京都に来た理由

京都の魅力で、自分を磨く

京都の魅力で、自分を磨く
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父が教えてくれた京都のまち

私は、愛知で育ちましたが、地元で魅力のある大学に巡り会えず、両親が大阪出身ということもあり関西の大学に憧れを持つようになりました。特に京都は、父が大学生活を送った場所でもあり、バイト、テニスサークル、夜は仲のいい友達と朝まで語り合い、今までの人生において一番充実した、楽しい4年間であったと話を昔からよく聞いていました。
そんな父の影響もあって、京都の大学に進学したいと思うようになったんです。しかし母は、最初家を出て一人暮らしをすることを許してくれませんでした。実家から離れ、一人で暮らすことに心配していたんです。私もどうしたら母に納得してもらえるか考え、大学寮のある京都女子大学に進学することを決めました。

安心感とあったかさに溢れています。

現在、大学の学生寮で生活をしているのですが、寮に入る前は“躾が厳しい寮”として有名だと聞いていたので、本当に不安でした。しかし実際に寮生活を始めてみると、思っていた厳しさはありませんでした。もちろん門限や自炊の制限がありますが、スケジュール管理を工夫し自由な生活を楽しめています。大学寮の部屋割はさまざまで、私は3人部屋に住んでいます。4回生の先輩が同部屋になり、入寮後すぐに必要なものの買い出しに付き合ってくれたり、夕食に誘ってくれたりと右も左も分からない私をサポートしてくださいました。親元を離れて、心細く思っていた私は、先輩のおかげで寮の生活にすんなり慣れることができ、本当に心強かったんです。もし、普通のマンションなどで一人暮らしを始めていたらこんなにもスムーズに新生活をスタートできていなかったと思います。学生寮ならではのサポート体制を身に染みて感じた瞬間でした。そしてなにより、学生寮は他の学部も一緒に生活しているので、学部をこえた友達を作ることも可能にしてくれました。今は、寮生と買い物に行ったり、ご飯を食べに行くのが私の楽しみなんです。

大好きな音楽を思いっきり!

鴨川のほとりで弾き語り

大学に入学してからは軽音フォークソング部に所属し、バンド演奏をすることにハマっています。中学校の頃に、文化祭でバンド演奏をした時、アンコールをもらうほど盛り上がり、音楽の楽しさを感じました。その楽しかった経験が忘れられず、大学生になったら軽音楽部に入ろうと決めていました。これまではアコースティックギターを弾いていたのですが、初めてエレキギターに挑戦しています。アコースティックギターとの違いに戸惑いながら、日々練習をしています。11月に学園祭でライブをするので、練習の成果を発揮できるように頑張ります。京都には数多くの軽音の部活やサークルがあり、またたくさんのライブハウスがあります。そこでいろんな大学が集まってライブをしたりします。他大学と交流ができ、音楽を語り合えます。
上手になったら、京都の名所で路上ライブをすることが私の最終目標です。

新しい自分探しの毎日です!

京都の魅力で、自分を磨く

自分が希望したとはいえ初めて親元を離れた生活。期待よりも不安な気持ちでいっぱいでした。入学してから、6か月がたった今、寮生活にも慣れて自分のペースがつかめてきたので、戸惑いはなくなりました。むしろ、大学や寮、バイト先、部活などの新しい居場所でたくさんの友達ができ、好きな音楽もでき、充実した楽しい毎日を送っています。大学生活はまだ始まったばかり。この京都での生活で父が体験したような人生で一番楽しい中身の濃い4年間が送れる予感がします。

(京都女子大学 現代社会学部 山口さくら)

この記事を書いた学生

かれんちゃん

かれんちゃん

卒業生が執筆した記事はかれんが紹介しているよ!