学生ライフ

春を楽しみにしている受験生へ、私なりのエール

春を楽しみにしている受験生へ、私なりのエール
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コトカレでは受験生の皆さんへ向けた記事を続々公開中ですが、みなさん読んでくれましたか?

この記事では、受験生が抱えている不安を少しでもなくせたらいいな、元気づけられたらいいなという想いで、私の受験記を結構赤裸々に書いています。

どうか1人でも多くの受験生に届きますように…!

余談ですが

京都女子大学の赤本と勉強道具

「私は大学に進学すること以外ありえない。進学先はここ。」
と決めつけていました。

私の大学選びのポイントは“将来的に自分のやりたいことを学べて、親も進学先として納得してくれる大学!”という単純でちょっと複雑?な理由から京都女子大学に絞っていました。

大学に進学し、初めて県を越えて通学した私。
小中高すべて地元の学校に通学していたため、コミュニティが狭すぎ、世界を知らな過ぎた…
大学に進学して、大きな世界をみた気分になりましたね。軽くカルチャーショックを受けました。
京都にこんなにもたくさんの大学があるとは!

とても魅力的に思う学校がたくさんあり、あの時しっかりと大学を調べておけば…と思いました。
決めつけも絞り込みすぎも良くありませんね。
念のため言っておきますが、大学が嫌い!後悔している!というわけではありません。高校生のころにもっと大学を調べて知っていたら、いろんな選択肢があったなと。

だから、声を大にして言いたいことは“一度じっくり自分の進路を考えてほしい”ということです。

喜怒哀楽のない日々

 

バドミントン部に所属していた筆者の道具

さてさて本題!

私は高校生のときバドミントン部に所属していて、引退した3年生の6月以降から勉強に集中できるまで、とても時間がかかりました。
完全に部活動燃え尽き症候群でしたね…
塾に通ってはいましたが、受験生という実感がまだ私にはない7・8月の夏期講習の時期。
生活リズムは次の通り。

『起床→朝食→学校の夏期講習→昼食→塾で勉強→夕食→塾の夏期講習→睡眠』

夏期講習以降も受験が終わるまでは、だいたいこういった生活リズムの繰り返しですよね。

筆者が受験期によく見上げた星空

もう本当に喜怒哀楽のない無の日々って感じでした。
無です。無(笑)。

ほぼ毎日同じような生活の繰り返しで、変わり映えのしない日々がとても嫌で嫌でつまらなくて、塾の帰り道に夜空を見上げては癒され、飛行機が飛んでいれば私もどこか遠くに行きたい、連れてって~と思っていました。

そんな風に思っている方も、いるんじゃないでしょうか?

話は冬まで飛びますが…

筆者が作った雪だるま

ちらほら周りの進路が決まり始めて焦りを感じていた冬。
私は全国模試や実力テストを受けても成績が決して良いわけではありませんでした。
第一志望の判定もBやCをいったりきたり。
極めつけには受験日が近づいてきている頃、赤本を解いても点数は下がっていく一方。

今だから笑い話にできますが、当時はものすごく落ち込んで自信をなくし、どん底に落とされた気分でした。
“人生そう上手くはいかないな”と高校生ながらに思いました。
実は高校受験のときも同じような状況になったんです。
さすがに2回目だったので「もうこれがサダメだ」と思いましたね(笑)。

そこをどう乗り越えたのか?

■その1:現実を受け止め、ひたすら勉強。

正直、勉強をしてもしても不安は消えませんでした。
これだけ勉強したんだから大丈夫!と自信に変えるしかなかったです。

私は受験会場にこれまで書き込んできた「まとめノート」や友達・塾の先生にいただいたメッセージを持っていき、見返すことで自信に変えていました。
これおすすめですよ!

筆者が受験期に友人にもらったメッセージ
(実際に友達にもらったメッセージ)

■その2:音楽を聴く。

音楽を聴くiPhone

これは共感してくれる方も多いのでは!?

特に当時好きだったアーティストの曲をよく聴いて、歌詞と自分を重ねて共感したり、また頑張ろうと勇気をもらえたり…と音楽には本当に支えられました。

私はEXILEの「Yell」という曲やMr.Childrenの「終わりなき旅」という曲をよく聴いていました。
受験が終わったら好きなアーティストのLIVEに行くことを励みに、勉強したりしていました。やっぱり楽しいことを想像しないとやっていられないですね。

■その3:大学生活を想像する。

大学生になった筆者

私は「辛いことの先にはきっと楽しいことが待っている」と信じて楽しい大学生活を想像していました。

信じてもらえないかもしれないけど、本当に大学生活は自由で楽しい!(私は高校生の時にこういった言葉を信じていなかったんですけどね。)
その立場になってみないとわからないものですよね。
自由とともに自分にふりかかる責任はあるけれど、自分の時間を好きなように使える今、とても充実していて楽しいです!

また大学生になってアルバイトをはじめ、自分の稼いだお金で旅行に行けたり、洋服を買えたりするのは自分にとってのご褒美でもあり、少し自立した気持ちになります。今を乗り越えれば、その先にきっと楽しみが待っていますよ!

大学生になったらこれがしたい!あれがしたい!と想像して大学生活を楽しみに、今を乗り越えてもらえたらいいなと思います。

みなさんにエールを

旅行中の筆者

受験生のみなさん、元気は出たでしょうか!?(笑)

私からおすすめの勉強法・暗記法など勉強に関したことで言うことはないのですが、受験を経験して精神的にも辛かったからこそ、この記事を読んだ受験生に元気になってもらえたらいいなと思っています。

人生を左右する“受験”ってそう何回もないと思うんです。

私は今、就職活動という受験のような大きな壁にぶつかっていますが、逆に楽しんでできたらいいなと思っています。
ポジティブに考えられる人は一緒に受験を楽しんで乗り越えましょう!
今はつらい時期かもしれませんが、大学生になることを楽しみにもう少しだけ頑張ろうと思ってもらえたらとてもうれしいです!

 

(京都女子大学 現代社会学部 山岡美桜)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!