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【2026年最新版】大学生はAIをどう使ってる?21名に聞いたリアルな使い方

【2026年最新版】大学生はAIをどう使ってる?21名に聞いたリアルな使い方
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突然ですが、皆さんは普段AIツールを使っていますか?

「レポートの構成のヒントが欲しい……」「教授にメールを送りたいけど、敬語の使い方合っているかな?」このようなちょっとした困りごとを、AIを使って解決したことがある人も多いと思います。

ChatGPTの登場から約2年。いまや多くの大学生がAIツールを日常的に使う時代になりました。でも、「みんなどんな使い方をしているの?」「使いすぎていないかちょっと不安」と気になる人も少なくないはず。

そこで今回は、大学生21名にアンケートを実施!大学生のリアルなAIの使い方を調査してみました。

大学生のAI利用とは?半数以上が週3日以上使う時代に?!

まずは、大学生のAIツールの使用頻度から見ていきましょう!

なんと、回答者全員が何らかの形でAIツールを利用していることが判明!

さらに驚くべきは、半数以上が週に3日以上使用していることです。このことから、AIは大学生の日常に欠かせないツールになっていることが分かりますね。

週3日以上使っている人は、レポート課題が多い時期に頻繁に利用したり、就活の時期にエントリーシート作成で使ったりと、必要に応じて活用しているようです。

私自身も、最初はAIの使用に関して抵抗感があり、たまに使うくらいでしたが、レポートの構成相談や文章の言い換えに使うようになってから一気に使用頻度が上がりました。今ではほぼ毎日使っています。

一方で、月に数回程度しか使わない人も約10%いました。「本当に困ったときだけ」「基本は自分で考えたい」という慎重派もいることがわかります。

AI活用の具体的な場面:レポート作成から悩み相談まで

続いて、AIを使う具体的な場面を見てみましょう。(複数回答)

圧倒的1位はレポート・文章作成という結果に!

9割以上の学生がレポート作成にAIを活用していることが明らかになりました。大学生にとって、レポート課題は避けて通れないもの。AIは「レポートの相談相手」として定着していることが分かります。

また、意外と多かったのが「悩み相談」。
友人や家族に話すほどでもないことを、気軽に言葉にできる存在としてAIを使っている人もいるようです。

どのツールが人気?ChatGPTとGeminiの使い分け

どのAIツールを使っているのかも聞いてみました。

やはりChatGPTが大学生のスタンダードツールのようです!
「チャッピー」という愛称で呼ぶ学生も多く、親しみを持って使われていることが分かります。

~ツールの使い分け例~
「長文を書く時はGemini、単発で調べ物をしたい時や友達感覚で話したい、相談したい時はChatGPT、より高度な計画や表で出して欲しい時はClaudeを使用」
「文章や画像の生成はChatGPT、文章のファクトチェックにGeminiを使用」

一般的に、
ChatGPTは会話の自然さや文章生成、アイデア出しに強く、
Geminiは検索力や情報整理など調べ物との相性が良い、
CopilotはMicrosoft製品との連携を活かした作業補助、
Claudeは長文の読解や整理といったタスクを得意としています。

それぞれに強みがあるからこそ、目的に応じて使い分けることがAIをうまく活用するコツだと言えそうです。

現役大学生のAI活用パターン例を紹介!

ここからは、アンケートで集まった具体的な使い方をパターン別にご紹介します!

①文章作成・添削で使う

「まず自分の中の考えを断片的に話し、そこから他者でも理解しやすいようにまとめてもらっている」
この使い方、すごく便利ですよね。

私自身もよくやるのですが、自分の言葉でうまくまとめられないときに、思いついたことを箇条書きで投げるだけで読み手に伝わる形に整理してくれるところが助かっています。

他にも、
「英訳や先生に送るメールの添削」「敬語や言い回しが合っているかの確認」
など、文章のチェック役として活用している人が多数いました。
内容そのものは自分で考えつつ、表現の部分をAIに補ってもらう使い方が主流のようです。

②アイデア出し・構成のヒントに使う

「レポートの構成を一緒に考えてもらう」
レポートの構成に悩む人は多いですよね。そんな時、AIと対話しながらアイデアを膨らませていく使い方は思考を深める上で良い方法だと思います。

具体的には、
「書きたい内容を箇条書きで伝えて上手い具合にまとめてもらい、構成を参考にする」「自分の構想について客観的な視点を提供してもらう」
といった使い方が多くみられました。

この使い方をしている大学生が一番多いと思います。
AIに丸投げではなく、一緒に考える姿勢が、AIをうまく使っている学生に共通していました。

③問題解決・学習支援に使う

「分からない問題の解説をしてもらう」
分からない問題があったとき、友達や先生に聞く前にまずAIに聞いてみる。そんな使い方をしている学生も多いようです。
ただし、多くの人が意識しているのは、「答えをそのまま教えてもらうのではなく、考え方や解き方を説明してもらう」ということです。

私自身も、いきなり答えを聞くのではなく、「この考え方で合ってる?」と確認するような使い方をすることが多いです。

④日常生活で使う

アンケートで見つけた、ちょっと面白い使い方もご紹介します!

