京都女子大学にできた待望の新設図書館 充実した環境で勉強がしたくなる!?
今年9月15日に開館された京都女子大学の新設図書館。
開館日から京都女子大学の学生(以下省略:京女生)のインスタグラム機能にあるストーリーには図書館の写真や動画が溢れていました。
京女生からすると人に見せたくなるくらいに自慢の図書館なんです!!!
図書館のことをまだ詳しく知らない!という京女生にも、これからの進路を考えている中高生のみなさんにも是非とも知っていただきたいので、ここでは図書館や隣接されている施設を一挙ご紹介します!
女子中高生のみなさんには大学選びの参考にもしていただきたいです!
もくじ
ピッ!とかざして、いざ図書館へ
自動改札機に学生証をかざして図書館へ入ります。
これは出口の写真ですが、出る際にも学生証をかざします。
初めて入った時はちょっと感動しました。なんて現代的なんだ!と(笑)
地下1階から見渡す壮麗な内観
地下1階から見渡してみて思ったことは…
「ド、ド、ドラマとかで見たことがある感じの図書館…(笑)」
そのくらい私にとっては圧巻でした!
地下1階から地上4階まで吹き抜けになっていて、自然光が入りとても温かみのある図書館になっています。
ここは「知恵の蔵」と呼ばれ、約30万冊もの図書が収蔵されています。
なんといっても目をひくのが壁一面に本が収蔵されている通称「ブックウォール」!
読みたい本とたくさん出会えそうですよね。
ブックウォールの周りを歩いているだけで、なんだかワクワクしました(笑)
この吹き抜け周りに個人閲覧席が約200席あり、ブックウォールから本を手に取ってすぐに勉強できるようにと考え作られたそうです。
図書館内の総閲覧席は843席あり、ゆっくりと読書や勉強ができます。
取材させていただいた日も、閲覧席はほぼ埋まっていて京女生の勉強熱心さ、真面目さが伺えました。
地下2階には『自動化書庫』があり、約60万冊収蔵できます。
将来的には約100万冊収蔵できるように設計されたとのことです。
自動化書庫にある本は蔵所検索システム(OPAC)との連動によって数分で取り出すことができるので、自分で探す手間も省けてとても便利です
学習スペースも
1階から3階には座席数の異なるグループ学習室が9室。
4階には個室の個人学習室が9室設けられています。
(※いずれも地下1階の総合カウンターにて予約が必要です。)
大勢や個人で集中して勉強したい方にはもってこいですね!
女坂から見える立派な施設!
京都女子大学にたどり着く前に立ちはだかる坂を「女坂(おんなざか)」と呼ぶんです!
そこから見えるこのガラス張りの施設は、図書館に隣接していて「交流の床」と呼ばれるコミュニケーションスペースとなっています。
交流しながら勉強を①
地下1階には、視聴覚メディアやITを活用し、複数人で協働しながら学習できる、メディアコモンズと呼ばれるスペースがあります。
窓際のスペース(写真の上部)には12台ものPCが常設してあり、誰でも利用することができます。
ここでは可動式のホワイトボードやモニターなどを使って、ゼミの発表前などにグループで相談しながら学習できるようになっています。
交流しながら学習ができるスペースなので、図書館とは違っておしゃべり可能となっています!
どんどんおしゃべりして学びを深め合いましょう!(笑)
交流しながら勉強を②
1階にはディスカッションやグループワークなどの能動的な学習が行える、アクティブラーニングコモンズと呼ばれる多目的スペースがあります。
ここにも13台ものPCがあり、自由に使うことができます。
さらに皆さんが手に取りやすい本を…ということで文庫本が収蔵されています。
飲食可能なフリースペース
2階には京女生も働いているカフェがあり、飲食可能で友達とおしゃべりしてもよし、勉強してもよしのカジュアルスタディースペースとなっています。
女子大生あるあるのカフェでおしゃべり…というように、恋バナや将来の話に花を咲かせましょう(笑)
写真の下部に写っているグレーの机では将来的にワークショップなどが行えるようにと、生活造形学科の学生が授業で学んだ知識を取り入れ作られたそうです。
大学で学んだことをそのまま大学に還元できるのはいい思い出にもなり、この経験が将来的にも活かせるのではないかなと思いました!
取材をさせていただいて…
新しい図書館ができるまで、グループで相談しながら学習ができるスペースと言ったら空き教室か食堂か…と限られていました。
しかし、アクティブラーニングコモンズやメディアコモンズというスペースが設けられたことで、これからゼミの発表前や大人数での学習が周りの目を気にすることなくできるなと思いました!
皆さんも、充実した環境で大学生活を送りませんか?!
(執筆:京都女子大学 現代社会学部 山岡美桜)
(取材協力:京都女子大学 現代社会学部 山本奈未)