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人気沸騰中!?京都市公式の平成KIZOKUが大学キャンパスに出没したらしい!

近ごろテレビコマーシャルやウェブ動画で話題になっている平成KIZOKU。顔を白塗りにした平安貴族風の装束でキレッキレのダンスを踊る姿は妙に目に焼き付きます。なんと京都市が作成した市政PR動画だそう。

(左:麻倶呂(まぐろ)さん、中央:麻呂八華(まろやか)さん、右:麻主麻呂(ましゅまろ)さん)
(左:麻倶呂(まぐろ)さん、中央:麻呂八華(まろやか)さん、右:麻主麻呂(ましゅまろ)さん)

センスあふれる映像の一方、リーダーの麻主麻呂さんは奥さんに叱られていたり、平成KIZOKU1のイケメン、麻呂八華さんは自治会活動に積極的だったり、オシャレ番長の麻俱呂さんの一番の好物が中央市場のマグロだったりと、どことなく京都市政とのつながりが感じられる気がします。

平成KIZOKUの動画では嵐山や京都水族館といった京都市の名所が次々と登場。映像の舞台に合った京都市の政策が取り上げられることもあれば、まったく関係なく平成KIZOKUがただダンスしていることも。
今回平成KIZOKUが現れたのは、なんと同志社大学!コトカレでもおなじみのフレーズ「大学のまち京都・学生のまち京都」をアピールする動画制作のためにやってきたそう。大学生を中心としたエキストラも募集していたので、広報部員もエキストラとして潜入して、平成KIZOKUの謎に迫ることにしました。

平成3

現れたのはメイク中のエキストラの皆さん。平成KIZOKUの白塗りの顔に合わせて顔を白塗りにするそうです。メイク中の方に一言感想を聞いてみました。

「平成KIZOKUが平安時代からタイムスリップしてきてからずっとファンでした!今日は同じ空間にいることができて幸せです!」

このように、平成KIZOKUに会うことを心待ちにしていたエキストラもいました。
平成KIZOKUのみなさん、リハーサルでとても忙しくされていましたが、ちょっとだけ時間をもらってインタビューすることができました。

平成4

──平安時代からタイムスリップしてきたということですが、現代の京都の印象はどうですか?
麻主麻呂(ましゅまろ):そうだな、まろたちのいた平安の世よりも建物が雅でおじゃるな。
麻呂八華(まろやか):そうでおじゃるな。
麻主麻呂:みな不可思議な装いをしているがまろ的にいとおかしくないって感じ。
麻呂八華:女子(おなご)が、おしゃれでおじゃる。絶対に平安よりも平成の方がいいでおじゃる。早く女子大生に会いたいでおじゃる。
麻俱呂(まぐろ):早くマグロが食べたいでおじゃる。

平成5

──京都の大学を目指す中学生・高校生へのメッセージをいただけますか
麻主麻呂:そうだな、まろは試験とは無縁の暮らしをしておるが、皆の真剣な表情で受験の大切さが分かったでおじゃる。勉強がつらいときは、われらの動画を見て、元気になってたも。
麻呂八華:皆々には京都の大学で学んで、まろのような雅な人物になって欲しいでおじゃる。
麻俱呂:受験?それって中トロより美味いわけ?DHAで頭が良くなるでおじゃる。

本番に向けてのリハーサルの休憩中にコトカレのインタビューに応えてくれた平成KIZOKU。見た目が個性的であるだけではなく、言葉遣いも雅な貴族風でしたが、少し現代慣れしているかのようにも感じました。
さて撮影本番。今回のコンセプトは学園祭のゲストとしてやってきた平成KIZOKUとのこと。いつもは「京炎 そでふれ!」を踊っている京都学生祭典(※)のおどり手の皆さんがバックダンサーを務めます。

(※)京都学生祭典…2003年にスタートした京都の大学生が企画・運営するお祭りで、大学や経済界、地域、行政がオール京都で支援している。「京炎 そでふれ!」は京都学生祭典オリジナルのおどり。

平成6

プロフェッショナルな撮影スタッフの指示によって、エキストラはめきめきと応える腕を上げていきます。全力で声を上げていると疲れを感じてきますが、そのタイミングで麻呂八華さんがエキストラを楽しませてくれます。

平成7

撮影が終わった後、バックダンサーを務めていた京都学生祭典実行委員会おどり普及部の小林建斗さん(京都大学総合人間学部2回生)に話を聞いてきました。

平成8

──白塗りをしてみてどうでしたか?
小林さん:普段出来ないようなことができて、とても楽しかったです。白塗りで顔を隠すことでいつもは緊張で出すことができない自分を出せました。

──平成KIZOKUさんと同じステージに立てた今日の感想は?
小林さん:予想以上にすごかったです!プロフェッショナルが関わって創り上げられる映像制作の過程に自分たちも関われてとても勉強になりました。普段自分たちは「京炎 そでふれ!」を踊っていても一般のお客さんを盛り上げるのに苦労しています。今日の平成KIZOKUの方々は初対面のエキストラと一体となるように盛り上げてくれましたし、自分も心から楽しんでいて、さすがだなと感じました。平成KIZOKUさんをお手本にして、もっと質の高い「京炎 そでふれ!」を創り上げられるように頑張ります!

多くの人々が関わって創り上げられる平成KIZOKU。自分もその一場面に関わることができてとても楽しかったです。京都の魅力を発信するという点で京都学生広報部と同じ志を持った平成KIZOKUに今後も注目です!

今回撮影した動画はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=MH4UJTvHYio

(京都大学 法学部 山本祐貴)

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