【京都国際映画祭2016】芸術の秋! 映画だ!アートだ!芸人だ!
もくじ
映画だけじゃない!?
毎年、初秋の京都を盛り上げる「京都国際映画祭」。
京都国際映画祭実行委員会が主催するイベントで、今年で第3回を迎えます。
この映画祭、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画の上映や舞台挨拶だけでなく、展示アートや参加型ワークショップなどなど、盛りだくさんに楽しめちゃうんです!
というわけで、私たちもたくさんの人でにぎわう会場へ。
今回は「展示アート」を中心に見てきたので、どしどし紹介していきたいと思います!!
At 京都市役所前広場
こちらは京都市役所。
正面の広場には、ステージや多数のイベントブースが設置され、まさに“お祭り”の雰囲気です!
永井英男さん『B-PROJECT“へそで投げろ”』
そして、この会場で一際目を引くのがこの作品。
ド・ド・ド・ド迫力!
全長7メートルのジャイアント馬場さんが、実物の自動車をぶん投げています。
芸人さんが続々登場!
ステージでは、芸人さんたちによる漫才ライブなど、一日を通して様々な企画が!
関西人にはおなじみの「吉本新喜劇」のメンバーも来ていました。
え、知らない… という全国の皆さん!「すち子」で検索すれば出てきます(笑)
ちなみに、大阪だけではなく、実は京都にも「よしもと祇園花月」という劇場があるんです!
関西といったらやっぱりお笑いですねぇ~
At 西本願寺・伝道院
続いては西本願寺。
境内から少し離れた伝道院が会場となっています。
明和電機さん『ヒゲ博士とナンセンス★マシーン』
(会社っぽい名前ですが、明和電機さんは“アート・ユニット”です)
ここでピックアップするのは、ちょっとユニークなこの展示!
こちら、元々は子ども向けのミュージカル。
劇中では、「ヒゲ博士」が日常生活で見かける道具や仕草をヒントに、様々な「ナンセンスマシーン」を開発していきます。
今回は、ライブに登場する数々のナンセンスマシーンをキャラクターのマネキンとともに展示し、ライブ映像も上映していました。
At 元・立誠小学校
最後は元・立誠小学校。
京都の繁華街・木屋町通の中心に位置し、1993年に閉校した後、現在は立誠シネマや各種イベント会場として使われています。
また約120年前、この地には京都電燈(現・関西電力)があり、そこで日本初の「映画」の試写実験が成功したことから“日本映画原点の地”とされています。
ロバート秋山さん『クリエイターズ・ファイル展 in 京都』
ロバート秋山さんが様々なクリエイターに扮する大人気連載『クリエイターズ・ファイル』。
その書籍化を記念し、渋谷ヒカリエで大好評を博した展覧会が京都へやってきました!
所狭しと笑いどころがあって、もうひたすらに面白かったです(笑)
ここでクリエイターの皆さんを一部ご紹介↓
(No.10 ワードパティシエ 竜斎雲)
(書も展示されていました)
(No.6 トータル・ファッション・アドバイザー YOKO FUCHIGAMI)
(左から パンTシャツ / KOBOSHIマジカレーTシャツ / アシンメトリー革ジャンTシャツ)
(No.11 俳優 桐乃祐)
(左:No.16 トータル・ウェディング・プロデューサー 揚江美子)
(右:No.20 シンガーソングライター 国松ちえり)
(左:No.17 トータル・脳ガズム・トレーナー パール川辺)
(右:No.4 アース・フォトグラファー キブネ・シン)
▽もっと見たい人はCHECK!
http://creatorsfile.com/creators/
七変化どころではありませんね…
それぞれの設定や役作りが細かすぎてすごい…
個人的に一番好きだったのは、最後に載せたパール川辺さんの写真です。あえてこの表情で写っているのが最高ですね(笑)
(パネルが並んだフォトスポットも!)
回り切れない…
展示アートは、他にもまだまだたっくさんありました!
しかし会場は全部で18(アート部門は6)…
半日ですべてを回るのは、さすがに無理でした…
とにかく、アートとインパクトとユーモアと… 笑って楽しんで大・大・大満足でした!!
目白押しのラインナップで盛り上がる京都国際映画祭。来年も楽しみです!
[京都国際映画祭]
http://kiff.kyoto.jp/
(京都大学 文学部 角あかり)
(同志社大学 法学部 木村望)