【vol.4】旅するコトカレ(石川)金沢泉丘高校にインタビュー!

「早く大学生になりたいなぁ」
高校生の時、私はずっとこう思っていました。とにかく自由でキラキラした大学生活に憧れていたのです。
しかし、そのイメージは漠然としたもので、それ以前に「実際の大学生活はどんなものなのか」「自分はどんな進路を選ぶのか」といった具体的なことまでは、あまり考えられていませんでした。
きっと、今の中高生も同じように感じている人が多いのではないでしょうか?
京都学生広報部は、「全国の中高生に京都での学生生活や京都ならではの魅力を発信する」ことを目的に活動しています。
そして“全国の中高生に会いに行きたい”をコンセプトに2018年にスタートした「旅するコトカレ」が今回再始動します!
全国の高校生に直接会いに行き、大学生活や進路のイメージについて今の高校生が感じているリアルな想いを届けていくこの企画。詳しくはこちらをご覧ください。
今回取材にご協力いただいたのは石川県立金沢泉丘高等学校です。
泉丘高校は1893年に創立された歴史ある高校です。県内トップクラスの進学校として知られており、毎年多くの難関大学合格者を輩出しています。
また、勉強面だけではなく、部活動や学校行事にも力を入れており、文武両道を実現できる校風も魅力の1つです。
探究活動や発表の機会も多く、仲間と切磋琢磨しながら充実した高校生活を送ることができます。
今回は、生徒会に所属している5名の生徒にインタビューさせていただきました。
もくじ
京都のイメージ

京都にはどんなイメージがありますか?
Aさん:日本史 を勉強していると、京都にある歴史的な建造物がたくさん出てくるので、歴史的価値のあるお寺が多いイメージがあります。あと、私は茶道や三味線をしていて日本文化が好きなので、そういう文化を身近に感じることができるという点で好きです。
Bさん: 観光客がいっぱいで、観光名所っていうイメージが強いです。
Cさん:おしゃれなイメージが強いです。京都に対して、金沢は小京都とも呼ばれているので少しライバル心を持っています(笑)。金沢も魅力的で負けていないと思いますが、それでも京都には憧れがあります。
Dさん:行ったことがないので、憶測ではありますが、お寺とかが多くて伝統文化が残っているようなイメージです。
Eさん:修学旅行で行ったことがあります。和菓子がとても好きなので、そういった文化が発達していそうな京都にまた行ってみたいです。また、大河ドラマをよく見るのですが、京都が登場するたびに「ここすごくいいな」と感じています。
森川:私も最初はみんなと同じようなイメージを持っていました。でも、実際に住んでみると京都はとても現代的で、さらに好きになりました。若者に人気のお店も多いし、様々な人やファッションに出会えるので、暮らしていて楽しいです。
Eさん:京都って文化的な側面と、都市的な側面がちゃんと融合しているのがすごいですよね。 僕は石川の雰囲気が好きなんですよ。京都にも同じものを感じて、すごくいいなと思います。
大学生になってしてみたいこと

大学生になってやってみたいことはありますか?
Bさん:一人暮らしをして、門限を気にせず遊べるだけ遊びたいです。旅行に行ったり、大学や家の近くを見て回ったりするのが楽しそうだなって思います。
Cさん:アルバイトをしてお金稼ぎたいです。自分の稼いだお金で好きな物を買って、 自由にいろいろなことをしたいです。
森川:どんなアルバイトがしたいですか?
Cさん:家庭教師をしてみたいです。
森川:家庭教師は時給も高いので周りにやっている人も多いですね。
京都だと、着物レンタルのお店でアルバイトをしている人がいたり、清水寺とかの観光地で観光案内をしたり、巫女さんのアルバイトをしている人もいます。京都だからこそできるアルバイトが多いのも魅力ですね。
進学先はどう決める?

これから本格的に受験勉強が始まっていくと思うんですけど、大学を選ぶうえで関西方面に進学するか関東方面に進学するかで大きく分かれると思うんです。皆さんはどのようにして進学先や地域を考えていますか?
Aさん:私は兄が関東にいるので、関東の方がいいかなと思っています。
Cさん:私は埼玉県出身で、金沢に来て金沢が好きになったので、金沢の大学に進学しようと思っています。
Eさん:僕は関西か関東かっていう方面は気にしていないです。出会いが人生を面白くすると思っているので、面白い人と出会いたいっていう想いがずっと自分の根底にあります。どこの大学に進学するかはまだ決めていないんですけど、京都で面白い人と出会えたらいいなと思っています。
齊藤:京都に来たら面白い人とたくさん出会えると思うよ!歩いているだけでいろいろな個性を持った人に出会えるし、インカレのサークルや部活に入れば、よりたくさん出会いがあって面白いと思います。
一人暮らしへの不安とリアル

