「はたらく」って何だろう?ー学生が企画する未来の自分を考えるイベントとはー

人生の夏休みとも言われる大学生活。その先に待っているのは社会に出て“はたらく”ということ。
多くの大学生が「ずっと大学生でいたい!」「はたらきたくない…」と、はたらくことにマイナスなイメージを持っていたり、将来に漠然とした不安を抱えていたりするのではないでしょうか?
そんな皆さんの気持ちが変わるかもしれないイベントが開催されるんです…!
その名も「はたらくスイッチ、押してみる?」

このイベント、なんと大学生が企画しています!ということで、一体どのようなイベントなんでしょうか?
今回はこのイベントを企画されている福谷さん(立命館大学・4回生)、大坪さん(同志社大学・2回生)、溝端さん(同志社大学・1回生)の3名にインタビュー!この企画を進めるに至った経緯や、準備する中で感じる課題、そしてイベントに込めた思いなどを語っていただきました!
もくじ
産学連携プログラムって?

今回のイベントは、大学コンソーシアム京都が実施している「産学連携プログラム」の取組の1つとして企画が進められています。
このプログラムは、大学における学びの一環として位置付けられており、単なる就業体験にとどまらず、実践の場から「働く」ということを考え、社会人基礎力を育成することを目的としています。
コースは、エクスターンシップ(就業体験)コースとプロジェクト企画実践コースがあります。
エクスターンシップコースでは、企業や行政機関にて10日間の実習を行うコースです。一方、プロジェクト企画実践コースでは、約5か月間にわたり、企業や行政機関が提示する課題に沿って、学生が主体となってプロジェクトを実施します。(今回のイベントは「プロジェクト企画実践コース」に位置付けられています。)
今回お話を伺った3名はどのようなきっかけでこのプログラムに参加し、どのような活動をされているのでしょうか?
プログラムに参加しようと思ったきっかけ

―はじめに、産学連携プログラムに参加しようと思ったきっかけを教えていただきたいです。
福谷さん:私は、もともと地域交流やまちづくりに興味があり、何か地域に関わることをしたいなと思っていたのがきっかけです。その中で、私たちが現在インターンをさせていただいている*ウエダ本社さんは地域の企業に寄り添い、働き方の改革などを展開されていることを知って、面白そうだなと思いました。
あとは、4回生になって大学の学費の元を取りたいなと思って、せっかくの機会ということで始めました(笑)。
*ウエダ本社のホームページはこちら↓
大坪さん:私はこれまでボランティア活動や学習支援の活動といった、個人で何か働きかけるみたいな経験はあるんですが、多くの人と一つのことに取り組むという経験がなかったので、そういう経験をプログラムを通じてできたらいいなと思い、応募しました。
溝端さん:私は今1回生なんですが、せっかく大学生になったから何かしたいなと漠然と思っていました。その中で履修登録の時にいろいろな授業を見ていたらこのプログラムを見つけて、応募しました。
―それは大学の授業だけではなくて、大学の外に出て活動をしたいなという思いもあったのですか。
溝端さん:そうですね。あとは、インターンや「はたらく」ということに関わってみたいという気持ちもありました。
―プログラムでは具体的にどのようなことをされているのですか。
福谷さん:まず、毎週木曜日に2時間程度の講義を受けています。そこで企業の方々と関わるうえでのマナーや企業の課題解決の考え方を学んでいます。それに加えて、学生主体でのイベントの企画もしています。完全にゼロからのスタートで、今は9月に開催するイベントに向けて、ミーティングをしています。
「はたらく」ことをポジティブに!
―9月に学生の皆さんが企画するイベントが開催されるんですね。具体的にどのようなイベントなんですか。
大坪さん:中小企業の社長さんなど役職のある立場の方に来ていただいて、今までの自分の人生であったり、これからの夢をお話していただき、学生にとって刺激があるようなイベントをしたいと思っています。
福谷さん:3回生や4回生のような就活真っ只中の学生はもちろんですが、将来に漠然と不安を抱えている1回生や2回生にとっても、自身の“夢”や“はたらく”ことに向き合うため背中を押す起爆剤のようになればいいなと思います。
―就活生だけでなく1,2回生にとっても非常に興味深いですね!企業の方とお話しするようなイベントは他にもありますが、そのようなイベントと比べて皆さんが企画されているイベントならではの特徴はどのようなところにありますか。
大坪さん:私たちは、学生に企業説明よりもはたらく方々の夢や、はたらいてきた過程、これからやりたいことを聞いてもらうということを大事にしています。会社そのものよりも、“人”にフォーカスをしていろいろな人の生き方を知ってもらうことで、企業ではたらくことだけでなく、自分の夢を考えるきっかけとなり、はたらくということそのものへのモチベーションを高めてもらいたいです。
福谷さん:そういう意味を込めて、今回のイベント名である「はたらくスイッチ、押してみる?」の「はたらく」はひらがなにしているんです。今の時代は、はたらくといっても様々な道があります。いろいろな人の話を聞くことによって、固定概念に縛られた「大学を卒業したら、会社で働く」ということだけでなく、それぞれの夢やこれからの将来に合った“はたらく”を考える場になってほしいです。
イベントの企画や準備の中での苦労と成長

―イベントはいつから企画されているんですか。
福谷さん:産学連携プログラムの講義は6月から始まったんですが、イベントの企画は7月末からです。
―では、企画から開催までを2か月で行うんですね!企画準備の期間としてはかなり短いと思うんですが、その中で苦労したことはありますか。
福谷さん:毎週木曜日にミーティングをしていたのですが、夏休みということもあり、みんなそれぞれ予定やバイトがあって全員集まるということがなかなかできませんでした…。そうなると、意見の共有や決定が進まないこともあって大変でしたね。
―7月末から企画・準備をしている中で、自分自身が成長しているなと感じる部分はありますか。
大坪さん:私は、みんなの輪の中心で話をすることが苦手なタイプなんですが、ミーティングで人が足りなかったら私が司会進行をしたり、補佐的な役割をしたりすることが増えてきたので、以前よりも積極的に取り組むことができるようになったと思います。
福谷さん:私も割と流れに身を任せるタイプだったのですが、企画・準備していく中では私が主体的に進めていく機会が多くて。それこそ、書記としてみんなに情報共有をしたり、外部の方との日程調整をしたりする機会が増えて、これからもっとみんなを引っ張ることができるように頑張らないといけないなと思っています。
溝端さん:私は言語化が苦手で、自分の意見をあまり言うタイプではなかったんですが、こういう活動をしていると発言しなければいけない場面がどうしても増えてくるじゃないですか。それをきっかけに少しずつ言語化する力はついてきているのかなと思います。
最後に

―最後に、イベントに来てほしい大学生の皆さんにメッセージをお願いします!
夢やはたらくという言葉に気負わずに、新しいことを知りたいなというくらいの感覚で気軽に来てほしいです。絶対に皆さんの学びにつながるイベントになると思うので、ぜひ期待していただきたいです!
インタビューをさせていただいて、私自身も「はたらく」ことについて改めて考えるきっかけとなりました。ぜひ、このイベントに参加して、皆さんのはたらくことに対するイメージがよりポジティブになればいいなと思います!
(取材・文 京都府立大学公共政策学部 森川綾子)
(取材・龍谷大学政策学部 大神芽吹)
(取材・立命館大学文学部 福田拓)
(取材・龍谷大学国際学部 長谷川慶)












