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参加したほうがいい?インターンについて先輩に聞いてみた!

そろそろセミの鳴き声が聞こえ始める季節ですね。
大学生の夏休みは約1ヶ月半と比較的長め。夏を満喫したい気持ちはあるけれど、2回生、3回生の多くがこの時期に参加しているのがそう、「インターンシップ」です!
でも、「インターンシップって何?行かないといけないの?」と疑問だらけの私。
そこで、インターンシップを経験した京都学生広報部の先輩2人にインターンシップのあれこれを教えてもらいました!

「ちょっと難しそう」、「あまりイメージが浮かばない」と思っているあなた!私と一緒に疑問や不安を解決していきましょう!

そもそもインターンシップって?

言葉は聞いたことあるけど、なんのことかわからない。という方のために、まずインターンシップの説明をします。
「インターンシップ」(以下、「インターン」という)とは、就職活動を始める前の学生が興味のある企業のワークショップに参加したり、実際に働いている社員から話を聞いたりすることで仕事の内容ややりがいを体験する制度です。
3回生の夏から2月末までの期間に参加する人が多く、1日だけの短期インターンから、1ヶ月から1年以上に渡る長期インターンまで、その期間は企業によって異なります。

業種や業界は絞ったほうがいいの?

取材に協力してくれたのはこのお2人。

先輩Sさん・福知山公立大学地域経営学部現4回生
先輩Aさん・同志社大学政策学部卒業生

――インターンに参加するときは業種や業界を絞った方がいいですか?

Sさん:最初のうちは幅広く参加したほうがいいよ!
興味のあるところはもちろん、興味のないところにも行くことで新しい発見ができるし、いろいろなお話を聞くことによって自分の成長にも繋がります。

Aさん:自分が志望していたとしても、業種の相性はあります。あまりに業界を絞り過ぎてしまうと、相性が合わなかった時に困ってしまうので、あえて苦手意識のある業界のインターンにも参加してみるのも良いと思います。なぜ合わないのか、自分のどの部分が合わないのかという自己分析ができます!
ただ、業種は膨大にあるから、ある程度は絞ったほうが就活もやりやすいかもしれませんね!

――やりたいことがまだ決まっていません……。その状態で行ってもいいですか?

SさんAさん:やりたいことが決まっていない人こそ参加をオススメします!。
やりたいことが決まっている人ならもうあとは会社を絞って参加するだけなので、インターンへ行く企業を選ぶのはすぐにできてしまいます。
自分がやりたいことがなくても、就職を考えているのなら、せめて自分と合わない業界だけは見極めたほうが良いですよ!

期間によって内容に違いはある??

――インターンは長期や短期など期間にも違いがあると聞きました。どちらを選んだらよいかわからないのですが……。

Sさん:僕は長期のインターンにも、短期のインターンにも参加しました。
長期インターンは、3回生の7月から4回生の6月現在まで続けています。
短期インターンは10月から3月まで行きました。

Aさん:私は忙しかったので1日のインターンにいくつか参加して、様々な業種を広く浅く知るという方法を選択しました。
期間に余裕があるのならば絶対長期がオススメ!
会社の考え方や雰囲気、業界についてよく知ることができます。短期だと様々な企業の業務や雰囲気を知ることができますが、長期だと会社の一員として仕事を任されることもあり、仕事の隅々まで詳しく知ることができます。また、グループワークをすることも多いので就活の練習にも繋がるというメリットもあります。
さらに、会社によっては一次面接免除など優遇される場合も!本当に行きたい会社の長期インターンには参加するべき!
最近は長期インターンを有償で行う企業も増えてきているので、興味のある企業を見つけた場合は長期インターンで参加してみることをオススメします!

インターンへ参加してよかったこと・困ったこと

――インターンに参加して良かったことを教えてください。

Sさん: 実際に会社の業務を体験させてもらい、社長や社員の方がたと直接お話をすることで働く人の想いを知ることができました。また、多くの職種の方と知り合うことができ、人脈も広がりました。
インターネットで調べるだけではわからない“自分が働くこと”をイメージしやすく、自分はその企業に合うのか、合わないのかを判断する材料も増えます!
また、エントリーシートやグループワークを経験することで就活の練習にもなりました。
それに、インターンに参加したことで企業の方が興味をもってくださり、最終的に内定できたことも!

――それはすごい!いいこと尽くめですね。逆に困ったことはありますか?

Sさん:授業やサークル活動との予定を合わせるのが大変でした。
また、短期だと業務をこなすことに手一杯であまり雰囲気を掴めないこともありました。

Aさん:インターン制度が整っていない会社の場合は、あまり有意義に使えていないと感じる場合もありました。

就活や内定に繋がりやすい?

――ぶっちゃけ、就活に有利なんでしょうか?

SさんAさん:実際の採用にインターンの経験が関係する会社もあるし、関係ない会社もある!
「採用には関係ないよ」、と言われていても“見られている”ということを意識して参加したほうがいいよ!
インターンを通して実際に会社で働くイメージを持つことができるのは確かだし、インターンに来た他大学の学生と交流できるのでモチベーションがすごく高まります!

さいごに

いかがでしたか?
「4回生まで時間はあるから」、と思っていても大学生活はあっという間です。
いざ就活!となったとき、自分に自信を持つためにもインターンで社会人への第一歩を踏み出してみませんか?
新型コロナウイルスの影響でインターンもオンラインに変わりつつあります。
柔軟に対応できるように、将来の自分のために情報集めは欠かさず、一緒に頑張りましょう!
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(同志社大学 政策学部 嶋倉万由子)

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