてたら、その子が今後がんばる糧になる。同じ代でできた縁は、きっとその子の頑張っていく上での材料になっていくと思う。そういう繋がりを持てるようにサポートしてあげることが、1番良いよね。

池田:後輩とか関係なく、「楽しませる」って大事やね。しんどいことがあっても、楽しい思い出があると、それを思い出して頑張れたりするから。

第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

池田:これは、リーダーをしてる人ならわかると思うんやけど…。タスクをふるのが苦手で。自分が全て把握できる立場だと、一番自分が理解してるし、自分でこなすのが一番早いなって思っちゃう。

稲垣:わかるわかる。でも部員にタスクをふることで、その子のモチベーションにもなる。

池田:どんな風にしてるの?

稲垣:振られたタスクの印象よりも、実際に負担する分は少なくなるようにしてる。

池田:つまり?

稲垣:例えばあるタスクを任せて、あなたがやらなきゃ動かんでって責任感を与えとく。でも、それ確認したり修正したりして、タスクの幾らかは私が整えてやりやすくする。そしたらうまく行かずに挫折するリスクは省きながら、責任感や達成感を感じてもらえるから、モチベーションも上がり易い。本当はもっと任せてもいいのかもしれないけど。

池田:なるほど。勉強になる。正直めっちゃ忙しいでしょ?いつ見ても、手帳が文字で埋まってるもん。

稲垣:私は、京都学生祭典の実行委員のメンバーがすごい好きやから。

池田:ずっと一緒に活動してるもんね、仲良さそう。

稲垣:そうそう。京都学生祭典が嫌になるときもあるけどな。
それでも離れられないのは、友達や、自分より頑張ってる子がいるから。“やらなきゃ、行かなきゃ”って思えるような人と出会えたのは良いことやなって思う。

第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

池田:正直、辞めたくなったことはある?

稲垣:めちゃくちゃある(笑)

池田:え!?知沙が!?

稲垣:それでも私は、「あなたが実行委員長だったからここまで頑張ることができたんだよ」って言って励ましてくれる子が周りにいたから頑張れる。何にしろ、京都中でこの経験をしてるのは私だけと思ったら、もう、鬼のやりがい!!!

池田:間違いない。

稲垣:叱られるときも、こんなに偉い人に叱られるのは絶対京都中で私だけって思うし。

池田:ポジティブにね。

稲垣:そう。楽しい経験だけじゃなくて、辛い経験もしたけど、京都府知事に会ったり京都市長に会ったり、普通の大学生だったら絶対できひんって思う。もうこれは、私だけの特権って思うから。

おばあちゃんになっても忘れたくないこと

第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

池田:知沙の夢は?

稲垣:人の気持ちや頑張りをしっかり理解して、伝えられる人間でありたい。例えば社会人になって営業に行くときでも、宣伝する商品は色んな人が企画して考えて成立してることを理解して、伝えられる人になりたい。それはおばあちゃんになっても、ずっと忘れることのないようにしていたい。

池田:最後に一言どうぞ。

稲垣:この記事を読んでくれている全ての人が、京都学生祭典に興味を持ってくれたら嬉しいし、みんなも京都学生祭典を通じて、素敵な明日を描いてもらえればなって思います。

池田:「きょうを繋ぐ」やな。

稲垣:そう、ぜひきょうを繋いでみてください。10月7日平安神宮前で待ってます!

第16回京都学生祭典の実行委員長にゆる〜く取材してきた ー実行委員長の魅力編ー

インタビューを終えて

いかがでしたか?

京都学生祭典のことが誰よりも好きで、人一倍愛情と熱意を持って取り組んでいる知沙。私も、京都学生広報部が大好きで、辛いことがあって、忙しくて疲れていても、京都学生広報部という団体と活動と何よりも部員が好きだから頑張れます。

団体に懸ける想いは同じですが、リーダーとしての素質、器の大きさ、知識は尊敬することばかり。これからも刺激をもらって、お互いに励まし合いながら頑張ります。

みなさん、10月7日の京都学生祭典、ぜひ会場へ足を運んでみてください。

『第16回 京都学生祭典』

日程:2018年10月7日(日)
場所:平安神宮前・岡崎プロムナード一帯

京都学生祭典公式HP
http://www.kyoto-gakuseisaiten.com

(文:同志社大学 政策学部 池田あかね)
(写真:佛教大学 社会学部 唐澤葵衣)

合わせて読んでみては?

ソーシャルメディア

ソーシャルメディアでも最新情報をゲットしよう!