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着物大好き女子大生の話。「好きになった理由」と「着物のいろは」

こんにちは、着物が大好きな田端真子です!

突然ですが質問です!

みなさんは今までにいつ着物に袖を通したでしょうか?

十三参り?

もしかしたら七五三が最後の人もいるかもしれませんね。
この記事を読んで皆さんが「着物、着てみようかな。」と思ってくださったらとても嬉しいです!着物って意外と楽で楽しいですよ!!

なんで着物が好きなのか

実は私にもよく分かりません…
心当たりがあるとすれば、私は伝統文化が好きで、今まで人より頻繁に着物を着る機会があったからかもしれません。中学生のころから詩吟を習っているので、発表会ごとに振袖や袴を着用してきました。
その中で「自分で着たい」と思うようになったのが好きになったきっかけかもしれません♪

自己紹介の時に「着物が好きです」というと、大抵「なんで?」と言われます。
確かに着物を着るとなるといくつも道具がいりますし、洋服を着るより動きに制限がかかります。ですが、その中で所作や振る舞いに気をつけたり、生地の柄で季節感を出したりと、楽しみ方は洋服と実は似ているんです!

おしゃれな着物
(発表会の時は華やかな振袖を(左)、お出かけの時は普段着の小紋を(右)…。ちなみに振袖は、私の母が自身の成人式用に購入したものです!長持ち!)

着付けはどうやって学んだか

習い事の発表会で着ると言いましたが、毎週発表会があるわけではないので、着たいと思うとやっぱり自分で着付けをする必要が出てきます。
浴衣などは簡単なので自分にもできるのですが、帯をお太鼓(写真右側の帯結びの名称です)に結びたかったので私も着付け教室に数か月通いました。大学の近くに教室があったので思い切って申し込んだのですが、意外に若い方も多くとても楽しかったです。

襦袢(じゅばん)の着方から、結婚式などで新郎新婦の母親が着用する留袖の着付けまでを学び、着付けの資格も取得することができたので、とても嬉しかったです!教室の場所によりけりですが、大学生の方も多く習っているらしく、改めて京都が「学生のまち」だということを実感しました!

着物と南禅寺
(南禅寺水路閣の下で。お気に入りのフォトスポットです♪)

どんな時に着物を着ているのか

「日常の中でそんなに着物を着て出かける機会なんてあるの?」と思ったそこのあなた!着物は特別な日に着るものではないんです。祖母世代では家で着物を着て過ごすことも普通でした。何もない日に堂々と着ればいいんです。

でもわざわざ何もない日に着るのも味気ない…。

その気持ちよく分かります…!
だから私はお寺や神社に出かける時に着るようにしています。 水族館にも着て行ったことがあります。特にこれからの季節は紅葉狩りに行かれる方も多いのではないでしょうか。そんな時に洋服でおしゃれをするのではなく、あえて着物でシンプルに出かけてみるのはいかがでしょう?
きっと普段とは違う気持ちで散策できると思いますよ!ちなみに私は最近だと祇園祭に浴衣を着ていきました。通りすがりに「素敵ね」と声をかけてもらえて嬉しかったです!

さらに京都の大学に通っていると、大学が全休の日などに気軽に着物が合う場所に出かけることができます。着物を着ていると様々な特典がある「京都きものパスポート」という取組もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみに浴衣を着て伏見稲荷大社をのぼったこともあります。意外に行けるもんですよ!

紫色の綺麗な着物
(色に惚れて買った浴衣。そう、私は紫が大好き!)

どうやって着物を買うのか

着付けの次に問題なのが価格ではないでしょうか。

私も着物の事をよく知らなかった頃は、1枚何万円もするのだと思っていました。ですがインターネットショッピングなどが発達した今、着物を手に入れるハードルはぐっと下がりました!冬に着る着物なら、安いもので3000円台から買うことができます!しかも柄も可愛いんです。 洗える着物も増えたので、汚れなど気にせずにお出かけができるのも嬉しいですよね!

もしくは家族や親せきから譲ってもらうのもいいアイデアです。私は母や祖母の着物を譲ってもらい着るようにしています。特におばあちゃんは孫が自分の着物を着ていると、とても嬉しいそうです!(笑)

赤い着物
(私の祖母が持っている半幅帯。柄が好みドンピシャなのでいつか譲ってもらいたい…!)

 

さあ!着物を着て繰り出そう!

いかがでしたか?着物に対するイメージが少しは変わりましたか?私は着物を着るということで、大学で着物を着用するサークルの発表会には着付けのお手伝いに呼ばれることもありました!

これからの季節、実はとても温かい着物が皆さんの生活を彩ってくれることを願っています!着物に合わせて髪飾りを変えてみるなど、おしゃれをして、日本の文化を楽しんでいきましょう♪

 

(京都府立大学 文学部 田端真子)

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