京都の大学生のリアルなライフスタイル紹介メディア



大学で演劇をやるなら京都!?  京都で掴む、学生演劇の頂点!!   ~全国学生演劇祭~

演劇といえば大学生が部活やサークルで、多く活動しているジャンルの一つ。

「大学生になったら演劇の活動をしてみたい!」

と考えている中高生の方も多いでしょう。

そんな学生演劇の全国大会である「全国学生演劇祭」が、ここ京都で開かれているのを知っていますか?

今回は全国学生演劇祭の様子を取材し、実行委員長である沢(さわ)大洋(たいよう)さんにインタビューをしました。

 

全国学生演劇祭とは?

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~

京都で学生演劇の日本一を決める大会です。

全国各地域(札幌、東北、東京、名古屋、京都、大阪、四国、福岡、中国地方)で行われる学生演劇祭から選ばれた劇団が、京都で学生演劇の頂点を目指して競います。

2015年に第0回の大会が行われてから2016年に第1回、そして2017年2月に第2回の大会が行われ、来年も2下旬に京都で第3回の大会が行われる予定です。

歴史と文化に育まれた学生のまち「京都」で全国の学生演劇の頂点が決まるのです。

 

第2回全国学生演劇祭の様子

第2回の大賞は、一方通行の恋愛をテーマに劇中の面白おかしい表現などで観客からも高評価を得た東京代表 多摩美術大学の劇団『シラカン』が選ばれました。

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~
多摩美術大学の劇団『シラカン』

審査員賞には、「内的爆発」、「身体的速度」、「独創性」を劇団のモットーとしている、審査員達からの高い評価を得た京都代表 立命館大学の劇団『西一風(しゃあいっぷう)』が受賞しました。

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~
立命館大学の劇団『西一風(しゃあいっぷう)』

 

同じく審査員賞に、劇の進展を非常にゆっくりとしたり、同じシーンや発言を繰り返すことで独特な世界観を表現し観客が「今、自分達は何を見ているのか」と考えさせられてしまうほどの大きなインパクトを与えた京都代表同志社大学の劇団『なかゆび』が選ばれました。

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~
同志社大学の劇団『なかゆび』

京都の大学で活動している劇団が2つ入賞しているように、京都では学生演劇の活動が盛んです。またそれぞれの劇団同士での交流も盛んだそうですよ。学生の多い京都ならではの魅力かもしれないですね。

 

学生演劇の全国大会を京都で決める。

各地で様々な全国大会が開かれていますが、

なぜこの全国学生演劇祭は京都で開かれているのでしょうか。

そこにはこの演劇祭を立ち上げた方のある思いが隠されていました…

インタビュー:全国学生演劇祭アドバイザー 沢大洋さん

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~

こちらの方が全国学生演劇祭の立ち上げをされて、現在は京都学生演劇祭のアドバイザーをされている沢(さわ)大洋(たいよう)さんです。沢さんは立命館大学のご出身で大学卒業後も京都を拠点として演劇活動をされていました。沢さんはこの全国学生演劇祭を京都で開催することに対して強い思いをお持ちでした。

─なぜ、全国学生演劇祭を京都で開催しようと思われたのですか?

沢さん

私自身、大学を卒業してから京都を拠点に演劇活動を行っていました。しかし演劇でプロになる、演劇で食っていこうとすると、やはり東京がメインとなってしまい、京都でその道を目指すことは厳しい点が多かったんです。
そんな中でも「京都の良さというのも確かにあるはずだ、東京に負けない点だってある」と考えていました。やはり京都の強みというと長い歴史やそれに伴う文化ですよね。そこに加えて京都は学生のまちであり、学生との距離もとても近い。実際に学生演劇からプロの役者になられた方もいますし、そういうところも京都の強みと考えて、京都のまちをどんどん面白くしていきたいという思いがありました。また、この演劇祭では京都はもちろん、全国から代表が集まります。なので地方の予選を通じて、各地域でも演劇を通してそれが文化の発展につながればいいな、と考えています。

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~
全国学生演劇祭授賞式にて

─演劇をやっている全国の学生に伝えたいことはありますか?

沢さん

いろんな表現に触れて欲しいですね。自分たちの作品をよくしていくためにはやっぱり様々な作品を見ることが大事だと思います。見る作品に関しては映画だったり音楽だったりと自分がやっているのと違うジャンルの作品でも積極的に見てほしいですね。そして、同世代でこんな表現をしている人達がいるのか、ということを知れればすごく刺激になると思います。

大学で演劇をやるなら京都!? 京都で掴む、学生演劇の頂点!! ~全国学生演劇祭~ 

─これからの全国学生演劇祭はどのようになっていきますか?

沢さん

全国学生演劇祭では出演者はもちろん学生ですが、運営メンバーも学生主体でやっています。これからは、私が指示をしなくても学生達がより主体的に活動してくれるようになったらと思います。また、演劇やイベントなどに興味がある学生の皆さんはぜひ、演劇祭の運営メンバーに参加していただけると嬉しいです。

全国の演劇に興味がある中高生へのメッセージ

─最後に、演劇に興味のある全国の中高生へメッセージをお願いします。

沢さん

中高生の皆さんにはぜひ大学生の演劇を見て欲しいですね。大学生になると表現の幅も一気に増えていきますし、学生演劇は比較的安い値段で見ることもできますので。そして大学に受かったあかつきには、ぜひ学生劇団の新歓公演を見に行ってください。そしてそこに入ってくれたら嬉しいです(笑)。また、そのような演劇を始める人にとってもこの全国学生演劇祭が目標になればいいな、と感じています。

 

学生のまち京都。

そんな京都の強みを活かした全国学生演劇祭では、学生のパワーはもちろん、

歴史や文化によって育まれた京都のまちが持つ力というものも感じることができました。

 

[全国学生演劇祭]http://jstf.jp/
(立命館大学 産業社会学部 児玉邦宏)

合わせて読んでみては?

ソーシャルメディア

ソーシャルメディアでも最新情報をゲットしよう!