「友達と遊びに行くときに予算や条件を伝えて、ご飯屋さんの候補を挙げてもらう」
学業だけじゃない、日常生活でもAIは大活躍!

私は友達の誕生日プレゼントを選ぶときに、予算やその友達の好きなものを伝えてみたところ、自分では思いつかなかったアイデアをいくつも提案してもらえ、選ぶ時間すら楽しくなりました!

「ものづくり系の授業のスライドを作るときに、写真を送って改善点を聞く」
写真を送って客観的な意見をもらう、という使い方も!
第三者視点を手軽に得られるのは、AIならではの強みかもしれません。

【重要】大学でのルールは必ず確認しよう

これは気になる人も多いと思います。大学や授業でAI使用に関するルールはあるのでしょうか?

なんと、約7割の学生が「ルールがある」と回答!想像以上に、大学側もAI使用について対応を始めていることが分かります。
では、具体的にどんなルールがあるのか見てみましょう。

単位に関わる厳しい処分

「利用したら単位取得不可」
「使用が発覚したら剽窃(ひょうせつ)扱い」
「AIの文章をそのまま引用したら、その授業の単位の取得ができなくなるか、履修している授業の単位が全部なくなる」

全部なくなることも……!?それは怖すぎます。

具体的な禁止事項

「AIが作った文をそのままコピーするのは禁止」
「AIが生成した文章をそのままレポートや卒業論文などにすると不正行為となり、受験資格や単位が認められない」
「AIの生成物に他者の著作物が含まれていた場合、意図せずとも剽窃となる」

「意図せずとも剽窃」という点は重要ですね。AIが出した答えをそのまま使うと、知らないうちに誰かの文章をコピーしていることになる可能性があるということです。

一方で、こんな意見もありました。
「バレたら減点や0点になる授業はあるが、逆に使ってよりよくできるなら(まるまる考え方をもらうとかはダメ)いいよ、という授業もある」
すべての授業で禁止というわけではなく、使い方次第では認められている授業もあるようです。

失敗しないAI活用のポイント4選:マイルールから学ぶ

大学のルールとは別に、多くの学生が「自分なりの使い方のルール」を持っていることが印象的でした。ここでは、賢くAIを使いこなすための4つのポイントをご紹介します。

①「そのまま使わない」が基本

最も多かった意見が「AIの出力をそのまま使わない」という意識でした。

AIが作る文章は一見きれいでそれっぽく見えますが、そのまま提出すると剽窃や不正行為と判断されるリスクがあります。
また、他の人も似たような質問をしていれば、内容が被ってしまう可能性もあります。

多くの人が「AIはあくまで参考程度にする」「AIだけに左右されない」など、AIの出力をそのまま使うことの危険性を理解しており、自分なりのルールを決めているようです。

②ファクトチェックを徹底する

便利なAIですが、間違った情報をもっともらしく出してくる(ハルシネーション)こともあります。
特にレポートや発表資料など評価が関わる場面では、
・本当にその情報は正しいか
・出典は確認できるか
・自分の言葉で説明できるか
など、自分が納得して使える情報かどうかを一度立ち止まって確認することが重要です。

③個人情報は絶対に入力しない

これ、意外と忘れがちですがとても重要です!

名前、学籍番号、課題の詳細な内容など、個人が特定される情報は入力しないというルールを徹底している学生が多くいました。
AIとのやりとりはデータとして保存される可能性があるので、個人情報は絶対に入力しないようにしましょう。

④自分らしさを保つ工夫をする

AIを使っているからこそ、「自分の色が消えていないか」を意識している学生も多く見られました。

よく聞かれたのが、
AIにたたき台を出してもらう➝自分で修正・書き直し→もう一度AIに投げて整えてもらう
という往復型の使い方です。

実際に、「一度目の出力をそのまま使わない」「発案の部分は自分でやり、ブラッシュアップのためにAIを使うようにしている」といった声もあり、AIに任せきりにしない姿勢が、自分らしさを保つポイントになっているようです。

AIツールを賢く使いこなすために

今回の調査から見えてきたのは、多くの大学生が既にAIを賢く使いこなしている、ということでした。

「レポートの構成をAIと一緒に考える」「英文メールの添削をしてもらう」「自分の考えを整理する補助として使う」──これらは、AIの強みを活かしながら、自分の頭で考えることを放棄していない使い方だと言えます。

特に印象的だったのは、ほぼ全ての学生が自分なりのマイルールを持っていることです。大学のルールがあってもなくても、最終的には自分自身の判断が求められます。

大切なのは、AIを「考えることから逃げるための道具」ではなく、「考えるための補助ツール」として位置づけることです。
皆さんは、AIとどんな付き合い方をしていますか?ぜひ、自分なりのルールを見つけてみてください。

(京都女子大学 現代社会学部 竹原亜月)

この記事を書いた学生

竹原亜月

竹原亜月

京都女子大学 現代社会学部

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