一人暮らしでやってみたいことや不安なことありますか?
Eさん:不安しかないですね。(笑)
森川:それはどの部分で?
Eさん:一人でいろいろやらないといけないし、孤独な時間も生まれるかもしれないし…。 結構落ち込みやすい性格なので、ホームシックにならないか心配です。
Aさん:私もホームシックが心配だから、お兄ちゃんと二人暮らしする方がいいかなって思っています。
Dさん:僕は、実家では徹夜でゲームをしていても特に何も言われず、ゲーム環境も整っていて食事も用意されているので、実家での生活がいいなと感じています。自炊とか絶対にできないんですよ。お米も炊けないので…。
齊藤:私もその状態で一人暮らし始めたし、洗濯機の回し方も何も分からない状態で始めたけど、生きていけるよ。 包丁も調理実習以外で 2、3回触ったことがあるくらいだったけど、何とかなります。
Bさん:京都って家賃高いですか?
森川:私の住んでいる家は京都市内なので、ちょっと高いかなっていう印象はあります。京都市外だともうちょっと安いかな?住む場所によりますね。一人暮らしだとそんなに広くなくても生活していけますよ。
京都市内は家賃は少し高いと思うけど、その分徒歩や自転車で観光地や行きたいところに行けることがいいところだと思います。
大学でどんなこと学びたい?

大学の授業ではどんなことを学びたいですか?
Eさん:倫理や平和について学びたいです。人と話すことが好きなので、アクティブに動いたり、コミュニケーションしたりする授業に興味があります。何の科目学びたいかっていうのもそうですけど、どういう風に授業を選んでいけばいいかっていうのがとても悩みます。
森川:絶対に取らないといけない必修の授業もあるんですけど、基本は自分が取りたい授業を選びます。自分の学部に限らず、他の学部の授業を取ることもできるので、そういう授業を取ってみるのも面白いですよ。
Eさん:単位って本当に足りなかったら留年するんですか?
齊藤:留年します(笑)。でも、ちゃんと勉強して出席すれば大丈夫。 出席率が3分の 2以上求められる授業も、ちゃんと出席して試験対策をすれば、しっかり単位は取れるはずです。
Eさん:大丈夫かな。俺無理かも…。ちょっと心配になってきました。
齊藤:大学の成績はテストだけではなくて、出席やレポートで評価される授業も多いのでそのバランスを考えて履修を組むことが大事ですね。例えば、同じ日に難しそうなテスト科目の授業が偏らないようにレポートの授業を取ってみたり。
Eさん:めっちゃ戦略的ですね!
森川:それが単位を落とさないコツです!(笑)
高校生から逆質問!

空き時間は何をしていますか?
森川:私は授業の前後はアルバイトをすることが多いんですけど、土日は一人の時間ができるので散歩をすることが多いです。 歩くだけで楽しい発見がある京都がとても好きなんです。あとパン屋さんも好きなので、歩いて見つけたパン屋さんにフラっと入ることが好きです。京都はパンの消費量全国一位なんですよ!
Eさん:えー!一番“和“な街なのに!
齊藤:私は基本的に大学にいるときは、パソコン作業や他にやっている活動のタスクをしています。家にいたり丸一日休みの日は、韓国ドラマを見たりゲームをしたりカラオケをしたりします。本当にずっと趣味に没頭しています。
部活は何に入られていますか?
森川:私は京都学生広報部に 2年生の5月から入っているのと、京都の商店街で地域ボランティアをしています。
齊藤:私は広報部に1年の冬に入りました。あとは競技かるたやバドミントン、軽音、短歌会などいろいろ所属しています。もちろんサークルがすべてではないです。京都は学生に優しい街なので他にも自分でアンテナを張ればやりたいことは何でもできると思います。
京都の好きなところやいいところはどこですか?
齊藤:日常のいろんな瞬間が全部文化的で趣深いです。街並みもそうだし、歩いている人も全部絵になるので。その人たちの背景も考えてみると、外国人観光客を見たときに「京都に親しみを持ってきたんだろうな」って想像したり、ギターを持っている人だったら「何か京都で夢を叶えたくてやっているんだろうな」と思ったりもしますね。
それに京都の街はこんなに栄えていて人がたくさんいるのに、鴨川はとても星が綺麗に見えるのですごいなと思います。
森川:私も同感で、京都は都会だけど、たくさんの自然と隣り合わせで、生活している中でいろいろな発見ができるのが好きです。出会いがいっぱいある街だなと思います。感受性が日々育っていっている感じがしますね。
終わりに

泉丘高校の生徒会の方々へのインタビューを終えて、自分自身の高校生活を思い出すとともに、意欲やエネルギーに満ち溢れる高校生のみなさんにとても刺激をもらいました。自分の母校にこのような形でまた関わることができて嬉しかったです。
京都学生広報部では、京都の魅力はもちろん、これから充実した大学生活を送るヒントを発信しています。
自分の進路に悩んだり、大学生活に不安を感じたりすることも多々あると思います。そんな時はコトカレの記事を読んで、息抜きしてみてください。きっとみなさんのヒントになる記事が見つかると思います!
今回取材を快く引き受けてくださった金沢泉丘高校生徒会の皆さん、ありがとうございました。
(取材・文 京都府立大学 公共政策学部 森川綾子)
(取材 同志社大学 文化情報学部 齊藤夏帆)


